なくらの冒険の書。

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主に漫画・アニメ・ゲームについて語るブログです。

ドラゴンボールZカカロットをクリアした感想。

先日ドラゴンボールZカカロットをストーリークリアしましたので、感想記事を書いていきます。

難易度は「ノーマル」で、クリア時間は60時間くらいでした。(クリア後のサブストーリークリアまで。追加DLCの範囲は含んでおりません)

 

全体の評価

まず全体的な評価なんですが、「ドラゴンボール好きならやっておいて損はない」と言える作品でした。

私的に満足度がかなり高いゲームです。

 

私がドラゴンボールのゲームでまともにプレイしたことあるのは、SFCの超武闘伝と、PS2ドラゴンボールZくらいしかありませんでした。

なので、カカロットのようにボタン操作の多いドラゴンボールのゲームをやるのは初めてだったため、最初は「??????」という状態でした。

しかし、ここはやってるうちに慣れてきます。大丈夫です。

 

次からはこのゲームの良い点、気になった点の紹介をしていきます。

 

良い点

ドラゴンワールドを自由に飛び回れる

まずは何と言ってもこれでしょう。

あのドラゴンボールの世界を、自由に飛び回ることが出来ちゃいます。

ここだけで100点満点中80点はポイントを稼いでいると言ってもいいでしょう。

 

原作を読むだけではイマイチ分からなかった町の配置も、このゲームをやればバッチリ分かっちゃいます。

個人的には悟空の家から西の都・カメハウス・サタンシティなどの位置関係が分かったのが嬉しかったです。

 

サブストーリーが充実している

メインストーリーとは直接関係のない、サブストーリーがちょいちょいあります。

(例)

・原作ではサイヤ人編以降、出番が無くなってしまったランチさんが登場する

・人造人間8号(ハッチャン)との再会

・18号とクリリンの関係の掘り下げがある

などなど、原作では描かれなかったストーリーが楽しめます。

 

魔人ブウ編後、ジングル村のスノちゃんとの再会があったのが特に嬉しかったですね。

幼なじみとの再会で、恋でも始まりそうな雰囲気にわたくし非常にドキドキしてしまいました(????)

 

原作の再現度が高い

原作のシーンの再現度が、かなり高いのが良かったです。

まるでアニメを見ているかのように楽しむことが出来ました。

 

ただ、再現度が高いだけに、逆に再現されていないところが目立ってしまっていて、そこは気になりました。(これについては後述します)

 

ソウルエンブレムでの会話

このゲームではメインストーリーやサブストーリーを進めていくと、関わりの深いキャラクターの「ソウルエンブレム」というアイテムがGETできます。

そのソウルエンブレムを「コミュニティボード」に貼り付けて、関わりが深いキャラ同士を隣接させるとボーナスが発生して、そのキャラクター同士の掛け合いを楽しむことができます。

(例:悟空・クリリンヤムチャのソウルエンブレムを並べてセットすると、「亀仙流の弟子たち」というボーナスが発生して、3人の掛け合いを聞くことができる)

私はこういうキャラ同士の掛け合いを見るのが大好きなので、これはかなり嬉しかったです。

 

悟飯・ピッコロといった王道な組み合わせから、ベジータ栽培マンチャオズ・セルといった、「!?」みたいな組み合わせも結構あります。

なんの繋がりのグループか分かるかな?

 

 

さて、ここまではゲームの良い点を中心に書いていきましたが、次は気になった点を書いていきたいと思います。

 

気になった点

原作シーンが再現されていない部分

尺の都合とか、とにかく大人の事情が絡んでいるのでしょう。

原作のシーンが完璧に再現されているわけではありませんでした。

完全体セルにファイナルフラッシュを撃つベジータも無ければ、ムキンクスもありません。

モデルを作るのが大変だったのか、ナメック星で死んだベジータを、悟空が埋葬する描写もありません。(※ここは台詞のみの再現になっていた)

 

迷シーンだと「まるで超サイヤ人のバーゲンセールだな…」はありますが、激突ブウブウバレーボールはありません。

原作再現されていないシーンを見ると「制作が大変だったんだろうな…」という謎目線で見てしまいました。

 

私が特に違和感を覚えたのは、セルゲームでのベジータの行動です。

セルにトランクスを殺される→ベジータが怒り狂い、セルに特攻→返り討ちに遭い、悟飯を負傷させてしまう

↑こちらが原作の流れなんですが、カカロットでは

 

セルにトランクスを殺される→ベジータは怒り狂い、セルに特攻→返り討ちに遭い、そのままダウン→悟飯VSセルの闘いが始まる→まともに動けない状態のベジータが再びセルに気功波を放つ→ベジータにとどめを刺すべく、セルがベジータに攻撃→悟飯がベジータを庇い、負傷する

こんな流れになっています。

原作では特攻した流れで悟飯にケガをさせてしまっていましたが、カカロットでは1度ダウンしているため、ワンクッション置いています。

 

既にまともに動けないような状態で攻撃をして、悟飯と闘っているセルの注意をわざわざ自分に向けて、その上悟飯を負傷させてしまうって…

トランクスが殺されて頭に血が上っていたのは分かりますが、一拍置いた事で「ベジータのバカヤロー」感が増してしまっているように見えます。

ここはもう少し何とかならなかったのでしょうか。

 

バグが多い

私が遊んだのはSwitch版だったのですが、とにかく進行バグ?が多かったです。

本来イベントシーンが流れるはずのところなのに、なぜか自由行動時間扱いになって「あの……ストーリーの続きは?????」となることが何度かありました。

 

1番ひどかったのは魔人ブウ編で、ブウがゴテンクス&ピッコロを吸収し、アルティメット悟飯がやられそうになった直後のことです。

なんの説明も無しに、何故かベジット自由行動時間が始まりました。

こんな状態で出てこられても「ベジットって誰だよ……」って感じだし、ストーリーが進まなくなったし本当にひどかったです。(※原作は読んでるので、もちろんベジットのことは知ってます)

ちなみにこちらのバグは、1度セーブをして、そのデータをロードすれば進行するようになります。

 

あと、Switch版に限っての話かは分かりませんが、本編クリア後に西の都エリアに居ると、5分もせずにアプリが落ちてしまう不具合が何度も起きました。

お陰でクリア後の西の都エリアのサブストーリーが回収できません。

早く修正していただきたいです。

(■追記

 2024/2/21のアップデートにて、修正されたようです)

 

まとめ

原作再現やバグで気になるところはありましたが、最初にも書いたようにドラゴンワールドを飛び回れるのが楽しいゲームです。

なので、「ドラゴンボールファンはやっとけ」と言える作品だと思います!

 

今回は本編の範囲のみでの感想でしたが、そのうち有料DLCの感想も書きたいと思います。

その時まで、バイバイ!ドラゴンワールド!

 

 

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