なくらの冒険の書。

なくらの冒険の書。

主に漫画・アニメ・ゲームについて語るブログです。

久しぶりにドラクエ4をクリアした感想。

先日スマホ版のドラクエ4をクリアしましたので、感想を書いていこうと思います。

6章までプレイして、クリア時間は30時間。主人公のレベルは52でした。

 

スマホ版の良い点、悪い点

スマホなので、いつでもどこでもプレイ出来るのが良かったです。

しかし、ドラクエ6の感想にも書いたように、中断セーブが出来ないところがあるのが少々つらかったです。(※建物内にある部屋が上昇したり下降したりするような、スイッチによって構造が変わるようなダンジョンだと、中断セーブが出来ないようになっています)

6に比べて4はそういうギミックのあるダンジョンが少なめなので、6よりはマシでしたが、ときどきそういうダンジョンに当たると、セーブが出来なくて困りました。

 

また、スマホ版の4は井戸から出た時に、指を放してから移動開始しようとすると、井戸をのぞきこんだ扱いになってしまって、また井戸の中に入ってしまう……ということが何度かありました。

私のように、マップを移動したあとに指を放す癖がある人は注意が必要です。

 

ストーリーの感想

ドラクエ4は第1章から第5章までの物語で出来ており(PS版以降は第6章まであり)、それぞれの章で違ったキャラクターを操作するといった、オムニバス形式が採用されています。

私は初めてドラクエ4をプレイした時、こんな風にバラバラのエピソードからなるゲームだということを一切知らずにプレイしていたため、第5章でこれまで育てて来たメンバーが集結した時には非常に感動しました。

 

1番スタートが遅いのが主人公なので、仲間と合流しても主人公のほうがレベルが低い、といったような場面もありました。

勇者と言えばやっぱり強い!カッコいい!頼りになる!というイメージがありますが、4の主人公はスタートが遅いこともあって、最初は仲間の足を引っ張るような感じで始まります。

そんな主人公もラスボスに挑むころには、他のメンバーとレベルが並んでいて、すっかり勇者っぽくなる成長型主人公感が、ゲーム上で表現されていて面白いと思います。

ベホイミの習得がミネアより早かったりなど、そういった場面でも「やはり天才か…」という感じが出ていて良いですね。

 

第6章について

オリジナルのファミコン版には無かった、PS版以降に足された第6章について。

この追加要素は要るのか要らないのか論争ですが、私は要らないと思っている派です。

 

理由はやはり、

ピサロ加入は必要なのか?

・主人公が生き返らせたのがシンシアではなく、ロザリーなのは何故?

というところが気になるからです。

 

ピサロはルビーの涙を目当てにロザリーを付け狙う人間に嫌気がさして、よっしゃ人間滅ぼしたろ!という動機で魔族の王となったキャラクターです。

その過程でいろんな町を襲ったり、主人公の住む村も滅ぼしたりしていました。

 

金目的でロザリーを襲っていた人間はひどいと思うし、ピサロの境遇に同情できる部分もあるのですが、やはり無関係な人にまで危害を加えていたことは許せません。

そもそも私は「ラスボスに悲しき過去…」とか言われても「そんなの関係ねえだろ」と思っているタイプなので、ピサロにそこまで入れ込むことが出来ないんですよね。

イケメン無罪にしても限度があると思います。

 

なので、6章は無いほうがお話としてはきれいだったんじゃないかなあ、と思っています。

 

エンディングについて

上に書いた「生き返らせたのがシンシアじゃないのは何で?」という話に繋がるのですが、ドラクエ4のエンディングでは、目の前に突然現れたシンシアと主人公が抱き合う場面があります。

このシンシアについて、生き返ったvs幻だったという論争があるかと思いますが、私は夢(まぼろし)だった派です。

 

まず生き返った派のご意見を聞くと、「マスタードラゴンに生き返らせてもらった」という説が有力なようですが、私からすると「それにしてはサービス精神が足りていないだろう」と思うからです。

まずマスタードラゴンが主人公にしたことと言うと、主人公の父親を雷で殺害し、母親は天空城に匿い、しかも主人公に自分が母親であることを告げることは許さない、といったご様子でした。

その上でマスタードラゴンは、主人公に魔王討伐を依頼してきました。

グラディオ「お前何様だよ」

 

そして主人公が過ごしていた村はというと、幼なじみのシンシアだけでなく、主人公の育ての親や、他にも主人公に良くしてくれる村人がたくさん居ました。

それなのに、「サービスで生き返らせちゃうよ!」という対象がシンシアだけというのは、あまりにもケチじゃないですか?

ひょっとしたらエンディングに映っていないだけで、そのあと他の村人も生き返らせてくれたのかもしれませんが…

主人公の功績を考えたら、村をまるごと蘇らせてくれてもよかったんじゃないでしょうか。そこまではムリなんでしょうか。マスタードラゴンって意外と大したことないな…

 

以上の理由と、最初にエンディングを見た時、腰を下ろした主人公が目を閉じて眠ったように見えたので(※これは改めて見たらちょっと苦しいな、と思ったけど)、私は「主人公がみた夢」説を推します。

 

まとめ

今なお根強い人気の高いキャラクターを生み出した、名作オブ名作です。

特にアリーナのキラーピアスは、最終的に2連続でかいしんの一撃を出すほどの威力を持っており、さすがに強すぎました。今でも語られるわけですね。

 

そんなドラクエ4のキャラクターですが、12月1日発売のドラゴンクエストモンスターズ3で登場するみたいです。

ドラクエ4をやっておけば、モンスターズ3をより楽しむことが出来ますよ!たぶん!

ドラクエ4ファミコン、プレステ1、DS、スマホといろいろなハードで遊べますので、ぜひご自身に合ったハードで遊んでみてください!