先日FF10が20周年を迎えました。
それを記念して(?)10年ぶりくらいにFF10をクリアしましたので、感想を書いていきたいと思います。
ちなみにSwitchのFF10とFF10-2がセットになった、HDリマスター版でプレイしました。
クリア時間は40時間ほどでした。
ストーリーが泣ける
FF10といえば、やはりストーリーが良いですね。
私がFF10を1番プレイしていたのが小学校~中学校の頃だったので、ストーリーは今でも9割くらい覚えていました。
しかし、ストーリーを知っていても、やっぱり泣ける!
以前プレイした時は、感動はしても泣くことはありませんでした。が、最近は涙腺が緩くなったのか、ボロボロ泣いてしまいました(笑)
あと、自分が大きくなって、ストーリーの理解がより深まったことも大きいですね。
ユウナが遺言を残したスフィアで、結構はっきりティーダに告白していたのが分かったりで、ビックリしました。
ユウナはそんな自分の気持ちに蓋をして、シーモアと結婚するだとかそういうやり取りをしていたのかと思うと…(´;ω;`)
ティーダのモノローグは、ザナルカンド遺跡にたどり着いたティーダが回想しているものだったとか、FF10はだんだん「そういうことだったのか!」と謎が解けていく、魅せ方が上手いですね。
久しぶりにプレイして、改めてそう思いました。
キャラクターの印象について
まあ久々にプレイしたので、メインキャラの印象でも書いていこうと思います。
・ティーダ
作中(というかジェクト)からは「泣き虫」扱いを受けていますが、スピラとかいうよく分からん世界にいきなり飛ばされて、独りぼっちになったらそら誰だって泣くわ。
分からないなりに、ちゃんと自分で考えて前に進んでいったティーダは偉いと思う。
親父のことが嫌いって言ってる割に、しっかりブリッツの選手になってたり、親父の影響を受けまくってるのがかわいいですね。
ガッツポーズの動きがまったく一緒だったり、そっくり親子なんだ、実は。
あと「ユウナを死なせない」って決意するのはいいけど、それで自分が消えてどうするんだよ!
ザナルカンドを案内するんじゃなかったのかよ!
ユウナにはもう、ティーダが居ない世界なんて考えられないんだよ!
「シンの居ない世界」で、お前がユウナのそばに居ないとダメなんだよ!!
とか、本人たち以上に感情的になってしまったり。
いやまあ、ふつうにFF10の終わり方は好きなんだけどね(笑)
このちょっとモヤモヤ感が残るエンディングも、やはりFF10の魅力なのでしょう。
・ユウナ
実は10-2のユウナのほうが好きだったりする(笑)
というのも、10のユウナは自分のことそっちのけで、スピラ(世界)のみんなのことを考えてばかり。
明るいニュースを作りたくて、自分の気持ちを無視しながらシーモアと結婚するのも悪くないかな、ってそれはなんか違うだろう!と。
それじゃあ、ユウナの幸せはどうなるんだよ!
10-2のユウナは「自分がやりたいこと」を中心に、スピラを平和にしたいと行動しているので、ユウナの本質は変わっていないけど、やっぱり大きな違いだと思います。
もっと自分のことを考えて行動してくれ!
・ワッカ
好き嫌いが分かれるキャラみたいだけど、私は好きです。
ワッカさんは「スピラの一般人代表」のキャラクターなんですよね。
機械やアルベドを嫌ったり、エボンの教えに従順だったり、私たちの目には変に映る部分も、スピラではワッカさんの反応のほうが「普通」なんです。
お陰でリュックとバチバチする場面もありましたが、最終的にアルベドのお頭であるシドに「何も知らないで毛嫌いしてすみませんでした!」って謝れるワッカさんは凄いと思う。
もしワッカさんが頭の固いジジイだったら、こんなシーンは生まれなかったことでしょう。
・ルールー
22歳にして既に2度のガードの経験があるとか、個人的には結構謎な設定でした。
今改めてプレイしてみて、もしかしてユウナが召喚士になるのを少しでも遅らせるために、ガードをやってたのかな、とか考えました。
あとは、もしユウナが召喚士になったとしても、ちゃんとユウナを守れるように実力を付けておきたかった、とか…
どちらにしても、きっとユウナのために、過去にもガードをやっていたんでしょうね。
・キマリ
ネタにされがちだけど、ストーリー中にカッコいいシーンは結構あったりする。
ネタにしている人はぜひ再プレイして、キマリを再評価してあげてくれ。
だからと言って、人気投票でキマリに投票するかと言われたら、投票はしないんだけどさ(コラ
エンディングで、アーロンさんが消える直前に、キマリの胸をドンッてするシーンが好きです。
・アーロン
以前プレイしていた時は、特になんとも思ってなかったんだけど(コラ
若アーロンの魅力がありすぎる。これは人気出るわ。
若アーロンの25歳とか、当時はものすごく大人だと思ってたんだけど、実際自分がその年齢に追いついてみると、全然大人なんかじゃないということが分かりました。
ジェクトとブラスカとの約束を律義に守ったり、すごく義理堅い方でしたね。
あと今見ると、現アーロンは結構ジェクトの影響を受けているのが分かって、見ていて面白かったです。
・リュック
大体リュックが言ってることは正しい。15歳でこれはすごい。
「アルベドだから」っていうのもあるんだろうけど、エボンの教えは本当に正しいのかだとか、ちゃんと自分で考えられるリュックは偉い。
ストーリー後半で「ユウナを死なせない方法」を考えるようになるリュックだけど、そんなリュックが「シンは歌を聞けば大人しくなるかもしれない」っていう方法を思いつくのがいいですね。
ティーダとリュックのやり取りは、兄妹みたいでかわいかったです。
ダーク召喚獣…要る?
HDリマスター版をプレイするのは初めてだったので、ウワサ程度にしか知らなかったダーク召喚獣に今回初めて挑みました。
最初に出会ったのは、ダーク召喚獣の中では1番弱いというヴァルファーレ。
飛空艇入手直後にさっそく会ってみたら、99999ダメージで当然のようにワンパン死。
強いとは聞いていたけど、まさかここまでとは…
あまりの強さに、笑うことしかできませんでした。
しかも、ヘレティック・ヴァルファーレが出てくるのはビサイド村の入り口。
お陰でジェクトのスフィアの回収に行けません。
あの……ダーク召喚獣って、要る?
一応飛空艇入手前ならダーク召喚獣は出てこないみたいだけど、わざわざマカラーニャの森からビサイド村まで徒歩で帰るプレイヤーはあまり居ないだろう…。
なんでこんなところで出現させちゃったんですかね……
まとめ
「全ファイナルファンタジー大投票」で第1位に輝いたFF10。
今改めてプレイしても、やっぱりストーリーが素晴らしいし、本当に良いゲームだと思います。
ランダムエンカウントなのが今やると、ちょっと煩わしく思う部分もありましたが、最後まで楽しくプレイすることができました!
「FF10はやったことない」という人にも、ぜひぜひプレイしていただきたい作品です!
今回プレイしたのがFF10-2もセットになっているやつなので、10-2もそのうち久々にプレイしようと思います!