(※今回の記事は評価がキツめですので、閲覧にはご注意ください。)
ライトニングリターンズとは。
・いわゆるFF13-3。シリーズ完結作。
・ライトニングさんのコスプレを楽しむゲーム
・食べちゃうにゃん
こんなイメージだった私ですが、本日このゲームをクリアしましたので、感想を書いていきたいと思います。
正直なところFF13-2がクソつまらなかったので、本作はプレイしようか迷った部分もあったのですが、まあ、せっかくここまでやったんだし…ってことでプレイすることにしました。
…で、クリアしたわけなんですが、正直私はこのゲームにあまりハマれませんでした。
以下はその理由を書いていきたいと思います。
その1 ストーリーが面白くない
まあ、FF13シリーズなんだし、何を今さら?って気もするんですが、やっぱりストーリーは面白くなかったです。
まずライトニングリターンズの舞台はと言いますと、
なんか世界の時が500年も止まって、おまけに新たな命が誕生しなくなってしまったんだとか。
で、なんか知らんけどあと数日で世界が崩壊しちゃう、と。
その崩壊する日までの時間をちょっとでも稼ぐために、ライトニングさんは「解放者」となって、困ってる人をお助けする旅をすることになった、と。
……はあ。
まあ、なんとなくの世界設定は分かりましたが、あまりにも唐突に感じて
これFF13の世界でやる必要ある?とか、
これをライトニングさんにやらせる意味は?だとかを思わずにはいられませんでした。
全く別の新しいゲームでやってもよかったんじゃない?
で、このゲームにはメインシナリオが5つあるんですが、クリアした今となっては
「このメインシナリオ別にあってもなくても良かったんちゃう?」
と思えてしまうくらい内容が薄い。
ていうか13-2から思ってたけど、脚本の人絶対サッズとドッジの扱いに困ってるだろ。
そんなメインシナリオを終わらせた後は、主にサイドクエストをこなしてステータスを上げていくことになります。
そのサイドクエストというのが
依頼者がなにやら困っている
→ライトニングさんが親身になって聞いてあげる
→ライトニングさんがなんとかする
→依頼者にお礼を言われる
→ライトニングさんが謎ポエムを言い放って、ステータスが上昇して終了。
こんな流れです。
…ライトニングさんってこんなキャラだったっけ?
FF13をクリアしたのが結構前のことなのであまり自信はないのですが、そのへんのモブキャラに親身になって話を聞いているライトニングさんに、ものすごく違和感がありました。…こんなキャラだっけ?
まあ、このへんは「解放者の使命だから~」で分からんでもないのですが、最後に謎ポエムを言う必要は……??
プレイ時間の8割くらい?がこのサイドクエストが占めていると思うのですが、そもそも依頼者のバックストーリーとか別に興味なかったので、面白いと思えませんでした。
どうせなら既存キャラを掘り下げてくれ…
その2 ライトニングさんのことをそんなに好きでもなかった
一番上にも書いたように、このゲームは、ライトニングさんがコスプレをするゲームです。
衣装をチェンジすることで、ライトニングさんの能力が変わる、みたいな。
ジョブとか、10-2のドレスフィアとかの衣装見るの好きだし、ここは楽しめるかな?と思っていたのですが、特に楽しめませんでした。
水着とか、踊り子っぽいのとか、いろいろ過激な衣装もあったりするんですが、ライトニングさんに着せても特に「楽しい」という感情はなかった。
ここまでFF13、13-2とやってきたけど、そういえばライトニングさんのことは別に好きでも嫌いでもなかった。
あと、途中で「ミコッテの服」という衣装が手に入るんですが、これを着た状態で戦闘に勝利すると、
猫耳としっぽをつけたライトニングさんが、
勝利のファンファーレ共にセクシーポーズを見せてくれます。
そんなライトニングさんは正直見たくなかった…。
その3 戦闘システムにハマれなかった
今回ゲームを始めてみて最初に思ったのは、
「敵の攻撃が結構痛い」ということ。
13シリーズは難易度高めなところがあったし、そのせいかな?
と最初は思っていたのですが、やっていくうちに、ノックアウトの重要性と共に気付きました。
ガードの重要性を。
私はここでちょっと「うわ…っ」と思いました。
そう、ガードがめちゃ重要なんです。このゲーム。
ガードがうまくできるかどうかで、ノックアウトできる確率が全然変わってきます。
コマンドRPGでありながら、アクションを求められるわけですね。
アクションRPGもちょいちょいやってはいるんですが、突然ですが、ここで私の基本ゲームスタイルを紹介したいと思います。
まずFF13なんですが、これは
ラッシュアサルト(ATK+BLA+BLA)で軽く敵にジャブを入れて、
トライディザスター(BLA+BLA+BLA)で一気にチェーンを溜めて、ブレイクしたら
ケルベロス(ATK+ATK+ATK)で一気に攻める
…みたいな戦い方をやっていました。超ゴリ押し。
13-2も大体こんな感じで乗り切りました。
次にモンスターハンターでのプレイスタイル。
私は大剣(ガードできる武器)を装備していようが、99%ガードではなく回避で処理します。
ここでライトニングリターンズの話に戻ります。
つまり「ガード」というのは、私の普段のゲームプレイではあまりしない行為なんですね。
敵の動きをよく見て、タイミングよくガードして…。
やってくうちにちょっとは上手くなったけど、なんか、アクションRPGっていうよりも、格ゲーの動きを求められている感じがした…。
格ゲーは、スト2やバーチャをチラっとだけ触ったことある程度の私にはちょっと…
ゴリ押しで通せないから、ちょっともどかしかった。
いや、もちろんガードがうまく決まった瞬間なんかは楽しいし、一撃で瀕死級のダメージを与えてくる攻撃を、ガードで上手くさばけるか~とかの敵とのやり取りは楽しいんだけど、
ずっとやり続けるにはなんか……疲れた。
この戦闘システム好きな人は、多分格ゲーも好きな人なんだと思う(偏見)
別に私も好きか嫌いかで言ったら、好きなんだけどね。
長時間やり続けるのがキツかっただけで。
まとめ
ここまで色々と書いてきましたが、FF13の世界もいい感じに完結できたんじゃないかな?と思います。
(ノエルとユールに関しては、エンディングでついでのように処理されていて、正直笑いましたが…)
エンディングはまあまあ好きな終わり方だったので、システム面やストーリーにあまり抵抗が無い人は、是非ライトニングリターンズまでプレイしてみて欲しいですかね~。
私は13シリーズの中なら13が一番好きかな、って感じです。
結構好みが分かれるシリーズなので、正直オススメはしにくいですが…。
まあ、今なら中古とかで安く手に入ると思いますので、興味ある方は…やってみてね……
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