なくらの冒険の書。

なくらの冒険の書。

主に漫画・アニメ・ゲームについて語るブログです。

スターオーシャンEXを見た感想。第11話「発明少女」

sonicx861.hatenablog.com

 

スターオーシャンEXの感想会、第11回目です。

前回は海の魔物退治という、アニメオリジナル展開が描かれました。

 

今回は

ラクール大陸上陸~リンガ

が描かれます。

 

原作ゲーム的に言うと、リンガはラクール大陸の一番奥の町なので、今回はかなり進んだかのように見えます。

しかし、アニメ(と漫画版)だと、リンガは港町となっており、ラクール大陸の玄関口にお引っ越ししてます。

アディオス、ヒルトン…

 

 

というわけで、今回はほぼリンガのお話が描かれます。

今回も雑に見ていきましょう。

 

Aパート

前回魔物退治を済ませたので、ようやく船に乗ることのできた4人。

どうやらディアスとは別れたようですね。

一緒に行けばいいのに…。どうせラクールでまた会うんだから

アシュトンはエル大陸に向かうと勘違いしていましたが、実際に向かっているのはラクール大陸です。

なんでも、ソーサリーグローブの影響で、今は直にエル大陸に向かう船がないんだとか。なるほどね。

 

アシュトンは樽に夢中になっていて、旅の目的を聞いていなかったみたいです。

彼いわく「樽なくして僕たちの生活は成り立たない」だそうです。はあ。

そんなことを言ってる間に、ラクール大陸のリンガの町にたどり着きました。

 

 

このリンガには大きな大学があるんだとか。

ここなら古文書の解読してくれる人がいるかもしれない、ってことです。

それ前にも聞いたような気がするんですが、何度も解説してくれるセリーヌさん。

途中から見始めた視聴者にも親切ですね。

 

 

と、そこに「こら待て~!」とウェルチ少女の声が。

見ると、ポニーテールの少女が丸い物体を追いかけて、こちらに向かってきます。

その少女は勢い余って転んでしまいましたが、クロードが抱きとめました。かっこE。

少女も「絵本で見た王子様みたい!」とクロードに一目惚れです。

 

そして「名前はプリシス。誕生石はアメジスト

婚約指輪のサイズは5号で~す」と自己紹介を始めました。

プリシスファンは是非覚えておきましょう。

指輪のサイズとかよく知らないですけど、女性の平均は8~10号とからしいです。

プリシス指ちっちゃ!

ちなみにアニメのプリシスは、今ではSOでお約束キャラになったウェルチ・ビンヤードと同じ、半場友恵さんが演じていらっしゃいます。

 

そんなこと言ってる間に「丸い物体が行ってしまった」とセリーヌが言うと、プリシスは再び丸い物体を追いかけて、どこかに行ってしまいました。

 

 

「結構かわいかったじゃない」とクロードを茶化すセリーヌ

アシュトンは「うん、かわいかったなあ…」と言いながら、プリシスが走って行ったほうを見つめていました。

そんなことをしている間に、アシュトンはいつの間にか1人取り残されていました。

セリーヌは大学へ、クロードとレナは宿屋を探しに行ったんですね。

 

取り残されたアシュトンは、なんか空からヒラヒラ落ちてきたものを掴みました。

空から落ちてきたのはリボン。

上を見ると、リボンの持ち主と思われる少女が、2階の窓からこちらを見下ろしていました。

 

 

アシュトンは、リボンを届けに女の子の家に。

女の子は「エラノール」と言いました。

原作ゲームだとハーリーにいる女の子なんですが、アニメ(と漫画版)だとリンガにお引っ越ししています。

 

「リボンが飛ばされなくてよかったね」とアシュトンは言いますが、エラノールの返事は、どこかぎこちないです。

「そんなことより、外の世界のことを教えて」とエラノール。

ここでエラノールの母がやって来て、娘は病気で外に出ることができず、外の世界への興味でいっぱいだということを教えてくれました。

 

そういうことなら、とアシュトンが紹介した外の世界の物は、やっぱり樽でした。嗚呼…

「各地の樽を見られるのが旅の醍醐味」だそうです。

アシュトンが旅をしている理由って、これなんだろうか…

 

 

エラノールも呆れていましたが、ここで新たな来客が。

アシュトンも先ほど出会ったプリシスです。

尚、プリシスはアシュトンのことを覚えていませんでした。

まあ、チラっと見たかどうかも怪しかったしね…

 

プリシスはアシュトンには構わず、エラノールの元に行き、

「さっきすっごくカッコいい人に会ってね~!

 プロポーズされちゃった~!!」とはしゃぎ始めました。

え……そんな話でしたっけ……?????

 

 

まあそんなこんなで、エラノールの家を出るアシュトン&プリシス。

プリシスは毎日遊びに行って、お話してるんだとか。ええ子や…

2人は「早く良くなるといいね~」と話していましたが、ふと振り返ると、また窓の外を眺めているエラノールが居ました。

そしてエラノールは、先ほどアシュトンが拾ったリボンを、窓から飛ばしてしまいました。

 

 

「お気に入りのリボンだって言ってたのに…。今度は見つからないな」とアシュトン。

しかし、プリシスは「見つからなくなんかないもん!」

と言い、リボンが飛んで行ったほうに駆け出しました。

アシュトンもプリシスの後に続きました。

 

リボンは屋根の高いところに引っ掛かっていました。

アシュトンはあれじゃ取れっこない、と諦めかけていたところ、

「天才美少女のプリシスに不可能はない!」

と、プリシスは背中から、マジックハンドのようなパンチを出しました。

しかしプリシスがそれで掴めたのは、屋根そのもの。

逆にプリシスが屋根の上に行ってしまったりで、大騒動。

そうこうしている間に、リボンはまたどこかに飛んで行ってしまいました。

 

 

一方その頃クロードとレナは。

宿屋がどこもいっぱいだったので、キャンプしようか~とほのぼのしてました。

そこでクロードは、走り回ってるアシュトン&プリシスを見かけましたが、彼らはリボンに夢中で、クロードたちには気付きませんでした。

 

リボンはというと、大きな川の向こうまで飛ばされてしまいました。

ここで回り込んで川を渡ると、大幅なロスになってしまいます。

そうだ、とアシュトンはウルルンに川を凍らせてもらうことに。

ウルルンのブレスを受けた川は、たちまち凍りついていきました。

 

それを見たプリシスは

「一体どういう発明なの?」とウルルンに興味津々。

ウルルンをぐいぐい引っ張りますが、当然アシュトンからは取れません。

ここで痛がっているところを見ると、引っ張られるとアシュトンもふつうに痛いみたいですね。

そんなことよりリボン!と2人は凍った川の上を駆け出しましたが、今度は完全にリボンを見失ってしまうのでした…。

 

と、ここまでがAパートです。

 

Bパート

リンゴを買い求める、エラノール母からスタートです。

せめて食べ物だけでも好きなものを、と探していましたが、どこも売り切れだったのです。

困り果てていると、そこにレナが現れ、

「よかったらどうぞ」と手に持っていたリンゴをエラノール母に手渡すのでした。やさC。

 

 

その頃アシュトン&プリシスは、見失ったリボンを探すべく、時計台の上から町を見回していました。

「もう見つからないだろうし、新しいのを買ってあげよう」とアシュトンは言いますが、

「あのリボンじゃなきゃダメ!」とプリシスは諦めようとしません。

 

「どうしてそんなにあのリボンに拘るの?」

アシュトンがそう聞いたところで、プリシスが「見つけた!」と声を上げました。

リボンは町の奥の山道を走る、馬車の荷台に引っ掛かっていたのです。

 

 

急いで時計台を降りて、馬車の元へ走り出す2人。

とはいえ、2人がいるのは町のど真ん中。

町の奥を走る馬車を追いかけるだなんて、間に合うわけがありません。

またしても諦めムードのアシュトンですが、ここでプリシスが追いかけていた、まんまるボディの物体が2人の前を横切りました。

 

プリシスはその「無人くん」を捕まえて、大改造を始めました。

少し間を置いて出来上がったのは、ターボ付きのキックボード。

無人くんの口?の「1」が「2」に変わっていたりします。かわいい。

でもこれ、どう考えてもオーバーテクノロジーだろ…

アニメ的演出だとしても、改造があまりにも早すぎるし…

クロードがのちに、プリシスに地球留学に勧めるわけですね…

 

 

プリシス&アシュトンは出来上がったボードに乗り、あっという間に馬車の真後ろに。

プリシスはなんとか手を伸ばし、ようやくリボンをGET。

やった!と思ったはいいけれど、2人が進む先には崖がありました。

そのまま2人は、ボードごと崖からまっ逆さまに落ちていきました。あーあ。

 

そこはお約束ってことで、アシュトンが下敷きになっていたお陰で、プリシスには傷1つありませんでした。

プリシスファンの皆さま、安心してください。

 

 

2人が落ちた先には、花畑が広がっていました。

別に2人が死んだとかではないです。

そこの花を一輪摘み、やっと手に入れたリボンを見つめるプリシス。

そんなプリシスに見とれる男・アシュトン。

スターオーシャンEXで見られるのは、クロレナだけではないです。

アシュプリファンの皆さま、安心してください。

 

 

そんなわけでエラノール宅に戻ってきた2人。

部屋に入るなり、プリシスは

「どうしてわざとリボンを飛ばしたりしたの!?」

と詰め寄ります。

エラノールは、

「自分の病気はもう治らない。だから、代わりにお気に入りのリボンに外を見てもらうことにした。」

と言います。嗚呼…

 

それに対し、

「バカァ!」と、プリシスは一喝。

「どうしてエラノールが最初に諦めるの!?

 エラノールが自分で外を見ないと!

 何度リボンを飛ばしても、絶対に探すから!!」

泣きながら必死にエラノールを説得するプリシス。かわいい。

そして花畑で摘んだ花を渡しながら、

「元気になったら、一緒にお花畑に行こう」

と約束するのでした。いい友情だぁ…

 

 

エラノール宅を後にした2人。

そこでクロード&レナ&セリーヌと合流しました。

残念ながら、セリーヌは古文書の解読ができる学者は見つからなかった、とのこと。

プリシスに「分かりそうな人を知らないか」と聞くと、彼女いわく「町で1番物知りな人」のところに案内してもらえることになりました。

 

 

プリシスが案内したのは薬局。

「ボーマン先生ぇ~!!」とプリシスが何度も名前を呼ぶと、中から1人の男性が現れました。

プリシスだけでなく、ボーマンも登場するのは第11話です。覚えておいてください。

ちなみにEXのボーマンの声は松本保典さんです。

TOAのガイ様とか、ハガレンのハボック(1期)とか、今だとサザエさんのノリスケおじさんとかが伝わりやすいのかな、と思います。

 

さっそくセリーヌはボーマンに古文書を渡しましたが、ボーマンはチラッと見ただけで、古文書を返してしまいました。

専門外でちんぷんかんぷん、自分は薬専門とのこと。

薬屋さんだもんね…

 

と、ここでエラノール母が、慌ててボーマンの元にやってきました。

なんでも、エラノールの容態が悪化したとのことです。

え、えらいこっちゃ…

 

 

すぐにボーマンとクロード一行は、エラノールの元へ。

エラノールは昏睡状態に入り、かなり危険な状態でした。

ボーマンは、エラノール母とプリシスを部屋に残し、クロード達に

「エラノールの命はもう長くない」ということと、

「メトークスという薬草があれば、なんとかなるかもしれない」

ということを教えてくれました。

 

しかし、その薬草が生えている「リンガの聖地」は、ソーサリーグローブの影響で魔物のすみかになっており、常人ではとても近づくことができない、危険な場所になっているとのことです。

 

 

それでも「行きます!」と最初に決意したのは、アシュトンでした。

「あの子に外の世界を見せてあげたいんだ!」とのこと。

あ、アシュトン…。あんた男だよ…

しかもこの時のBGMは、キメBGMの「青い戦士」です。

主役交代かな…

 

クロードたちがリンガの聖地に行くことを決めたところで、エラノール母が「プリシスがいない」と慌てた様子でやって来ました。

どうやらプリシスに話を聞かれてしまったようで、彼女は今、1人でリンガの聖地に向かっていたのです!

 

リンガの聖地へ向かいながら、

「きっと薬草を採って帰る」とエラノールに誓うプリシス!

エラノール、そしてプリシスの運命や如何に!?

 

と、ここまでで第11話は終了です。

 

 

これは漫画版の記事にも書いたのですが、

・エラノールイベントに必要なアシュトン(レナ編)とボーマン(クロード編)

・本編の薬草採取イベント

これらの要素を、リンガをお引っ越しすることで

うまくMIXさせたアレンジは、本当にお見事だと思います。

東まゆみ先生、しゅごい…

 

次回予告

今回の予告担当はプリシスです。

1人リンガの聖地にやってきたプリシスですが、さっそく大ピンチなご様子です。

いそげ、アシュトン!がんばれ、アシュトン!

 

ということで、次回はリンガの聖地編です!

それでは次回もお楽しみに!!

 

sonicx861.hatenablog.com