スターオーシャンEXの感想会、第11回目です。
前回は海の魔物退治という、アニメオリジナル展開が描かれました。
今回は
ラクール大陸上陸~リンガ
が描かれます。
原作ゲーム的に言うと、リンガはラクール大陸の一番奥の町なので、今回はかなり進んだかのように見えます。
しかし、アニメ(と漫画版)だと、リンガは港町となっており、ラクール大陸の玄関口にお引っ越ししてます。
アディオス、ヒルトン…
というわけで、今回はほぼリンガのお話が描かれます。
今回も雑に見ていきましょう。
Aパート
前回魔物退治を済ませたので、ようやく船に乗ることのできた4人。
どうやらディアスとは別れたようですね。
一緒に行けばいいのに…。どうせラクールでまた会うんだから
アシュトンはエル大陸に向かうと勘違いしていましたが、実際に向かっているのはラクール大陸です。
なんでも、ソーサリーグローブの影響で、今は直にエル大陸に向かう船がないんだとか。なるほどね。
アシュトンは樽に夢中になっていて、旅の目的を聞いていなかったみたいです。
彼いわく「樽なくして僕たちの生活は成り立たない」だそうです。はあ。
そんなことを言ってる間に、ラクール大陸のリンガの町にたどり着きました。
このリンガには大きな大学があるんだとか。
ここなら古文書の解読してくれる人がいるかもしれない、ってことです。
それ前にも聞いたような気がするんですが、何度も解説してくれるセリーヌさん。
途中から見始めた視聴者にも親切ですね。
と、そこに「こら待て~!」とウェルチ少女の声が。
見ると、ポニーテールの少女が丸い物体を追いかけて、こちらに向かってきます。
その少女は勢い余って転んでしまいましたが、クロードが抱きとめました。かっこE。
少女も「絵本で見た王子様みたい!」とクロードに一目惚れです。
そして「名前はプリシス。誕生石はアメジスト。
婚約指輪のサイズは5号で~す」と自己紹介を始めました。
プリシスファンは是非覚えておきましょう。
指輪のサイズとかよく知らないですけど、女性の平均は8~10号とからしいです。
プリシス指ちっちゃ!
ちなみにアニメのプリシスは、今ではSOでお約束キャラになったウェルチ・ビンヤードと同じ、半場友恵さんが演じていらっしゃいます。
そんなこと言ってる間に「丸い物体が行ってしまった」とセリーヌが言うと、プリシスは再び丸い物体を追いかけて、どこかに行ってしまいました。
「結構かわいかったじゃない」とクロードを茶化すセリーヌ。
アシュトンは「うん、かわいかったなあ…」と言いながら、プリシスが走って行ったほうを見つめていました。
そんなことをしている間に、アシュトンはいつの間にか1人取り残されていました。
セリーヌは大学へ、クロードとレナは宿屋を探しに行ったんですね。
取り残されたアシュトンは、なんか空からヒラヒラ落ちてきたものを掴みました。
空から落ちてきたのはリボン。
上を見ると、リボンの持ち主と思われる少女が、2階の窓からこちらを見下ろしていました。
アシュトンは、リボンを届けに女の子の家に。
女の子は「エラノール」と言いました。
原作ゲームだとハーリーにいる女の子なんですが、アニメ(と漫画版)だとリンガにお引っ越ししています。
「リボンが飛ばされなくてよかったね」とアシュトンは言いますが、エラノールの返事は、どこかぎこちないです。
「そんなことより、外の世界のことを教えて」とエラノール。
ここでエラノールの母がやって来て、娘は病気で外に出ることができず、外の世界への興味でいっぱいだということを教えてくれました。
そういうことなら、とアシュトンが紹介した外の世界の物は、やっぱり樽でした。嗚呼…
「各地の樽を見られるのが旅の醍醐味」だそうです。
アシュトンが旅をしている理由って、これなんだろうか…
エラノールも呆れていましたが、ここで新たな来客が。
アシュトンも先ほど出会ったプリシスです。
尚、プリシスはアシュトンのことを覚えていませんでした。
まあ、チラっと見たかどうかも怪しかったしね…
プリシスはアシュトンには構わず、エラノールの元に行き、
「さっきすっごくカッコいい人に会ってね~!
プロポーズされちゃった~!!」とはしゃぎ始めました。
え……そんな話でしたっけ……?????
まあそんなこんなで、エラノールの家を出るアシュトン&プリシス。
プリシスは毎日遊びに行って、お話してるんだとか。ええ子や…
2人は「早く良くなるといいね~」と話していましたが、ふと振り返ると、また窓の外を眺めているエラノールが居ました。
そしてエラノールは、先ほどアシュトンが拾ったリボンを、窓から飛ばしてしまいました。
「お気に入りのリボンだって言ってたのに…。今度は見つからないな」とアシュトン。
しかし、プリシスは「見つからなくなんかないもん!」
と言い、リボンが飛んで行ったほうに駆け出しました。
アシュトンもプリシスの後に続きました。
リボンは屋根の高いところに引っ掛かっていました。
アシュトンはあれじゃ取れっこない、と諦めかけていたところ、
「天才美少女のプリシスに不可能はない!」
と、プリシスは背中から、マジックハンドのようなパンチを出しました。
しかしプリシスがそれで掴めたのは、屋根そのもの。
逆にプリシスが屋根の上に行ってしまったりで、大騒動。
そうこうしている間に、リボンはまたどこかに飛んで行ってしまいました。
一方その頃クロードとレナは。
宿屋がどこもいっぱいだったので、キャンプしようか~とほのぼのしてました。
そこでクロードは、走り回ってるアシュトン&プリシスを見かけましたが、彼らはリボンに夢中で、クロードたちには気付きませんでした。
リボンはというと、大きな川の向こうまで飛ばされてしまいました。
ここで回り込んで川を渡ると、大幅なロスになってしまいます。
そうだ、とアシュトンはウルルンに川を凍らせてもらうことに。
ウルルンのブレスを受けた川は、たちまち凍りついていきました。
それを見たプリシスは
「一体どういう発明なの?」とウルルンに興味津々。
ウルルンをぐいぐい引っ張りますが、当然アシュトンからは取れません。
ここで痛がっているところを見ると、引っ張られるとアシュトンもふつうに痛いみたいですね。
そんなことよりリボン!と2人は凍った川の上を駆け出しましたが、今度は完全にリボンを見失ってしまうのでした…。
と、ここまでがAパートです。
Bパート
リンゴを買い求める、エラノール母からスタートです。
せめて食べ物だけでも好きなものを、と探していましたが、どこも売り切れだったのです。
困り果てていると、そこにレナが現れ、
「よかったらどうぞ」と手に持っていたリンゴをエラノール母に手渡すのでした。やさC。
その頃アシュトン&プリシスは、見失ったリボンを探すべく、時計台の上から町を見回していました。
「もう見つからないだろうし、新しいのを買ってあげよう」とアシュトンは言いますが、
「あのリボンじゃなきゃダメ!」とプリシスは諦めようとしません。
「どうしてそんなにあのリボンに拘るの?」
アシュトンがそう聞いたところで、プリシスが「見つけた!」と声を上げました。
リボンは町の奥の山道を走る、馬車の荷台に引っ掛かっていたのです。
急いで時計台を降りて、馬車の元へ走り出す2人。
とはいえ、2人がいるのは町のど真ん中。
町の奥を走る馬車を追いかけるだなんて、間に合うわけがありません。
またしても諦めムードのアシュトンですが、ここでプリシスが追いかけていた、まんまるボディの物体が2人の前を横切りました。
プリシスはその「無人くん」を捕まえて、大改造を始めました。
少し間を置いて出来上がったのは、ターボ付きのキックボード。
無人くんの口?の「1」が「2」に変わっていたりします。かわいい。
でもこれ、どう考えてもオーバーテクノロジーだろ…
アニメ的演出だとしても、改造があまりにも早すぎるし…
クロードがのちに、プリシスに地球留学に勧めるわけですね…
プリシス&アシュトンは出来上がったボードに乗り、あっという間に馬車の真後ろに。
プリシスはなんとか手を伸ばし、ようやくリボンをGET。
やった!と思ったはいいけれど、2人が進む先には崖がありました。
そのまま2人は、ボードごと崖からまっ逆さまに落ちていきました。あーあ。
そこはお約束ってことで、アシュトンが下敷きになっていたお陰で、プリシスには傷1つありませんでした。
プリシスファンの皆さま、安心してください。
2人が落ちた先には、花畑が広がっていました。
別に2人が死んだとかではないです。
そこの花を一輪摘み、やっと手に入れたリボンを見つめるプリシス。
そんなプリシスに見とれる男・アシュトン。
スターオーシャンEXで見られるのは、クロレナだけではないです。
アシュプリファンの皆さま、安心してください。
そんなわけでエラノール宅に戻ってきた2人。
部屋に入るなり、プリシスは
「どうしてわざとリボンを飛ばしたりしたの!?」
と詰め寄ります。
エラノールは、
「自分の病気はもう治らない。だから、代わりにお気に入りのリボンに外を見てもらうことにした。」
と言います。嗚呼…
それに対し、
「バカァ!」と、プリシスは一喝。
「どうしてエラノールが最初に諦めるの!?
エラノールが自分で外を見ないと!
何度リボンを飛ばしても、絶対に探すから!!」
泣きながら必死にエラノールを説得するプリシス。かわいい。
そして花畑で摘んだ花を渡しながら、
「元気になったら、一緒にお花畑に行こう」
と約束するのでした。いい友情だぁ…
エラノール宅を後にした2人。
そこでクロード&レナ&セリーヌと合流しました。
残念ながら、セリーヌは古文書の解読ができる学者は見つからなかった、とのこと。
プリシスに「分かりそうな人を知らないか」と聞くと、彼女いわく「町で1番物知りな人」のところに案内してもらえることになりました。
プリシスが案内したのは薬局。
「ボーマン先生ぇ~!!」とプリシスが何度も名前を呼ぶと、中から1人の男性が現れました。
プリシスだけでなく、ボーマンも登場するのは第11話です。覚えておいてください。
ちなみにEXのボーマンの声は松本保典さんです。
TOAのガイ様とか、ハガレンのハボック(1期)とか、今だとサザエさんのノリスケおじさんとかが伝わりやすいのかな、と思います。
さっそくセリーヌはボーマンに古文書を渡しましたが、ボーマンはチラッと見ただけで、古文書を返してしまいました。
専門外でちんぷんかんぷん、自分は薬専門とのこと。
薬屋さんだもんね…
と、ここでエラノール母が、慌ててボーマンの元にやってきました。
なんでも、エラノールの容態が悪化したとのことです。
え、えらいこっちゃ…
すぐにボーマンとクロード一行は、エラノールの元へ。
エラノールは昏睡状態に入り、かなり危険な状態でした。
ボーマンは、エラノール母とプリシスを部屋に残し、クロード達に
「エラノールの命はもう長くない」ということと、
「メトークスという薬草があれば、なんとかなるかもしれない」
ということを教えてくれました。
しかし、その薬草が生えている「リンガの聖地」は、ソーサリーグローブの影響で魔物のすみかになっており、常人ではとても近づくことができない、危険な場所になっているとのことです。
それでも「行きます!」と最初に決意したのは、アシュトンでした。
「あの子に外の世界を見せてあげたいんだ!」とのこと。
あ、アシュトン…。あんた男だよ…
しかもこの時のBGMは、キメBGMの「青い戦士」です。
主役交代かな…
クロードたちがリンガの聖地に行くことを決めたところで、エラノール母が「プリシスがいない」と慌てた様子でやって来ました。
どうやらプリシスに話を聞かれてしまったようで、彼女は今、1人でリンガの聖地に向かっていたのです!
リンガの聖地へ向かいながら、
「きっと薬草を採って帰る」とエラノールに誓うプリシス!
エラノール、そしてプリシスの運命や如何に!?
と、ここまでで第11話は終了です。
これは漫画版の記事にも書いたのですが、
・エラノールイベントに必要なアシュトン(レナ編)とボーマン(クロード編)
・本編の薬草採取イベント
これらの要素を、リンガをお引っ越しすることで
うまくMIXさせたアレンジは、本当にお見事だと思います。
東まゆみ先生、しゅごい…
次回予告
今回の予告担当はプリシスです。
1人リンガの聖地にやってきたプリシスですが、さっそく大ピンチなご様子です。
いそげ、アシュトン!がんばれ、アシュトン!
ということで、次回はリンガの聖地編です!
それでは次回もお楽しみに!!
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