スターオーシャンEXを見た感想。第10話「幽霊船」

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スターオーシャンEXの感想会、第10回目です。
前回は港町ハーリーにやってきた4人が描かれました。

今回は
ハーリー～ラクール間の海の魔物退治
というアニメオリジナル回が繰り広げられます。
では、今回も雑に見ていこうと思います。

Aパート

今回は1人砂漠を歩くディアスからスタートです。
ディアスが歩いていると、行き倒れているおじいさんを見つけました。
ディアスは砂漠から少し離れたところに、おじいさんを運んであげました。やさC。

目を覚ましたおじいさんは
「老いぼれの最後の頼みだ」
と言いながら、ディアスに赤い玉を渡しました。
ディアスは「必ず持ち主の元に返す」と言い、それを聞いた老人は、静かに息をひきとりました。

一方その頃クロードは、どこかの島のモンスター退治をしておりました。
モンスターたちは海藻の塊のような見た目で、金銀財宝を盗むような奴らでした。
クロードがそのうちの一体を倒すと、外見の海藻が取れて、中から人間が出てきました。
モンスターだと思っていたのは、海藻を被った人間だったわけですね。

逃がしてしまったモンスター（人間）の仲間を探すべく、クロードが周りを見渡すと、なんか半透明の浮いている女性がいました。
その女性は何も言葉を発さず、クロードのすぐ横を飛んでいきました。
お、おばけだぁ…
クロードはその幽霊の後を追いかけることにしました。

幽霊を追いかけていると、彼女は洞窟の中に入っていきました。
そしてクロードもその中へ。
洞窟の奥には、立派な船がありました。
幽霊の女性を乗せたその船は、次第に消えていきました。
ゆ、幽霊船だぁ…

クロードは仲間のいるハーリーに戻り、調べ物をすることに。
ここまでクロードはずっと1人で行動していましたが、その間レナたちは一体どこにいたんだろう…
という視聴者のツッコミを受けながら、クロードはとある書物から、自分が見たのと同じ船を発見。
あの幽霊船は「シー・バレリス号」といって、70年前に沈んだ船だそうです。
その船の船主像は、クロードが見た女性にそっくりでした。

そしてクロードは、先ほど倒したモンスターのフリをしていた人に、聞き込みをすることに。
どうやら彼は、海賊だったようです。
その海賊は「海藻をかぶっていたのなんて覚えてない」と言いました。
そう言われても、この海賊騒動をなんとかしないことにはラクール大陸に行くことができません。
クロードは海賊のアジトを聞き出して、そこを叩きに行くことにしました。

そうして一行はボロ船に乗って、海賊のアジトがある島へ。
島まであともう少しといったところで、風が止んで、船が止まってしまいました。
オマケに、巨大なタコのようなモンスターまで出てきました。
その巨大なタコは足を振り上げ、クロードたちが乗る船を破壊してしまいました！
そうして一行は、海に投げ出されてしまうのでした―――

と、ここまででAパートが終了です。

Bパート

Bパートは、クロードに起こされるレナからスタートです。
2人はモンスターによって海に落ちた後、海賊のアジトがある島に、流れ着いていたようです。ラッキー！
しかし、周りにはセリーヌとアシュトンがいません。
どうやらはぐれてしまったようです。

その時、島の山のてっぺんから、七色の光が見えました。
その光はすぐに消えてしまいましたが、何かありそうです。
2人は、先ほど光ったところまで行くことにしました。

2人が進んでいくと、洞窟と、そこに入っていく海藻人間を見つけました。
どうやらあそこが、海賊のアジトのようです。
そして、海賊の中に捕まっているセリーヌも見つけました。
ちなみにこの海賊のアジトには、例のチンピラ3人組も居ました。
どうやら海賊の飯炊きに、ジョブチェンジしたようです。

セリーヌを救出すべく、クロードとレナは海賊のアジトの中へ。
奥に進むと、ロープで吊り下げられているセリーヌがいました。
クロードが助けに向かおうとすると、後ろから海賊が現れ、今度はレナが捕まってしまいました。
「武器を捨てろ」という海賊の命令に、大人しく従うクロード。
と、ここで

「やれやれ、見てられないな」と言いながら
子安ディアスが現れました。なんか腕組みしてます。
いやいやいやいや、今あなたの妹分さんがピンチなんですけど…もう少し慌てていただいても……

ディアスの助けもあり、レナとセリーヌの解放に成功。
そこで何やら、洞窟全体が揺れ始めました。地震です。
とりあえず4人は洞窟の外に出ることに。

4人が洞窟の外に出ると、先ほど七色の光が放たれていた山から、その山をぶち破って巨大なタコが現れました。
さっき、クロード達の船を破壊した奴です。
そのタコの口の中には、金銀財宝がたくさん入っていました。
どうやら財宝は、あのタコの食料みたいです。
海賊たちは、巨大タコに操られて、金目のものを盗みまくっていたのです。

と、そこで海賊のアジトから海賊の親玉が登場。
セリーヌが「紋章術で倒す」と言いますが、
クロードが「彼らは操られているだけだからダメだ！」と制止しました。かっこE。
見れば巨大タコの額に、いつもの魔石が引っ付いています。
きっと、あれを破壊すれば…！

クロードが海賊の親玉を押さえ込んでいるうちに、ディアスが見事にタコの攻撃を回避しつつ、魔石にヒビを入れました！
お陰でクロードが戦っていた親玉も、正気を取り戻しました。

そしてディアスの「クロード！いくぞ」という声を合図に、ついに決まりました、W空破斬！
クロード＆ディアスのW空破斬が見られるのは、第10話です。
これだけは覚えておきましょう。
2人の空破斬で、完全に巨大タコを撃破しました！やったね！

戦闘のドサクサに紛れて、持てるだけの財宝を持って、トンズラしようとしていたチンピラ3人組。
しかし、そこをセリーヌに見つかり、サンダーボルトを食らってしまうのでした。
あーあ。

とりあえず騒動が一段落したので、ディアスが何故ここに居るのかを話してくれました。
冒頭で老人にもらった、赤い玉を届けにここまでやって来たとのことです。
シー・バレリス号は、70年前に起こった反乱が原因で沈んだんだそうです。
そして、その際に船から財宝、つまりディアスが持っている赤い真珠を盗んだのが、冒頭に出てきた老人だったそうです。
盗んだものの、罪の意識から真珠を処分することもできず、自分の寿命が近いことを悟って、老人は持ち主に返すことを決めた、とのことでした。

そんなわけで、クロードはディアスを、幽霊船を見かけた場所に案内することに。
ちょうどその辺りの海上に来ると、ディアスはそっと、赤い真珠を海の中に落としました。

すると、クロードが見たあの女性が、再び現れました。
彼女の耳には、先ほどの真珠がイヤリングとなって付いています。
女性はクロードとディアスの間を通り抜けると、2人の背後にあった幽霊船のほうへ。
そして、女性を乗せた幽霊船、シー・バレリス号は消えていきました。
無事に成仏できたみたいですね。よかった、よかった。

と、そこで「私たち、何か忘れてません？」と、セリーヌ。
そういえば船から放り出されて以来、アシュトンの姿を1度も見ていません。
そのアシュトンはというと、タルの中に入って海をさ迷っていました。
「誰か助けてよ～！！」
という安定のアシュトンオチで、第10話は終了です。

今回も、完全にアニメオリジナル回が繰り広げられました。
やっぱり「この尺を使えば原作通りのストーリーできたんじゃない？」
と思わずにはいられませんが、10話の見どころはなんといっても、W空破斬ですね。
恐らくこのために第10話はあったのでしょう（それ言いすぎ