今回の記事では、SO5の主要キャラたちの印象をまとめてみました。
めちゃくちゃボロクソに書いたので、
SO5キャラが好きな人は絶対に見ないでください。
また、見てしまったとしても苦情は受け付けません。
よろしくお願いします。
それぞれキャラの第一印象→最終的な印象という形式で書いていきます。
フィデル
シリーズ初の大人びた主人公
→他の主要キャラに台詞を取られてばかりの空気主人公
全員揃って移動するゲームシステムの都合上かは分かりませんが、他の仲間が揃って会話している中でもハブられることが珍しくないぼっち主人公です。
今までのナンバリングでは、仲間たちが会話しているところに主人公が割り込んで絡んでいく形式でしたが、フィデルはただ聞いてるだけが多い。
お陰でコミュ障ぼっちにしか見えません。
ストーリー中もミキに台詞を取られてばかり。本編でフィデルの魅力がイマイチ伝わってこなかったです。
急にリリアリリア言い出すし、リリアも急にフィデルに懐くし…。なんでやねん。
フィデルのキャラクター付けをプレイヤーにゆだねられるからです。
たとえば、ピーマンが好きか嫌いか。歌が上手いか下手か。お酒が飲めるか飲めないか。
そういうのをプレイヤーが決めることになります。
いや、なんで?私がプレイしているのは恋愛シミュレーションゲームだったの??
それくらいのキャラ付けはそちらさんで決めておいてくれ。
ゲームクリア(トロコン)までやってもフィデルのキャラクターがつかめませんでした。
ミキ
幼馴染の妹系ヒロイン
→主人公の台詞を奪うことでしか存在意義を見出せない女(しかも最終的に空気)
ミキってフィデルの台詞取り過ぎじゃね?
気になって注目してみると、中盤あたりまでフィデルの台詞を奪いまくっているのが分かります。
そして終盤ではリリアの保護者ポジがフィデルに確定した上、呪印術のサポートもアンヌとフィオーレが行うため、完全にポジションを失っています。
そのことに気が付くと、ミキが居ないバージョンのリリアENDを見ると何故か笑えてきます。
そもそもミキは強引にフィデルの旅になんかついてきた子です。
宇宙に行ったらフェイクリードには戻ってこれないかもしれない~といたタイミングでも
「当然ついて行くに決まってるでしょ」
とか言ってきますが、こっちはおまえに支えられた覚えはないし、そんな当然は知らない。
ダリルとーちゃんが亡くなるシーンも
「そういう時はゴメンじゃなくてありがとうだよ」
というシラけるおなみだちょうだいシーンに変えてくるし、むしろ置いていきたかった。
ぶっちゃけミキは居なくてもSO5のストーリーは成立すると思います。
そんな奴がヒロインでいいのか…。
あとこれは完全に個人的な感想なのですが、乙女心アピールがいちいち鬱陶しかった印象。
しょっちゅう「こういう時は女の子にはね~」といったように、フィデルを諭しますが、多分コイツが一番乙女心を理解していないです。
「俺乙女心バッチリわかってるからw」という人が彼女の台詞を書いたんだろうなあ、という感じがします。(※妄想)
あと彼女はフィデルとひとつ屋根の下で生活しているのですが、私の読解力が悪いせいなのか、そのことが中盤のPAを見るまで分からなかった。
(それまでは近所の幼馴染だと思っていました)
ミキのPAで「食べる以外の趣味が欲しい」と言われて
「作るのも趣味にしてみたら?」と返すと
「作るのも趣味ですー!大体フィデル兄のごはん今まで誰が作ってきたと思ってるの!?」
と言ってキレられます。
いや、そんなこと言われても私は知らないし…。
フィデルの義妹設定をもうちょっと上手く扱えてたら全然印象は違ったんだろうなあ。
主人公の義妹兼幼馴染というおいしいポジションなのに、どうしてここまで残念なキャラになってしまったのでしょうか。
「フィデル兄」呼びをやめて「フィデル」と呼ぶようになるシーンはふつうに好きなので、このシーンの前後をしっかり固めてほしかったです。
ヴィクトル
ディアスとかアルベルみたいなポジションの人?
→別に特に怖いイメージとかは無い機械オンチのおじちゃん
ヴィクトルは比較的マイナスイメージはないです。
が、機械オンチに意外と子どもっぽい・占いやジンクスを信じまくるなどの面が強すぎて
「一見怖い人だけれど、実はかわいいところもある」というキャラクターの
「一見怖い人」という点が死んでしまっているように見えます。やりすぎ。
リリアあたりが「おじちゃん怖い」という台詞が何度かありますが、こちら的にはそのたびに「?」マークが浮かびました。
(怖い人というキャラクターが死んでいるから)
後述のアンヌさんもそうですが、こう見えて実は意外と~みたいなキャラクターの
バランスはもうちょっと考えて取り入れてほしかったです。
ヴィクトルさんの本編中の印象は「フィデルに甘いなあ」ということ。
エイタロン壊滅にミキを連れていくことを結構すぐに許可したり、バリバリの戦場でフィオーレを探すことを許可するし(後にしろよと思う)、それからもフィデルたちをふつうに戦争に参加させます。なぜ。
「隊長は一体なにを考えているのでしょうか?」という至極当然のリアクションを取っている、ハナさんへの好感度がメキメキと上がっていきました。
ヴィクトルさんのPAで納得いかなかったのは、
「無人島で2人きりになるとしたら、誰と行くか?」という質問。
選択肢はミキ・フィオーレ・アンヌの三択です。
ここで問題なのが、ヴィクトルはこの質問を、恋愛的な意味で聞いているのか、生存率的な意味で聞いているのかという点です。
ヴィクトルのキャラクターを考えると後者のように思えますが、ここでプライベートアクションのタイトルが目に入りました。
なんと「フィデルへの質問 恋愛編」とあります。
びっくり。恋愛的な意味で聞いているようです。
「じゃあミキかな」と思ってそのように返答したら
「私はアンヌ殿がいいと思うぞ。彼女の持つ箱は凄いからな!」と返ってきました。
は?
やっぱり恋愛的な意味じゃなかったじゃねーか!!
このPAのタイトル考えた奴マジで許さんからな。
そんでもってヴィクトルに合わせて、今度は「アンヌ」と答えてみると、
「私も彼女がいいと思うぞ!箱がすごいからな!」と、
なんとアンヌさんではなく、箱しか評価してません。ひどすぎる。
マジレスすると、私はフィオーレさんと組むのが、一番生存率が高いと思います。
フィオーレ
やべー格好したねーちゃん
→付き合ったら一番めんどくさそうな女
印象的にはこんな感じですが、フィオーレさんのイメージは比較的マシです(それヴィクトルの時も言った)
本編だと「やたらとコネを振りかざすのは恥ずかしいけれど、
変なプライドが邪魔をするのは子どもな証拠。もっと大人になりなさい」
みたいな台詞が好きです。素直に「ほー」と思った。
SO5のキャラは「自分が望んだ答え」を返さないと怒るキャラばっか、という印象なのですが、
(これまでのナンバリングだと、たとえ自分と違う考え方でも「そういう考え方もあるんだ~」って聞き入れてくれた印象)
フィオーレが一番それが現れていたように感じます。
なんでおまえらの考えに合わせて選択肢を選ばないとならないんだ?
私がやりたいのは「恋愛シミュレーションゲーム」ではなくて、
「スターオーシャンのプライベートアクション」なんだが?????
SO5のプライベートアクションはそういうところが壊滅的に自分と合わなかったと思います。
フィオーレは腐女子っぽいフシがちょいちょい見られます。
例:「好みのタイプは?」と聞かれて「特に女性のタイプはない」と答えると
「女性"は"いないんだ~。ふ~ん…」という
「わかってます、わかってますから!」みたいな台詞が返って来る。
少々過剰反応のように思いますが、現実でも腐女子って大体こんな感じですかね(失礼じゃないか?)
散々引っ張っといて最後まで出てこなかった「あの人」って結局なんだったんだ…
エマーソン
一見チャラそうに見えて、やる時はやるおじさん
→同上
突然ですが、私がSO5のキャラで一番好きなのはエマーソンです。
ていうか、消去法でそうなる。
エマーソンは最初から最後までキャラを守り通したのが大きいですね。
ヴィクトルやアンヌのようにキャラがとっ散らかってるSO5キャラの中で、エマーソンは唯一と言ってもいいくらいキャラが一貫してます。
やる時はやるおじさん、というやりつくされたようなキャラなんですが、他のキャラが酷すぎて一番輝いて見えます。
素直にそういうキャラ作りでいいんだよ、そういうので。
エマーソンの問題のシーンといえば、リリアを自殺に追い込んだ例の台詞なのですが、私の中ではそんなに大きなマイナスポイントにはなっていないです。
というのも、脚本の人がリリアの飛び降りに繋ぎたくて
無理矢理エマーソンに言わせただけだべ?
ぶっちゃけ脚本の力量不足としか思えませんでした。
エマーソンはただの被害者でしょう。(※個人の印象です)
エマーソンのPAで一番納得がいかなかったのが
「ミキとリリア。どちらかしか救えないとしたら、どちらを選ぶ?」というもの。
ここで「ミキ」と答えると
「イジワルな質問をして悪かった。でも選ばなきゃならない場面はあるからな~」
という返答で終了します。が、「リリア」と答えると上の台詞に合わせて
「咄嗟に子どもを選べるのは良い判断だ」とまさかのベタ褒めです。
ミキを選んだ後にリリアを選んだので、まるで「リリアを選んだほうが正解」と言われているみたいです。
言いたいことはまあ分かるんだけど、ミキを選んだ時とそこまで差をつけなくても…
最近会ったばかりのよく知らん子どもより、幼いころから一緒の幼馴染のほうを優先しただけななのに、不正解と言われたみたいで、なんだかなあって感じだった。
アンヌ
頼りになりそうな年上のねーちゃん
→知的(笑)な美人
イリアさんやミラージュさんのようなポジションかと思いきや、とんでもないポンコツキャラです。
こう見えてカワイイもの好きだったり家事全般が不得意だったりオバケが苦手だったり…。
「知的に見せかけてカワイイところもある」というキャラにしたかったのは分かるのですが、属性を盛り過ぎです。
アンヌが一番キャラがケンカしているように感じます。
演じる声優さんがかわいそうとまで思った。
その知的なキャラを本編中でアピールする時にはいつも
「私としたことが…!」と言ってミスを誤魔化しています。
「いつもの力が出せれば…!」っておまえはク〇ムゾンか?
そもそも「私としたことが…!」とか言われても私はふだんのアンタの姿を知らんし。
リリアについていた発信機を取って踏みつぶして
「今度はミスしません!(キリッ」と言ってのける場面がありますが、
ここ、お前が発信機を壊したせいですぐに敵に見つかったんじゃないか?
脚本の人はアンヌをどうしたいのでしょうか。
やっと知的アピールをしたと思ったら周りに「さすがアンヌだ」「さすがペトリシアニだ」と言ってもらわないとアピールができない模様。
実際アンヌの説明は簡潔で分かりやすかったり、やってることは凄かったりするのですが、周りのコメントがあまりにもワンパターンです。ひどい。
しかもアンヌの上位互換とも言えるドラクロアさんも居ます。
「知的な美人」とは一体なんだったのか…。
ラストバトルでも「アルマ将軍のバリアは一体なんなんだ!?」というエマーソンの問いに
「そんなの…分かるわけない!」
と言ってぶん投げます。自分で知的キャラを捨てるな。
それこそイリアさんやミラージュさんがこういう台詞を返して来たら絶望感も出ますが、アンヌさんにこんなことを言われても笑いしか出ません。
未開惑星保護条約を破る決断をするのはアンヌさんだったりと、たまに良いシーンはあったので、彼女ももったいないなあ、と思うキャラです。
リリア
SOには珍しいロリキャラ
→この子がヒロインでよかったのでは?
リリア発表時には
「SOに足りないのはロリということにようやく気付いたか…やれやれ…」
と思ったもんですが、SOのロリ代表となるにはもう少しパンチが欲しかったな~と思うキャラクター。
最終的にミキを放っておいてヒロインポジまでのし上がります。
あれ?ミキって必要?
リリアは人工生命体ということが終盤明らかになりますが、12歳の女の子姿をしているのは研究者の趣味なんでしょうか?
しかも12歳にしては言動が幼すぎるし。研究者の趣味が全開ですね。(せやろか
ストーリーだと全編通して周囲のキャラに「リリアリリア」言われまくります。
私は別にロリコンじゃなかったので、みんなしてリリアに入れ込みまくるのに違和感しかなかった。
なんとフィデルたちだけでなく、敵であるパヴィヌまで「リリアリリア」言ってきます。
いや、さすがにそれはおかしいやろ。
「ガキ」とか「小娘」とか言えばよくない?
なに大事そうに「リリア」って呼んでるんだ…。
プロジェクトコード「RIRIA」とかいう設定ならまだ分かるんだが、そういうわけでもないんでしょ…?
敵サイドはリリアを物扱いするような奴で統一してほしかった。
パヴィヌまで「リリアリリア」言うのはぶっちゃけ気持ち悪かったです。
リリアは「子どものわりにわがままを言わない。物分かりが良すぎる」
といったキャラクターです。それは育ての両親とようやく再会したシーンでも表れています。
父「突然だけどリリア。私たちはお前と一緒にはいられないんだ」
リリア「え?どうして!?」
~2秒後~
リリア「うん…。わかった…。」
いや、さすがに物分かりが良すぎるだろう。
そこはもうちょっとわがまま言っとけ。
ロリキャラという点をもう少しうまいこと活かしてほしかったなあ。
ウェルチ
今回はスーツじゃないのか~(ガッカリ
→は?
第一印象がマイナス→最終的に更にマイナスという最もひどいと思うキャラクター。
突然ですが、私がSOキャラで一番好きなキャラクターはウェルチです。
1~4、どのウェルチも好きです。
そんな私から言わせてもらうと、5のウェルチには「ふざけるな」と言いたい。
ウェルチがふざける→主人公怒る といったように、主人公らと絡むことによって輝くキャラクターです。
が、5にはそれが無い。
ウェルチが一番輝く場を奪われてしまったのです。
まあ、100歩譲ってそこはよしとしよう。が、
・主人公に無理矢理クエストを押し付ける。
・急に取ってつけたようなツンデレ要素を披露する。
(しかもこれでも感謝してるんだからね!////とかのクソ雑ツンデレ)
・かなりのローテンションかと思いきや、急にいつものハイテンションに戻る
・突然のジャイアニズムを披露
・かと思いきやすぐに謝罪するかよわい女の子アピール
と、まあとにかく酷いです。
これツンデレっていうか、ただの情緒不安定だろう。
脚本を書いた人が本気で「可愛い女の子」を描いたつもりなら、女の趣味が合わないにもほどがある。
アナムネシスの生放送でもこのウェルチのキャラのノリを引っ張っていて、ウェルチファンとしては正直不愉快でしかないです。
たのむから6があるならウェルチはちゃんとキャラを作ってくれ。
まとめ
はい、SO5のキャラクターの印象をまとめてみました。
いかがでしたでしょうか?
この記事の内容に同意したい方も、反論したい方も様々だと思います。
とりあえずここでは「こういう考え方の人もいるんだ~」程度にやんわり見ていただけるとうれしいです。
今回はキャラクターをメインにまとめましたが、SO5について言いたいことはまだまだたくさんあります。
SO6は真面目に作ってほしいです。マジで。
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