なくらの冒険の書。

なくらの冒険の書。

主に漫画・アニメ・ゲームについて語るブログです。

スターオーシャン6をクリアした感想。(■12/11追記)

昨日スターオーシャン6のレイモンド編をクリアしましたので、感想を書いていきたいと思います。
とりあえずネタバレは無しで書きます。
ストーリークリア時点での感想なので、やり込み要素の話は無いです。

クリア時間は46時間くらい。
クリア時のレイモンドのレベルは90くらいでした。
私はとにかくプライベートアクション(以下PA)の回収に集中して、ソーアは対戦できる人を全員なぎ倒して、サブクエストは道中で達成できるようなクエならやる、といったスタイルでこのクリア時間でした。

私はPS4版で「フレームレート優先」設定にしてプレイしましたが、ふつうに遊べました。
長時間プレイした時(3~4時間くらいかな?)と、敵がやたら多数出てくる時はちょっとカクカクしたりはありましたが、それ以外はそんなに気にならないレベルでした。
ていうかアナムネシスでもそんなにグラフィックの良し悪しとか気にしてなかった奴が書いてる記事なので、グラフィックについてはあまり参考にしないでください。

全体の評価

まずは全体的な評価なんですが、私はシリーズ最高傑作まであると思っています。
(私のSOプレイ歴は1~5、BS、MT、アナムネシスなので、過去作は大体やってます)

正直なところ5がアレだったし、アナムネシスのストーリーもあまり面白いと感じなかったので、シリーズファンでありながら、SO6にはあまり期待しないようにしよう・・・という気持ちがありました。
ですが、SO6はそんな不安を跳ねのけるくらい面白かったです!
序盤から面白かったですが、「いや、SO5も最初の10時間くらいは楽しかったしな…」という気持ちで、油断せずにプレイしていましたが、SO6は最後まで楽しくやれました!

5とアナムネがアレだったので、6をプレイして「え!?このシリーズってまだ戦えたんですか!?!?」と驚いたほどでした。(失礼)
「6がウケなかったら、このシリーズは終わってしまうかもしれないな…」という不安の中発売された6でしたが、このクオリティーなら私は十分次回作にも期待できると思います!
SO7待ってます!(気が早い)

戦闘について

SO6の戦闘は、DUMAを使ってヴァンガード・アサルトだの、シールドを張ったりだの、とにかくDUMAを中心とした戦闘になります。
スターオーシャンシリーズは「簡単操作で爽快な戦闘が楽しめる」という点をウリにした作品(※公式サイト談)なんですが、発売前のプレイ動画を見ると、「どうも簡単操作のようには見えないけれど、これって本当に簡単なの??」と思っていました。

しかし実際やってみると、適当にボタンをポチポチしているだけでもなんとなく戦えるようになっていて、いつものSOの戦闘だということが分かりました!
今回は今までのシリーズの戦闘とは大きく違って、△・☐・✖ボタンに好きな必殺技を3つずつ設定するような感じになってます。
通常攻撃が廃止という、かなーり思い切ったシステムだなあ、と思いました。
(通常攻撃みたいな大人しめな必殺技もあるので、代わりにこれを使ってね!ということだと思います)
他にもアクションゲームによくあるような、操作キャラが前転して攻撃を回避するアクションがあったり、戦闘は出来ることがかなり多いです。

不満点があるとすれば、DUMAでギュンギュン飛んで敵を攻撃していたら、いつの間にか戦闘フィールドの外に出てしまっていて、戦闘から逃げた扱いになってしまうことがあることでしょうか。
逃げたからといって、さっきまで戦っていたモンスターの体力が元通りMAXに…ということはなく、敵のHPはそのまま引き継がれます。
なので、もう1回敵とエンカウントし直せばいいだけの話なんですが、気持ちよく敵を殴ってる最中に逃げた扱いになってしまうので、ちょっと気分が落ち込みます。(´・ω・`)

ストーリーについて

ふつうに面白い。(この言葉は褒め言葉と捉えてください)
先進惑星の人が未開惑星にやってきて、未開惑星の揉め事を解決してたら、なんか宇宙のゴタゴタに巻き込まれるっていう、いつものスターオーシャンでした。

過去作品をプレイしたことある人ならニヤっとできる要素もあるし、なんならテイルズオブファンタジアの血も入ってるようにすら感じました。
SOシリーズは結構イベントシーンが長くなりがち的なところがあるのですが、6では序盤~中盤くらいまではイベントが結構サクサク進みます。
「そこはもう少し時間をかけて描写してもいいんですよ??」といった部分までサクサク進みます。(ここはちょっと不満点)
サクサクサクサクぅ!!!!(CV:中尾 隆聖)

今回はSO2以来のダブルヒーローシステムの採用でしたが、私はSO2をアニメ→漫画→ゲームという流れでプレイしたので、クロードとレナがお互いどういう行動をしていたか、ある程度知っている状態で2をプレイしたんですね。
なので、ストーリーを何も知らずにダブルヒーローシステムをやったのは、今回が初めてです。

で、レイモンド編を終えての感想なんですが、別行動していたとき、レティシアは一体何をしていたのかふつうに気になります。
レイモンド編とレティシア編では行くダンジョンが違う場面もあるので、2のクロード・レナより更に別行動時のストーリーに気合が入っているように感じます。
レイモンド編が終わった今、レティシア編をすぐにでも始めたい気持ちですが、レイモンド編をもう少しやり込みたい気持ちもあるので、どのタイミングでレティシア編を始めようか悩んでいます。

ストーリーについての不満点は、なんか似たような用語が多いことでしょうか。
後半でただでさえ似たような用語が続くのに、何故かレイモンドの出身地まで似たような名前をしています。
マジでややこしかった。

ソーアについて

SO6のミニゲームで、「ソーア」というボードゲームがあります。
このゲームは、囲碁に攻撃力やHPをプラスしたようなゲームだとイメージしてもらえばいいかな、と思います。
囲碁と違って、二眼ではなく一眼で生きることが可能なので、ちょっと違う部分もありますが…)
あと、囲碁とは違って盤面が奇数ではなく偶数なので、天元(盤面の中央)がありません。
なので、「初手天元!」とか「初手5の5!2手目天元!3手目に5の5!」とかいうヒカルの碁ごっこはできません。残念。

そんなソーアですが、かなり面白い。
新たなソーアの対戦相手を求めて、ストーリーを進めていたというレベルまであります。

私は早期購入特典のレナス・レザード・ジャック・リドリーのポーンには一切頼らなかったので、基本的に相手のデッキより弱い状態で戦っていました。
ていうか、そうでないとこのゲーム多分あんまり面白くないと思う。
相手より弱いデッキで、勝利した時の快感がたまらなかったです。

ソーアのポーンには兵種みたいなのがあって、その中の「アサシン」は隣接した相手のポーンを消す、という実際囲碁にあったら戦術がまったく変わってしまいそうな効果のポーンがあります。
が、これもあまり使わないほうが楽しめると思います。

対戦相手の中には、アサシンでこちらのポーンを消しまくってくる人がいるので、そういった人に当たった時だけ、こちらもやむなく使う、くらいにしたほうがいいんじゃないかな~。と思います。
まあ、アサシンで相手のポーンを消しまくって、俺TUEEEEEEで勝ったほうが楽しい、って方もいると思うので、それはそれで良いと思います。

ソーアで対戦相手に勝利すると、歴代キャラクターを模したポーンがもらえます。
好きなキャラクターが手に入った時は本当に嬉しいし、おまけにポーンはアクセサリーとして装備することも可能です。
そういった面でも、ソーアはやって損のないミニゲームだと思います!

もうちょっとバランスを調整して、新たなアプリでソーアをやらせてほしいまである。
たぶん今のルールだと、先攻の人のほうが有利なんじゃないかな?(囲碁でも先攻の黒のほうが有利と言われている)
対人でも楽しめるゲームになってほしいですねえ。

ソーアの不満点は
・以前勝利したことある人かどうか、マップ画面でも話しかけても分からない
・(たぶん)アナムネシスに登場したキャラのポーンしかない
・攻撃力の設定基準がよくわからない
こんなところでしょうか。

2点目の「アナムネに登場したキャラしかいない」という点については、最終的にプレイアブルキャラは全員実装してもらえたので、過去ナンバリングの仲間キャラクターは全員います。
が、ミカエル(SO2)がいて、なんでハニエルはいないの??
みたいなところはそのままです。
個人的にこういうところは結構気になります。

あと、前述の通り各ポーンには攻撃力が設定されているのですが「なんでこのキャラより、そのキャラの攻撃力のほうが上なの?」みたいなのがちょいちょい居ます。
1番納得いかなかったのが、バッカスよりヴァルカのほうが攻撃力が高いこと。
あのポンコツ娘の一体どこに父親を越えている部分があると言うのでしょうか?(ひでぇ
たぶんですが、シリーズキャラひっくるめて攻撃力を設定した、というよりはナンバリングキャラごとに設定したのかな?という感じがするので、そういう流れで攻撃力が「ん?」ってなってしまった部分なんだと思います。

まあ、こういう「好きなキャラのポーンが弱い!(>_<)」みたいな不満は、どうやっても付きまといますので、仕方ない部分はあると思います。
ペリシーのポーン強くしてください。(これはただの願望)
でもアシュレイさんのレアリティが高かったり、アナムネシスと違っておっぱいで強さを判断していないところは大変良いと思います。

プライベートアクションについて

これについては本当にもう、「おかえりなさい」と言いたい。
私は主人公が仲間キャラクターに絡んでワチャワチャするのが好きだったので、主人公がただ聞いてるだけなことも多かったSO5のPAに対して、めちゃくちゃ不満がありました。

5の仲間キャラはフィデルにちょっと気に入らない発言をされたら、なんか急にキレてくるような理不尽さもあって、マジであんまり楽しめなかったんです。
その時は「ただ自分が新しい作品を受け入れられなくなっただけなのかなあ…」と落ち込んだものですが、SO6がそうではなかったということを証明してくれました。

そう!私がやりたかったPAはこういうのなんです!!!
仲間キャラクターと交流することで、主人公の魅力も知れる!これぞ私の求めていたPAです!!
レティシア編のPAを見るのも楽しみです!SOシリーズで何が1番楽しみかって、このPAなんですよ!ほんとに!!
なので、また自分が楽しいと思えるPAが帰ってきて、本当に本当に嬉しいです!

今回のプライベートアクションは、選択肢があるものだと、回答するまでに時間制限が付くようになりました。
恋愛シミュレーションゲームによくある?要素ですね。
選択肢をじっくり考えてから選びたい私としては、ちょっと不満…でもありますが、臨場感があってこれでも良いとも思います。

アイテムクリエイションについて

このアイテムクリエイション(以下IC)もSOでは欠かせない要素なんですが、1周目だし、っていうのと、ストーリークリアまでしかやっていないことから、あまりやり込んでないのでちゃんと紹介が出来ないです。ごめんなさい。

とりあえず今回のICは、調合とか鍛冶とか、好きな特技にスキルポイントを割り振って、ICを何度かやってるうちにシークレットタレントが開花して、開花ボーナスでスキルポイントがもらえる、という1・2のようなシステムが取り入れられていました。
素材によってコストが変わる、3みたいな要素もあったりします。

あと、今回もICとセットでシリーズお馴染みのウェルチが登場するのですが、ICで良い物が出来る時(?)、ウェルチのカットイン演出が入ったりします。
今回もICを極めれば俺TUEEEEEEEが出来るようになっているみたいですが、やらなくても十分クリアは可能な難易度でした。(少なくともギャラクシーは)

SO5より良くなっている点

ここからは上記以外でも5より良くなっていた点を書いていきます。
こんな書き方をしていますが、私はSO5をふつうにトロコンまでやったし、私なりの愛はありますよ。ほんとほんと。
でも前作ということもあって、どうしても比較対象になってもらわなければなりません。ごめんなさいね。

サブクエス

5のサブクエストはクエストボードに貼り付けてあるのを淡々とこなしていく、味気ないものでした。
6では各地に居る人から依頼を受けて、バックストーリーがちゃんと作られています。
4の形式に戻った感じです。

空中に浮かぶ謎の行き止まりマークと、赤いラインの廃止

5ではストーリーに関係ない場所に行こうとすると、謎の行き止まりマークが出てきて、仲間キャラに「そっちじゃない!」「え?そこでそっちに行くの?」と言われて止められるという雑な感じで、私はこれがとにかく嫌でした。
なんか、「こういう変なところでエターナルスフィア感を出すなよ!」って感じがして…。

ここが6だと、行き止まりマークではなく、謎のATフィールドに変更されていました。
謎のバリアという点は同じですが、変に浮かび上がってる行き止まりマークなんかよりはずっと良いです。良い変更だと思います。
さらに、ストーリー上関係ない場所に行こうとすると、ストーリー状況に合わせてキャラクターの台詞が変わった上で仲間に制止されます。

そう!ちゃんとした理由を話してくれれば、私だって「こっちじゃないんだな」って納得できるんですよ!
ストーリー進行に合わせて台詞が変わる今作に、感動すら覚えました。ていうか5が手抜きすぎる。

武器のグラフィックが反映される

あると地味に嬉しい要素。バトル中だけでなく、イベントシーンでもしっかり反映されます。
6にもネタ武器があるかどうかは知りませんが、変な武器を装備した状態でイベントシーンを見てみたいですね。

不満点

さて、ここまでは良かった点を中心に書いてきましたが、もちろん不満点がないわけではないので、今度は個人的にマイナスだった点を書いていきたいと思います。

文字が小さい

SO6に限った話ではありませんが、最近のゲームはマジで文字が小さいです。読めねえ。
SO3の頃の超絶デカいフォントは一体どこに行ってしまったのでしょうか。
さすがに「SO3くらい大きくしてください!」とまでは言いませんが、このままでは文字を読むために画面にkissしなければならなくなってしまいます。

たぶん今のフォントサイズの10倍にしてもまだ小さいと思うので、ここはアップデートしてでも改善してほしいです。マジで。

モブがうるせえ

SO6では、モブの会話はテキストではなくボイスが収録されていて、モブの近くを通りかかると喋りだす、という形式になっています。
このモブですが、なんとPA発生中でも構わず喋り続けます。

PAを楽しんでいる最中に
ガキ1「将来、ボクと結婚してください!」
ガキ2「え?私でいいの?よろしくね!」
とかいうボイスが割り込んできた日には、ギャリック砲をぶっ放して花火にでもしてやろうかと思いました。

トークログの表示時間が短い

上記のモブ会話ですが、設定の「トークログ表示」から、テキストを表示してもらうこともできます。
が、このテキストが「読ませる気あるのか?」ってくらい表示時間がめちゃくちゃ短い。

適当に街を走り回ってると、モブがめちゃくちゃ話してるので、たくさんのモブの台詞が一気に流れ込んできては秒で消えてしまいます。
Twitterのタイムラインより流れるのが早いです。

モブの会話もちゃんと見たいので、せめてボイスが再生されてる間くらいはトークログを表示してほしいのですが…。
ここもアップデートで改善していただきたい点です。

辞書がいつの間にか更新されている

SO3からお馴染みの用語辞書は今回もありますが、ストーリーを進めるといつの間にかキャラクターの項目の文章に追記されていたりします。
SO3では同じキャラクターの項目でも「その②」とかで区別されてたのですが、今回は同じページに上書きされる形で更新されます。

なんか「UP」の記号を付けるとか、追記があることが分かるような形にしてもらえないでしょうか…。
文字が小さいもんで、辞書を読むのを後回しにしていたら、いつの間にか色々更新されてたことに後から気が付きました。

光が目に悪い

IC作成中の光とか、めちゃくちゃ眩しくて目に悪い気がします。
ラストダンジョンもやたらチカチカしたような場所なのですが、「SFC時代のマリオカートレインボーロードですか?」ってくらい刺激が強い。

「テレビを見る時は、部屋を明るくして離れて見てね」というのは今や常識ですが、前述のように文字が小さいため、どうしてもテレビ画面に近づかなければなりません。罠かよ。
画面の明るさ設定を暗めにしたら何とか見られるようになりましたが、ふつうのイベントシーンまで暗くなってしまった…

宝箱の探知がめんどくさい(■12/11追記

今回はDUMAが宝箱の探知を行ってくれるのですが、その範囲が狭い、狭い。
DUMAのレベルを上げると探知範囲は広がりますが、最大レベルにしても狭い。

最初のうちは探索も楽しいですが、中盤にもなると広大なマップが出てきて、いちいち宝箱のサーチをしなければならないのが面倒です。
どどーんと1マップ分くらい一気にやってくれないでしょうか。

■12/11追記
ver.1.03にてDUMAのスキャンが走りながらできるようになりました。
これまでは一旦立ち止まらないとスキャンできなかったため、探索がかなり楽チンになりましたね。
私としては探知範囲を広げてほしかったんですが…。やっぱり今のままでは狭いと思います。

メニュー画面が分かりづらい

これについては、おそらく大勢が書いていると思うので、私はフワっと書いておきます。
・メニュー画面の切り替えがL1・R1・L2・R2で入り乱れているので混乱する。クリアする頃には多少慣れるが、それでもたまに間違える。
・バトルスキル習得画面で、L1・R1で別のキャラに切り替えが出来ない。
・バトルスキル習得を複数選択で一気にできないのでめんどくさい。
・同じ武器・防具がまとめて表示されないので、まとめてほしい(ロングソード×5 本みたいな感じで)

特に気になるのはこのあたりです。

回復アイテムを使用後、勝手にステータス画面が閉じられる

メニュー画面からアイテムを使用すると、回復後のHPを見せることなく勝手にステータス画面が閉じられてしまいます。

ブルーベリィを選択→仲間キャラの体力一覧が表示される→ブルーベリィを使用する→最終的に体力がどれくらい回復したのか見せることなく、勝手にキャラの体力一覧が閉じられる

SO6では何故かこんなことになっています。
ブルーベリィで回復しまくろうにも、毎度体力一覧を閉じられてしまうので、なんか○ボタンを押す回数が増やされています。

いや、なんで?SFC時代のゲームも勝手にメニューを閉じてきたりはしましたが、最終的にHPがどうなったかくらいは見せてくれたと思うんですが…(ドラクエ基準)
SO6に関しては「一体何年前のゲームなんだ?」と思いました。

アイテムを捨てることが出来ない

SO6はフィールドアクションでアイテムを入手したり、敵からドロップアイテムを入手すると、所持上限を越えた分は自動売却されます。
こりゃ便利!と言いたいところですが、なぜか宝箱の中のアイテムはこの処理がされません。

例えば宝箱にブルーベリィが入っていて、既に上限の20個持っていた場合、宝箱のアイテムは回収されることなく閉じられます。
ここまでは過去作品と同じなのですが、SO6では何故かアイテムを捨てるコマンドがありません。

宝箱の中身が回復アイテムだった場合は適当に消費することも可能ですが、そうでなかった場合はわざわざ町に戻って「売りに行ってください」ということなのでしょうか?
宝箱回収100%のトロフィーが今回もあるのに、この仕様は嫌がらせとしか思えませんでした。

・アイテム購入時、1度キャンセルすると個数がリセットされる(■12/11追記

SO6ではショップでアイテムを購入しようとした時、
「ブルーベリィ15個買おう!」→決定→『購入しますか?』→「うーん、やっぱり10個にしとこ!」→『いいえ』
と選択した場合、個数がまた0個から選び直しになります。
細かいようですが、地味に不便です。

パーティから外れた仲間のアクセサリーが勝手に外される(■12/11追記

SO6ではストーリー展開で仲間キャラが一時離脱することが結構あります。
その際、パーティから外れたキャラのアクセサリーが勝手に外されてしまいます。

上にも書いたように、メニュー画面のアイテム一覧が見づらいので、もう一度アクセサリーを装備し直すのがかなりめんどくさいです。
めんどくさすぎて最終的にレイモンドしかアクセサリーを装備してませんでした。

■12/11追記
12/8のアップデート、ver.1.03にて修正されました。
しかし、離脱したメンバーのアクセサリーが勝手に外されるという仕様は、結構どのゲームでもよくあることです。
離脱したキャラが良い装備を付けてた場合困るので、むしろ勝手に外してもらったほうが助かるという声のほうが多いのではないかと思います。
それでは何故、SO6ではアクセサリーが勝手に外れることに対する不満が多く募ったのでしょうか。

私はこのことについて、以下のように分析しています。
・ストーリー進行中、メンバーが外れることがそこそこある。
・そもそも装備画面が見づらいので、ただ装備するだけでも面倒に感じる
この2点が理由で、しかもどちらかと言えば2点目の比重が大きいのではないかと思います。
装備画面がいつも通り見やすければ、そもそもこんな不満は挙がらなかったのではないでしょうか。

せっかくアクセサリーが外れないような修正が入りましたが、「このアクセサリーを他の人が装備しています」という表記が、パーティ内に居るキャラも離脱したキャラも、全員「E」で統一されているため、誰がどのアクセサリーを付けているのか分かりません。
「E」ではなくて、キャラの顔アイコンにすれば済む話なのに、雑な修正が入ったなあ、というのが正直な感想です。

これでは「なんか"アクセサリー勝手に外さないで!"っていう要望がたくさん来るから、とりあえずそうしたろ!w」というヤケクソな修正にしか見えませんでした。

セーブ時のカーソルが、ロードしたデータに合っていない(■12/11追記

何故こんな超超ド初級なことまでツッコまなければならないのでしょうか。
SO6のセーブ画面は、「ロードしたデータ」ではなく、「最後にセーブしたデータ」にカーソルが合わせられています。

一見不都合はないように思いますが、今作はダブルヒーローシステムが採用されていますので、レイモンド編・レティシア編を交互にプレイしたい方も結構いらっしゃるのではないかと思います。ていうか私がしたいです。

例えば現在レティシア編をプレイしていて、以前プレイしていたレイモンド編をやり込もうかな、ってなった時、レイモンド編をセーブしようとしたら最後にセーブしたレティシア編にカーソルが合わせられていることになります。
せっかくダブルヒーローシステムが採用されているのに、それぞれのデータを反復運動しながら進行することは非推奨ゲーになってしまっています。こんなことがあっていいのでしょうか。

「超超ド初級」と言っておきながら、前のナンバリングがそういう仕様になっていなかったら言いがかりになってしまうので、それぞれの作品のカーソル位置がどうなっているのか、調査しました。

【ロードしたデータ】
・SO1/SO1FD(PSP版)/SO1FDR
・SO2/SO2SE(PSP版)
SO3(通常版)/SO3DC(PS2版)/SO3DC(HD版)
・SO4(HD版)

【最後にセーブしたデータ】
・SO2SE(DL版)
・SO4(PS3版)
・SO6

【新しいセーブデータ】
・SO5

Xbox360版のSO4は持ってないので、調査が出来ませんでした。すみません。
あとブルースフィアはセーブデータが1つしかないので、調査の対象外です。

上の検証結果を見ると、ほとんどの作品がロードしたデータにカーソルが合ってることが分かります。
SO5は並べるとギャグにしか見えませんが、「間違えて新しいデータを作っちゃった」という事態になるだけなので、セーブ事故としては可愛いほうです(ムカつきはしますが

SO6では先ほども書いたように、ダブルヒーローシステムの採用によりデータの反復運動をすることが多いため、ロードしたデータにカーソルが合っていないのは悪手にもほどがあると思います。
間違えてやり込んだデータを上書きしてしまった、というセーブ事故が発生してしまいかねません。
セーブ事故としては5よりタチが悪いです。

これまでの作品がロードしたデータにカーソルが合っていたのは、SOシリーズは仲間キャラ加入が複数パターンあるため、エンジョイ勢でも周回することが多いからだと思います。
事実、私もやりこみ勢よりはエンジョイ勢に近いゲームプレイヤーなのですが、SO2はアホみたいに周回しまくりました。
初代スターオーシャンSFC版)で出来ていたことが、何故最新作で出来ていないのでしょうか。理解不能です。

難易度設定がすべてのデータで一括管理されている(■12/11追記

SO6では難易度設定がなぜかすべてのデータで統一されています。
たとえば最初にレイモンド編をギャラクシーでプレイ→レティシア編をユニバースでプレイという順番でプレイした場合、なぜか前にプレイしたレイモンド編も一緒にユニバース難易度に変更されます。

いや、なんで?すべてのデータの難易度設定を統一することで、一体誰が得をするのか意味★不明すぎます。
というか私としては1周目を難易度ギャラクシーのデータ・2周目をユニバースのデータ・3周目をカオスのデータ…といったよう(これまでの作品と同じ感じ)にしたいため、他のデータをロードするたびに難易度設定を変えなければならない今作の仕様は、迷惑にもほどがあります。

別に「今作では難易度設定をいつでもどこでも変えられるようにしました!」という形式にしたのは構いませんが、だからといって難易度設定を一元管理する意味は全くないと思いますので、難易度設定はセーブデータ別に出来るようにしてほしいです。

パフィの発音違くない?

スターオーシャン6でも、シリーズお馴染みのパフィが登場します。(彼女たちの場合、登場しないって言った方がむしろネタバレ的なところがあるので、これはネタバレではないという判断です)

で、毎作品登場している彼女に、(たぶん)初めてボイスが付きました。
それで自分で名乗っているボイスが付いているのですが、「パフィ―」と明らかに伸ばして発音しています。(1のラティ、ワンピースのルフィと同じ感じ)

出典:スターオーシャン セカンドストーリー
出典:スターオーシャン Till the End of Time ディレクターズカット

画像はSO2・SO3のクリア後ダンジョンで登場するパフィですが、これを見るに発音的には「ぱひー」より「ぱひ」(※最後の「ィ」を伸ばさない)に近いのではないでしょうか?
SO3の場合、ボイス化したら「ぱふぃい(ラティと同じ感じ)」と「ぱふぃー」の区別を付けて発音するのはかなり難しいと思うのですが…。どうでしょうか?

まあ、トライエースのクリア後ダンジョンはお遊び要素が強いので、そのセリフはメタ視点で「発音じゃなくて、表記の話ですよ」と言われたら弱いですが…。

「ぱひ」だと思っていたので、6で「ぱひー」と発音していて驚きました。
ラティやレティ(レティシアの愛称)につられてスタッフさんが間違えてしまったのでしょうか?
ラドル・ルシオと同様に初代から居る、ウェルチの先輩ポジションなので、間違えられている(?)のはちょっと残念かなー、と思いました。

ところで現時点で6のルシオについて話している方を見かけないのですが(私が探すの下手なだけかも)、まさか5に続いて今回も欠席…なんてことは…ないですよね!
過去作品をプレイした方ならニヤっとする名前の少年は居ましたが、そんな少年が居てルシオは居ない…なんてことはあるわけないですよね!
信じてますよ、トライエースさん!

なんかラスボス弱くない?

そんなところまで原点回帰しなくても…。
「まだ次の形態があるんやろ」と思ってたらそのままエンディングに突入してしまって、「え?これで終わりなの??」とリアルで言ってしまいました。

まあ、寄り道しまくってめちゃくちゃレベルが上がってたし、ギャラクシー難易度での話なので、最高難易度だとどんな感じかは分かりませんが…。
あんまり言うと、次回作でめちゃつよなラスボスを用意されそうなので、あまりつつかないでおきましょう。

まとめ

「シリーズ最高傑作まである」と言いましたが、不満点も結構ありました。
その不満点もいくつかはアプデで改善できそうな部分なので、修正してもうちょっと遊びやすくしてほしいかな~、と思います。

総評として、大満足と言える出来でした!SO6!
SO7も楽しみに待ってます!!(気が早い)
SO好きなら楽しめるゲームだと思いますので、まだ購入を渋っている方にもぜひぜひプレイしていただきたいですね~。

とりあえずこの記事を書き上げたら、レティシア編をやろうかな。
ああ、でもレイモンド編ももうちょっとやり込みたいし…。
私のSO6のプレイは、まだまだ続きそうです!

スターオーシャン6 THE DIVINE FORCE PS4版

価格:7,197円
(2022/11/13 22:00時点)
感想(1件)

【特典】スターオーシャン6 THE DIVINE FORCE PS5版(【早期購入特典】ゲーム内ミニゲーム『ソーア』で使用できるポーン(駒)・アクセサリーのセット)

価格:7,109円
(2022/11/13 22:01時点)
感想(1件)