今回紹介する漫画は「斉木楠雄のΨ難」です。
「Ψ難」と書いて「さいなん」と読みます。
作者は麻生周一先生。2012年から2018年まで週刊少年ジャンプで連載されていました。
あらすじ
主人公の斉木楠雄は、私立PK学園に通う高校2年生の男の子。
ごく平凡な家庭で生まれたが、彼の持つ能力は全く「平凡」では無かった!
テレパシー・サイコキネシス・透視能力・瞬間移動…
とにかくありとあらゆる超能力を持って生まれたのです!
誰もが羨ましがる超能力。しかし、斉木はこの能力を好ましく思っていませんでした。
超能力を使えば大体なんでもできる。
そのため、斉木は「努力を重ねて達成する喜び」「サプライズの驚き」
そういった感情を、超能力に奪われてしまったのです。
また、目立つことが嫌いな彼は、超能力のことを隠し、他人と関わらないように生きてきました。
…が、クラスメートを始め、斉木の周りに集まる人は個性的な人物ばかり。
超能力のことを隠しつつ、今日も斉木のΨ難な1日が始まるのでした…。
ギャグ漫画
稀にシリアスが挟まりますが、ギャグ漫画です。
稀に挟まるシリアスというのも、完全なシリアス回というわけではなく、ギャグの合間にシリアスが入っている感じなので、
最後まで安心して読むことができます。
ギャグ描写は、基本的に周りの人物がボケて、斉木がモノローグで冷静にツッコむというスタイルです。
ギャグ漫画といえば、ツッコミ役の勢いのあるツッコミが連想されますが、この斉木楠雄のΨ難では、あくまで冷静なツッコミが続いていきます。
そのため、声に出して笑う、といったような分かりやすい笑いではなく、クスッ、とか。フフッ、といった笑いが楽しめます。
斉木のクラスメート
斉木のクラスメートは個性的な人物ばかり。
ここではその一部を紹介していきます。
・燃堂力(ねんどうりき)
あまりにもバカすぎて、斉木でも思考が読めない恐ろしい人物。
でも根は結構良い奴。スポーツが得意。
この作品のヒロイン。(作者談)
・海藤瞬(かいどうしゅん)
中二病。自称「漆黒の翼」。(「漆黒野翼」という名前ではない)
「ダークリユニオン」という謎の組織と壮絶な戦いを繰り広げている。
友だちがいないのが悩み。
・照橋心美(てるはしここみ)
自他共に認める「完璧美少女」。
道を歩けば誰もが振り返る美貌の持ち主だが、それを鼻にかけたりせず、完璧美少女を演じるための努力を怠らない努力家。
・鳥束零太(とりつかれいた)
霊をみる能力を持つ、霊能力者。
超能力者の斉木の存在を知り、隣のクラスに転校してきた。
寺生まれのT。だがどうしようもなくスケベ。
ここで紹介したキャラクターは、ほんの一部です。
他にも魅力的なキャラクターはまだまだ登場しますので、ぜひご自身の目で確認してみてください!
まとめ
斉木楠雄のΨ難は2度に渡ってアニメ化がされており、2期目でアニメも完結……と、思われていましたが、Netflixにて新作アニメの公開が決まりました。
配信は12/30(月)から!
2期までにアニメ化されなかったエピソードや、なによりあの「ぼくのわたしの勇者学」とコラボした回もついにアニメになります!
気になる方は是非Netflixに登録して見てくだΨ!