なくらの冒険の書。

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主に漫画・アニメ・ゲームについて語るブログです。

ライブ・ア・ライブを遊んだ感想。(前編)

ライブ・ア・ライブといえば。

・「あの世で俺にわび続けろー!」

スクウェア三大悪女の1人、アリシアの裏切り。

・最終的に主人公が魔王になる。

 

こんな感じで、中世編のラストしか知らなかった私ですが、先日ゲームクリアをしましたので、感想を書いていこうと思います。

 

ネタバレ全開ですので、未プレイの方はご注意ください!

 

 

 

現代編

では、私が遊んだ順番に感想を書いていきます。

私は現代編を基準として、そこから右回りに順番にシナリオをクリアーしていきました。

 

この現代編の主人公は、高原日勝(たかはらまさる)です。

私は中古ゲーム屋でソフトのみを購入しましたので、説明書がない状態でこのゲームを遊びました。

そのせいで主人公の名前を正しく読むことができず、「にっしょう?」と最初は言っていました。

ゲーム配信をしながらのプレイだったので、コメントにて正しい読み方を教えていただきました。

その節は本当にありがとうございました。

お陰でマサル(もうカタカナ表記でいきます)とそこそこ仲良くなることが出来ました。

 

さて、一番最初に現代編を選んだ理由としては、他の章は西部だの幕末だの功夫だの、正直私の中でピンと来そうな舞台があまりなかったからです。

個人的に現代っぽいRPGといえば、任天堂のMOTHERかな?と思いましたので、現代編はそんな雰囲気のRPGなのかな~と思いながら始めました。

 

が、実際に始まったのはスト2でした。

キャラクター選択画面とか、負けたほうの顔がボコボコになるところとか、まんまスト2じゃねーか!!

しかもこの現代編、ボスと戦いまくるだけで経験値の概念もなければ、装備変更をすることもありませんでした。

「これは本当にRPGなのか…?」

そう思いながら、戦闘システムはただのターン制ではないんだな、ということをなんとか理解して6人のボスを撃破。

 

すると今度はなにやら禍々しいBGMと共に、謎のハゲ男が現れました。

「あの6人なら俺が殺ったぜ」

とか言って、衝撃の事実をマサルに告げるハゲ男。

(このハゲは一体誰なんだよ…)

と、私の脳内では「?」が止まりませんが、マサル

「あいつらの技が!オメーをぶっ潰す!(要約)」

という台詞を吐いて戦闘開始。

ここまで台詞の無かったマサル初台詞です。

最強を目指す男だけあって、かなり熱いヤツでした。

 

そんなこんなで、みんなから受け継いだ技を駆使して、謎のハゲ男を撃破。

ハゲ男はマサルにちょっと気になる台詞を残していきましたが、これで最強の格闘家となったマサル

そんなマサルに、忍び寄る新たな影!

最強の格闘家・マサルの戦いの日々はまだまだ続く!!

 

と、これにて現代編は完結です。

描写・台詞の説明は少なかったものの、スーファミ時代のゲームだし、まあこんなものなのかなあ。と思って、LIVE A LIVEってこういうゲームなんだ~、と思いながら現代編はふつうに楽しむことができました。

 

西部編

西部劇とか見ないし、ワラがコロコロしてるイメージしかない…

と思いながら始めた西部編。

 

今度の主人公はサンダウン。

本編では最後の最後にだけ喋る感じで、基本無言でした。

しかし、アニーの下着を盗んでそれを本人に見せびらかしてわざわざ怒られたり(※これはプレイヤーの行動による)、最終編で放浪している時に何故かオルステッドが使っていたベッドで寝ていたりと、意外とお茶目なヤツである。

「喋ってみると案外面白いヤツ」枠なんでしょうか。もっと喋ればいいのになあ。

 

西部編では罠をしかけて敵を迎え撃つことになりますが、罠を集め終わった報告をすると、完全に罠仕掛けのフェーズに移行するのかな?と勘違いをしたせいで、罠回収と罠仕掛けをする時間の配分が合わず、敵を2人しか撃破できなかった、なんて羽目になりました。

(これはさすがに罠を探すところからやり直しました)

 

西部編のボスは、現代編同様に名前を「O」と略されていたので、この時点で「各編のラスボスには全員"O"が付くのかな?」と予想を立てることができました。

(「共通して"オディオ"が名前に入っている」が正解でしたが…)

 

サンダウンの正体は元保安官で、腕が立ちすぎたあまり挑戦者が後を立たなかったから、自らを賞金首にした伝説の保安官とのこと。

設定が何から何までカッコいい。だがお茶目だ。

 

原始編

原始とかクロノトリガーのイメージしかないわ…

と思いながら始めた原始編。

 

主人公はポゴ。クロノトリガーの原始と違って、台詞が一切ないストーリーでした。

説明書も台詞も無しで、果たしてストーリーが読み取れるんだろうか?

と思っていましたが、絵文字やキャラの動きでちゃんと「生け贄にされそうになって逃げ出してきた女の子を匿って~」

というストーリーがちゃんと分かりました。

ドット絵でこれを伝えれたのはすごい。いや、ドット絵だからこそ出来た表現か?

 

原始編では合成屋が存在し、アイテムを2つ掛け合わせることで、より強力な武器防具を揃えていくシステムでした。

適当に組み合わせてみても、色々装備品が出来上がったので楽しかったです。

 

あと原始編の思い出といえば、べるの「るーるー」が強すぎたこと。

ラスボス戦でポゴが開始早々戦闘不能になってしまって、これはもうダメだと諦めていたんですが、「るーるー」連発でなんと勝ててしまいました。

主人公不在の状態で勝ってしまったので、なんとも「うーん」感が…ね………

 

近未来編

「近未来ってどれくらい後の話なんだろう?100年後くらいなのかな?」

と思って始めた近未来編。

作中で出てくる年数的に、おそらく20~30年後くらいのお話かな?と感じました。ちょうど今くらいの時代が近未来編の年数に当たるのかもしれないですね。

でも「未来」って言ってるのに、ところどころに古臭さを感じた…。

いや、25年くらい前のゲームなんだから、しょうがないんだけどね?

 

開始早々特撮みたいなオープニングが流れるし、やりたい放題である。

っていうか特撮もあまり見ないから、いまいちピンと来ないんだよな~…

と、ここらへんで私の得意分野の幅の狭さが見えてきました。

 

主人公はアキラ。超能力を使うことができ、人の心を読むことも出来ちゃいます。

一緒の家に住んでる女性のパンツを欲しがる上、それを盗むのをちびっ子にやらせるという、とんでもなくヤベーやつだ。

 

でも決める時は決めるし、最終的に無法松の意志を継いでいたりと、一番熱血主人公らしい性格をしています。

癖の強いストーリーの多いこのゲームの中では、王道寄りなので私は2番目に好きなストーリーです。

 

やたらトイレに入るとイベントが進むことが多かったように感じたけど、スタッフは一体なにがしたかったんだろう……

っていうかアキラも鍵を掛けろよ!!

 

幕末編

「幕末って何時代なんだ?」

と言いながら始めた幕末編。

そう、大真面目にこんなことを言ってしまうくらい、私は学生時代日本史が苦手だった……!!

 

最後にとらわれの男が坂本竜馬と判明しましたが、正直なところ「何した人だっけ…」って感じだったし、宮本武蔵とかが出てきても「名前くらいは知ってるけど…」といった状態だったので、ビックリしそびれました。

すみません。日本史を勉強して出直してきます。

 

あ、ゲーム自体はすごく面白かったです。

あと、愛がどうのとか言いながら迫ってくる男は本気で怖かった。

 

功夫

クンフーって"アチョー!"って言ってるイメージしかない」

こんなことを言いながら始めた功夫編。

主人公がおじいちゃんみたいだし、始める前は正直まったくストーリーに期待していませんでした。

ところが実際やってみると、LALの中では最も王道と言ってもいいくらいのストーリーで、最終的にはこの功夫編が1番好きになりました。

 

功夫編は師匠がもう限界っぽい描写がチラホラあったから、弟子にした三人が師匠の意志を継いでがんばっていく!って話になると思っていたんですよ。

が、実際は弟子の1人だけが生き残るストーリーでした。ガーン!

で、今回の私のプレイでは、ユンが生き残りました。

3人でがんばる!ってストーリーになると思っていたので、ユンが足を引っ張らないようにと、気持ちユンを多めにトレーニングをしていたため、このような結果になったんですね。

 

そんな感じで、私の功夫編のストーリーは、実力が1番下だった子が師匠の技を引き継ぎ、1人で大ボスを倒すといった展開に!

ユンはストーリー中に努力している描写があった分、この展開は涙無しには見られませんでした。

 

SF編

「他の惑星の勢力とドンパチやったり、未知の惑星の生命体とコンタクトを取るお話なのかな?」

とワクワクしながら遊び始めたSF編。

スターオーシャンが大好きなので、SFといったらそんなイメージでした。

が、実際のSF編はサスペンス&ホラーものでした。

思い描いていた物語との落差と、恐怖から泣いた。ワクワクを返してほしい。

このストーリーが1番思っていたのと全然違いました。

 

まあ、そんなことで宇宙船コギトエルゴスムで突如起こった連続殺人事件。

この事件の真犯人については、ファンタシースター2スターオーシャンブルースフィアをやっていたお陰で、途中で気づくことが出来ました。

とは言ったものの、最初はずっと事件の中心に居たカトゥーを疑っていました。

実際は最後までめちゃくちゃ良い奴でした。疑ってごめんよ、カトゥー…

 

この連続殺人事件についてですが、私はひと言でいえば「ただの事故」だと解釈しています。

船長が採点していたと思われる人物評価も、グループをまとめるリーダーの行動として、ごく普通のことをやっていただけです。

船長「こいつらちょっとチームワークがなってないな~。配置変えも考えたほうがいいかもしれん。って報告書をマザーCOMに記録しとこ!」

マザーCOM「こいつらがこの船の秩序を乱してるってわけね。OK、消すわ」

こんな感じの流れで、COMがなんか勘違いしちゃって今回の事件が発生したんだと思います。

 

AIが発達しすぎたあまり、起こってしまった悲しい事故です。

私たちの世界でも、こんな風にAIの勘違いに巻き込まれてしまう日が来ちゃうのかも…。なんて考えたらゾっとしました。

 

まとめ

ひとまず最初から遊ぶことができる、7つのストーリーの感想を書いていきました。

中世編・最終編の感想も書きたかったのですが、記事がだいぶ長くなってしまったので、続きは後編に書いていきます。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました!

 

 

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