なくらの冒険の書。

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主に漫画・アニメ・ゲームについて語るブログです。

スターオーシャンEXの感想。(ドラマCD編②)

sonicx861.hatenablog.com

 

スターオーシャンEXドラマCD編の感想会、第2回目です。

今回紹介するのは、

「ドラマCDスターオーシャンEX Navigation.2 101人目の友達」という作品です。

今回はアニメ本編で言うところの、ラクール城~前線基地(第17話~第18話)の間のお話が描かれています。

 

キャストについて

今回の出演者は以下です。(表記は当時のままにしています)

 

クロード/結城比呂

レナ/飯塚雅弓

セリーヌ金月真美

アシュトン/関智一

レオン/三橋加奈子

プリシス/半場友恵

ボーマン/松本保典

ギョロ/うすいたかやす

ウルルン志村知幸

ココル/白鳥由里

ダルク/松本大

兵:鈴木貴宏/今村卓博

 

こんな感じです。

キャスト一覧にプリシス、ボーマンが居ますが、この2人はおまけのショートコメディのみの出演なので、本編はそれ以外のキャラクターによって描かれます。

また、ココル以降のキャラクターは、例によってドラマCD限定のオリジナルキャラクターです。

 

では、ここから先はこの作品の大体のお話を書いていきます。

大体のお話

前線基地に向けて、ラクールホープの運搬を手伝うクロード達からスタートです。

一緒にいるレオンはというと「ボクは指揮担当だから」という理由で手伝ってくれませんでした。

苦労のすえ、ラクールホープの丘越えを成功させたクロード達。前線基地はまだまだ遠そうです。

 

と、そんな時。ラクールホープを狙って、魔物の群れが襲い掛かってきました!

クロードは、レナとレオンに馬車の中に隠れるように指示します。

しかし、ホフマン遺跡の経験で妙な自信をつけたのか、レオンは戦場に飛び出していきました。

アシッドレインで、モンスターの大半を撃破することに成功したレオン。

それで益々気を良くした様子のレオンは、茂みの中にいるモンスターに気づきました。

お調子に乗ってしまったのか、レオンはそのモンスターを追いかけてやっつけることにしました。

 

レオンがモンスターに追いつくと、それはモンスターではなく、鎖につながれた男の子だったことが分かりました。

こんな原始的な鎖、ボクにかかれば簡単に外せる!なんて言いながら、レオンはその男の子の鎖を取ってあげました。やさC。

と、思ったら、どこからか変なオジサンが現れました。

そのオジサンは男の子のことを「ココル」と呼び、連れ戻そうとしていました。

どうやらココルに鎖を付けたのは、このオジサンだったようです!

 

オジサンはモンスターを呼びだしたりするし、ますますヤバい感じでした。

そんなヤバいオジサンに、レオンはブラックセイバーを放ち、追っ払うことに成功しました。

ここでブラックセイバーの詠唱を聴くことができます。レアい。

そうこうしているうちに、レオンは他の魔物を追っ払った様子のクロードと合流しました。

 

 

レオンが助けた少年・ココルはケガをしていたため、レナの治癒能力で治してあげました。

兵士によると、さっきのオジサンは「ダルク」といって、盗賊の首領で「この地の覇者」とか言ってる奴だそうです。ヤバい。

まあでも、ボクがボコボコにしといたから大丈夫っしょ~、とレオン。

 

日が暮れて来たので、一行は夕ご飯を食べることにしました。

ココルはというと、すっかりレオンになついてしまって、レオンにくっついていました。ちょっとそこ代わってくれ

ココルがあまりにもベタベタしてくるので、「HA★NA★SE」と嫌がるレオン。

その拍子に、レオンの分のごはんが地べたに落ちてしまいました。嗚呼…

それで怒ってしまったレオンは、「馬車の調整をしてくる」と言って、その場を離れていってしまいました。

 

 

レオンが馬車の調整をしていると、ココルがこのあたりにあった果物をくれました。

強がっていましたが、やはりレオンはお腹がペコペコだったようです。

レオンが喜んでその果物を食べようとすると、今度はココルのお腹が鳴りました。

レオンは果物を半分こにして、片割れをココルにあげました。やさC。

 

月明かりの下で、果物を食べながら談笑する2人。

どうやらココルには、知り合いも友だちも居ないらしいです。

ココルに「レオンは友達いるの?」なんて返されたものだから、レオンは「いっぱいいる。100人くらい」と強がってみせました。

強がりだということを知らないココルは、素直に「すごい!」と目を輝かせます。

そういうことで、ココルはレオンにとっての101人目の友達ということになりました。

 

 

次の日の朝、すっかり仲良くなった様子のレオンとココルは、一緒にラクールホープの見張りをやっていました。

年相応の姿を見せるレオンを、クロードたちはどこか安心したように見守っていました。

 

と、そんな時、一行はどこからかサンダーボルトの攻撃を食らいました!

見れば、昨日レオンがボコボコにしたはずの、ダルクが居るではありませんか!

ダルクはココルを狙って、またやって来たみたいです。

たった1日で傷が回復するわけがない!とレオンは「妙だな……」と違和感を覚えていました。

ダルクはまたもサンダーボルトを放ち、その衝撃でレオンとココルが崖から落ちてしまいました!

 

崖から落ちたレオンとココルは、なんとか無事でした。

そんな2人の元にダルクが迫ってきていたので、レオンはダルクに向かってブラックセイバーを放ちます。

しかし、それはプロテクションで防がれてしまいました!

(※プロテクションは物理防御を上げる技なので、呪文であるブラックセイバーには本来効果が無いです。)

そしてさらに、ダルクはブラックセイバーを放ってきて、レオンは見事にお返しをされてしまいました。

 

その時、レオンを追ってクロードたちが助けに来てくれました!

ダルクの姿を見て、すぐ空★破★斬を放つクロード。さらに、レオンもシャドウボルトを食らわせます。

そんな感じで、またダルクを撃退することに成功しました。

やったぜ、と思っていると、レオンはココルの様子がおかしいことに気付きました。

なんと、ダルクから攻撃を受けていないはずのココルが、傷を負っていたのです!

 

 

ココルの傷は、剣と呪文で受けたようなものでした。

ちょうど空破斬とシャドウボルトの攻撃を受けたような感じで、おまけにダルクにダメージを与えたのと同じ個所に傷がありました。

よく分からないけれど、またレナの治癒能力でココルの傷を癒してあげました。

そのあいだギョロとウルルンが、ココルからはダルクと似た、いや、まったく同じ波導を感じることに気が付きました。

妙に思い、ココルの波導を調べてみるギョロ。魔物龍ってこんなこともできるんですね。

 

ギョロの調べによると、ココルとダルクはもともと1人の人間だったことが分かりました。

魔石の力で、悪の部分が増幅したのがダルク。ダルクが切り離した善の心がココルだったようです。

そのため、ココルとダルクは一心同体。ダルクをやっつけたら、ココルまで死んでしまう、ということみたいです。

じゃあ、次にダルクに襲われたらどうすることもできない…とクロード達はビビりますが、レオンは「ココルはボクが守ってみせる」と誓いを立てました。

 

 

そんなビックリな事実がありましたが、日が暮れたので夕ご飯を食べることになった一行。

レオンがココルにご飯を持って行きますが、そこにココルの姿はありませんでした。

急いでクロード達と一緒に、ココルを探し始めるレオン。

しばらくして、ココルはそのへんで見つかりました。よかった、よかった。

 

ココルはというと、「レオンに迷惑がかかるから、一緒にいけない」と言いました。

何も言わずにレオンの元から離れたのは、それが理由だったみたいですね。

そんなココルに、レオンは「そんなの関係ない。ボクたちは友達じゃないか!」と説得しました。

 

2人が熱い友情劇をやっている間に、またまたダルクがやってきました。

ココルの傷を回復したため、ダルクもまたピンピンしていました。

ダルクが剣で襲い掛かってきますが、反撃してはココルにもダメージが入ってしまいます!

そのため、ダルクの剣はクロードが受け止めて、レオンとココルに逃げるように指示しました。

言われた通り、その場から離れるレオン&ココル。

そのあいだ、ダルクはクモのモンスターを召喚しました!

召喚されたモンスターは、クモの糸でクロード達を絡めて、動けなくしてしまいました。よしっ

 

そんな感じで、レオン&ココルに追いついてきたダルク。

レオンはどこからか剣を取り出しマジでどこに持っていたんだ?、ダルクに向かって構えます。

どうやらレオン博士は、剣術もイケるようです。やはり天才か…

 

しかし、ココルとダルクが一心同体な以上、やはりレオンにはどうすることもできません。

隙だらけのレオンを、ダルクは掴んでみせました!

このままではレオンが危ない!なんとかしなければ、とココルが辺りを見渡すと、先ほどレオンが使っていた剣を見付けました。

ココルはその剣を拾い上げますが、ダルクは「お前にはそんな物使えないだろう」と嘲笑してきます。

そんなダルクを無視して、ココルはなんと自分の胸に向かって、思いっきり剣を突き刺しました!

 

ココルのダメージはそのままダルクにも入り、レオンはダルクから解放されました。

なにが起こったんだ?とレオンが周囲を見ると、ココルが自分自身に剣を突き刺しているではありませんか!

レオンは急いで止めに入ろうとしますが、ココルはさらに深く剣を刺してしまいます。

「レオンは、ぼくの他に100人も友だちがいるから大丈夫…」

そう微笑むココルに、レオンは

「友だちなんて1人もいない。

 ココルが初めての友だちだ!」

と言いました。

だから死なないで!と続けますが、レオンの願いは届かず、ココル、それにダルクも一緒に消滅してしまいました。

2人の消滅と同時に、いつもの魔石が出てきました。

1人その場に残されたレオンは、「こんなもの!」と言いながら魔石をぶち壊しました。

 

すると、今までクモの糸に捉えられていた、クロードたちへの拘束がゆるみました。

ギョロとウルルンが、魔石の効力が切れたことを察知し、ダルクの死を悟りました。

そしてクロード達は、同時にココルが死んだことを理解しました。

ココルを守り切れなかったことを嘆き、クロードは雄たけびを上げます。

そして、怒りの空★破★斬を放ち、モンスターの撃破に成功しました。

 

 

翌朝、また前線基地に向けて出発したクロードたち。

昨日と変わらない光景に見えますが、レオンの隣にはもうココルが居ません。

そんなレオンのそばに、クロードがやってきました。

 

レオンは「ココルは始めから居なかった。魔石が見せたまぼろしだったんだ」と、自分に言い聞かせていました。

こんな悲しい思いをするくらいなら、始めから出会わなければよかった…

レオンの次から次へとあふれ出る思いを、そばで静かに聞くクロード。

そして、クロードのとなりで、レオンはこらえていた涙を流すのでした……

 

 

おしまい。

 

 

 

結構後味の悪いENDだからか、次に収録されているオマケドラマは、ドタバタものになっています。

このしんみりした余韻に浸りたい方は、ここでブラウザバックをお願いします。

 

オマケドラマ

今回の主役はプリシスです。

クロードたちのパーティから外れ、リンガの町に残ったプリシスとボーマンのお話が描かれています。

そこでプリシスは、病気が治ったエラノールちゃんと毎日一緒に遊んでいることも語っております。よかった、よかった。

 

クロードらと離れてちょっと寂しい思いをしているプリシスは、「遠く離れていても、クロードの様子が分かるメカを作ればいいんじゃん!」と閃きます。

そんなわけで必要素材の「ワイヤンス」という薬草を、ボーマン先生から分けてもらったプリシス。

さっそく本に従って発明を始めますが、やっていくうちに参考にしている本が、紋章術の本だったことに気が付きました!

プリシスは紋章術を使うことが出来ないので、これじゃ出来ないよ~と落ち込みます。

 

でも!天才美少女プリシスちゃんは、そんなことではめげません!

今度は「自分でクロードを作っちゃえばいいんじゃん!」と思いつきます。(←!?

そんなわけで、持てる技術を駆使してクロード2号が大完成!

なんか見た目がまんまるボディな気がしますが、クロード2号は「プ リ シ ス ア イ シ テ ル」と愛をささやいてくれます!

 

大成功だ!やったー!と喜んでいるプリシスの元に、ボーマンがやって来ました。

その時、プリシスの作ったクロード2号の様子がおかしくなりました。

「プリシス アイシテル」を言う速度がどんどん早くなり、煙まで出し始めました。

しまいには、そこはお約束ってことで、クロード2号は爆発してしまいました。

そんな感じで、やはりプリシスの発明は失敗に終わってしまうのでした…。

 

 

という爆発オチを迎えたところで、オマケドラマは終了です。

本編のシリアスは、一体どこに行ってしまったのでしょうか。

 

キャストトーク

今回も初回盤に限り、声優さんたちによる「お疲れ様でした」なコーナーが収録されています。

今回のテーマは「友だち」でした。

 

結城比呂さん→CDプレーヤー

飯塚雅弓さん→高校の友だち

金月真美さん→現場の人と行くツアー

関智一さん→同じ劇団員の人

三橋加奈子さん→友だちはいいもんだ

白鳥由里さん→犬

半場友恵さん→「友恵」という名前は、友達に恵まれるように祖父に付けてもらった(芸名は本名みたいです)

松本保典さん→お酒

 

大体こんな感じの話をされています。

友だちって…いいよね!

 

まとめ

本編はまさかの、どシリアスなお話が展開されました。

レオンの初めてのお友だちが死んでしまう(しかも自害)なんて、結構ショッキングな内容でしたね。これは夕方アニメでは描けませんね…。

クロードお兄ちゃんが、レオンの良き理解者になってくれることを祈りましょう。

 

レオンは本編でも初登場が16話と、メインキャラの中では比較的登場が遅いほうなので、掘り下げてもらえたのは嬉しいですね。

レオンがメインのお話なので、レオンファンは聞いておいて損はないと思います。

プリシス&ボーマンのドタバタ劇も同時収録されていますので、リンガコンビがお好きな方もぜひ押さえておきましょう!

 

それでは次回もお楽しみに!

 

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