なくらの冒険の書。

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主に漫画・アニメ・ゲームについて語るブログです。

スターオーシャンEXを見た感想。第21話「再会」

sonicx861.hatenablog.com

 

スターオーシャンEXの感想会、第21回目です。

前回はエル大陸に流れ着き、レオンと2人旅をする様子が描かれました。

今回は

レナとクロードの再会

が主にレナ視点で描かれます。

 

原作ゲームでは、離れ離れになってから10分もせず再会できるというのに、アニメでは2人の再会で丸々1話使います。

それでは、今回も雑に見ていこうと思います。

 

 

Aパート

クロードを想い、海を見つめるレナからスタートです。

ふと足元を見ると、クロードが大切にしていた通信機が流れ着いていました。

それはまるで、遺品のようでした…

通信機を拾い、それをギュッと抱き締めて、クロードの名を呼ぶレナ。

そんな彼女に近付く、1つの影がありました。

クロード!?と思いきや、その影の正体はオペラさんでした。

なんでこんなところにいるんだ…

 

オペラさんと共に、セリーヌとアシュトンのいるところに戻ったレナ。

半壊していますが、どうやらここは教会だったみたいです。

セリーヌはオペラに、ホフマン遺跡でエルネストさんに会ったことを伝えました。

オペラの調べによると、エルネストさんは今このエル大陸に居るみたいなので、彼女はここに来たんだそうです。

恋人を探して、こんな危険なところにまで来るなんて…愛やね…。

 

津波に巻き込まれたのに、ケガ1つないなんて凄い、とオペラは言いますが、クロードとレオンが行方知れずのままです。

教会にある勇者の肖像画を見つめ、涙するレナ。

アニメだと、伝説の光の勇者はアーリアだけのものでなく、世界中に知られている伝承みたいですね。

オペラはそんなレナを見かねて、みんなで散歩することにしました。

 

 

森を歩く4人。

森と言っても、枯れ木ばかりで生物の気配を一切感じない、不気味なところでした。

動物たちも、ソーサリーグローブの影響で死んでしまったのかも…

そのまま歩いていくと、紫色のガスが吹き出る場所に出ました。臭いもひどいみたいです。

ギョロとウルルンはそのガスを見て

「魔物たちの魂のにおいだ」

「この大地はもう長くない」

と分析しました。

 

 

先ほどの教会に戻った4人。

そこには、エル大陸の生き残りの住民が、十数人ほど居ました。

いまだこの地に残っているのは、ご年配の方ばかりでした。

そんな生き残りの人々に「ここから逃げたほうがいい」とアシュトン。

しかし、彼らの答えはNOでした。なぜなら、

「ここは私たちの生まれた場所。母親なんだ。母親を置いてはいけない」

というのが、彼らが出した結論みたいです。

しかし、生き残りの人たちは、希望を捨てたわけではありませんでした。

 

この地、エクスペル。邪悪なる脅威に民苦しむ時、

異国の服を纏いし勇者現れん。

光の剣を持って、民を救わん―――

 

エクスペルの伝承を言う神父。

どうしようもない今だからこそ、勇者が現れるに違いない、と人々は信じていたのです。

 

 

それから夜になり、外のベンチに座るレナ。

クロードの通信機を見つめています。

そんなレナの元に寄り、オペラさんは毛布をかけてくれました。

オペラは、レナが持っている通信機を貸してもらって、状態を見てみました。

津波に流されたりとかいろいろありましたが、壊れてはいないようでした。

防水加工はカンペキだね…

 

通信機が何に使うものか分からないレナは

「遠くの人と話せる物」と教えてもらいました。

じゃあ、クロードとも話せる!?と喜ぶレナ。かわいい。

しかし通信機は、相手も同じものを持っていなければ、話すことはできません。

それを聞いてレナはしょんぼり。かわいい。

「通信機」の概念がない未開惑星感、いいですね…

 

 

エル大陸マジでヤバいし「ラクールに引き返すのもアリだ」と提案するオペラさん。

レナが言葉に詰まったその時、謎の光が2人の周りを包みました。

オペラさんによると、これは「ユキホタル」と言って、エル大陸の人は「喜びと希望の象徴」と呼んでいるそうです。

 

それを聞き、レナはクロードを探すことを決意。

「もう1度会いたいから」

エル大陸を離れず、クロードを探す理由はそれだけで十分でした。

セリーヌとアシュトンもその場におり、レナと一緒に行くことを約束してくれました。

「僕たち仲間だから」

彼らが共に行く理由もまた、それだけで十分でした。

 

 

一方その頃、レオンはラクールホープの修理をしていました。

チンピラたちは不安げに見つめていますが、クロードは「絶対に動く」と、希望を信じていました。

チンピラの親分は、その辺の木の実で作ったと思われる飲み物を、クロードに渡しました。そして

「いつも不思議に思っていた。

 あんたを突き動かすものって、一体、なんなんだい?」

と、問います。

クロードは少し考えた後、

「越えたい山がある。とても高い山でね。

 僕はその山を越えたいんだ。」

と答えました。

 

クロードが思い描いていたのは、やはり父・ロニキスのことでした。

しかし、抽象的過ぎて、チンピラの親分にはイマイチ話が見えません。

「すまねえ!こう見えて、俺は頭がよくねえんだ」と親分。

どう見ても頭良くなさそうに見えるけど、と笑うクロード。

(実際ここはそういうネタで笑わせてくれたんだと思う)

 

ここのやり取りですが、

初代スターオーシャンの主人公(ラティ)の声優・結城比呂(現・優希比呂)さんと、

のちにスターオーシャン4の主人公(エッジ)を演じることになる、声優・岸尾大輔(現・岸尾だいすけ)さんでお送りされております。

なんだか感慨深いですね。

 

ラクールホープのほうはというと、かなりひどい状態みたいでした。

しかし「ボクなら直せる!」とレオンは頼もしいVサインをしてくれました。

ラクールホープさえあれば、まだ希望はある…!

 

というところで、Aパートは終了です。

 

Bパート

リンガで古文書を解読する、キースからスタートです。

古文書を預けてから、そんなに時間が経ってないと思うのに、着々と解読していくキースさん。すごい。

古文書の解読を待つ、プリシスとボーマン。

そんな2人の元に、ユキさんがやってきていました。

クロードたちがエル大陸に渡ったことを、伝えに来たのです。

この人たち面識あったっけ…

「クロードたちは、津波が来る前にエル大陸に向かったので、大丈夫だろう」とユキ。

実際は、がっつり津波に巻き込まれたんだけどね…

 

エル大陸にいるレナたちはというと、エル大陸の生き残りの人たちに、かつてのエルリアのことを聞いていました。

エルリアはかつて芸術の都と呼ばれ、エクスペルいち栄えた町でした。

しかし、ソーサリーグローブが落ちてからは魔物も現れ、ひどい有様だそうです。

魔物たちはきっと、ソーサリーグローブから生まれたのだと推測していました。

 

 

その後、またまたエル大陸を歩く4人。

と、そこで、レナの名を呼ぶクロードの声が、レナの耳にだけ届きました。

この声の先に、クロードがいる!

そう確信したレナは、他の3人を置いて走って行ってしまいました。

レナってそんなに足早かったんだ…ってスピードで走っていくもんだから、他の3人はあっという間に、レナを見失ってしまいました。

 

クロードの声がしたほうに向かうレナ。

するとなぜか、ソーサリーグローブが出したガスが、めちゃくちゃ出てるところに来ました。

こんなところに、本当にクロードがいるのでしょうか。

ふとレナが振り向くと、なんか巨大なメカがいました。

しかもそのメカから、クロードの声がします。

先ほどレナが聞いた声の正体は、コイツだったのです!

 

そのメカは、レナの胸にロックオンしました。

彼女が首から下げているペンダント、つまりエナジーストーンに目を付けたのです!

レナが邪魔だ、というように、レナを何度か投げ飛ばすメカ。ここちょっとえっちです。

投げ飛ばされた衝撃で、レナはもう動けないほどのダメージを負っていました。

でも、まだクロードに会えてない!クロードに会うまでは死ねない!

そう固く決意するレナに、またも向かってくるメカ。

 

万事休すか、と思ったその時!

とても見覚えのある後ろ姿を、レナは見ました。

クロードです!今度は本当に、本物のクロードが現れました!

レナのピンチに駆けつけてくれました!

 

「お前の相手は僕だ!」とクロードは空★破★斬を放ちますが、全く効きませんでした。

そんでもって、お返しに目からビームを食らってしまいました。

 

ビームを食らって、傷を負うクロード。

その隙にとばかりに、メカはまたもレナをロックオンしました。

メカの狙いはエナジーストーンのため、クロードには興味がないのです。

「レナは僕が守る!」とクロードは、空破斬とは違う構えを見せました。

そう、それは以前、ディアスが見せてくれたものと同じ構えでした。

『鳳吼破!!!!』

鳳凰の力をまとい、クロードは剣から炎を放ちました。

なんとクロードは、ディアスの技を1度見ただけで盗んでしまったのです!

やはり天才か…

 

クロードが放った炎は、メカに向かって一直線。

炎に焼かれ、メカは動かなくなりました。やったね!

 

新たな力を手に入れ、自分の剣・コウマを掲げ、じっと見つめるクロード。

暗雲に包まれたエル大陸でしたが、クロードの持つコウマがあるところにだけは、光が差し込んでいました。

それはまるで、伝説の勇者の肖像画と同じような光景でした。

その光は、エル大陸の生き残りの人々にもハッキリと見えました。

そして神父は、

「伝説の勇者…」とつぶやくのでした。

 

クロードとレナは、再会のハグを交わしました。

ようやく会えた!よかったね!

ここ、なんか当初はkissする予定もあった、って話をどこかで見たのですが、ソースが分かりません。

分かる方いらっしゃったら、教えてください。

 

 

そしてこちらはリンガ。

どうやらキースが、古文書解読を終えたようです。

プリシスとボーマンは、喜んで部屋に駆けつけますが、キースと、一緒にいたユキは全然嬉しそうじゃありません。

キースは、プリシスやボーマンに教えるよりも先に、まずクロードたちに内容を早く知らせないと、とエル大陸に向かうことを提案しました。

プリシスやボーマンより先に、ユキさんが内容を知ってる風なのは何故なんだ…

 

また視点はエル大陸のほうに。

クロードたちは全員集合して、レオンとオペラはクロードが倒したメカを調べていました。

そのメカには、いつもの魔石が入っていました。

アシュトンはソーサリーグローブって機械も動かせるんだ~、と感心しますが、オペラは、魔石はきっと動力源だったのだろう、と分析しました。

レオンは見たことのない機械だ、と言いますが、クロードにはこれが何だかわかりました。

「ロボット…」

そうつぶやくクロード。

 

未開惑星に、こんなものを作れる技術があるわけありません。

ソーサリーグローブって一体…なんなんだ!?

と、謎が深まったところで、第21話は終了です。

 

 

今回は、クロードが新たな技・鳳吼破を習得する回でした。

原作ゲームではクロードは使用できない技ですが、空破斬もディアスのを真似たもの、って設定でしたからね。

鳳吼破も特別に使えるようになってます。

ラティの声で放たれる鳳吼破、アツいですね…

 

次回予告

今回の予告担当はアシュトンです。

ラクールホープは直らないし、オペラは行方不明になるし、エナジーストーンは奪われてしまうし、大ピンチな一行。

けれど、不思議と希望を信じることができます。

だって、みんなが!仲間がいるから!!

 

そんなギップリャー!な展開が続くエル大陸編!

次回、勇者は存在しないということが判明!?

クロードたちは、ソーサリーグローブに勝つことができるのか!?!?

それでは次回もお楽しみに!!!

 

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