スターオーシャンEXとは。
・ゲームのスターオーシャンセカンドストーリーを原作とした、漫画版を原作としたアニメ。
・でも漫画版とも違った、オリジナル要素も多々あり。
・空★破★斬
・「黒歴史」と言う人も多い。
大体こんな感じです。
しかし私はこのアニメ、嫌いじゃないです。
詳しく語ると長くなるので割愛しますが、私はこのアニメのお陰で、スターオーシャンシリーズと出会うことができました。
この感想記事は、そんな奴が書いている、ということをごま塩程度に覚えておいてください。
前置きはこんなところで、さっそく感想を書いていきましょう。
はじめに
「ゲームor漫画版は知ってるけど、実はこのアニメ見たことない」
という方ももしかしたらいらっしゃるかもしれないので、
ゲームor漫画版で言うと「この回は〇〇~○○までの内容をやります」
というところから書いていくことにします。
で、第1話はどこの内容をやるのかと言いますと。
ゲームスタート~クロードとレナが出会うまで
が第1話の内容です。
原作しか知らない方が聞いたら大半が「?」と思うことでしょう。
だってこれ、ゲームだったら10分もあれば終わる内容ですもんね。
それをどうやって30分に引き延ばすのか…????
感想と共に、それなりに詳しく、それなりに雑に追っていきましょう。
…と、本編に突入する前に、今回は第1回目なので、
まずはオープニングテーマから突っ込んでいくことにしましょう。
こちらがスターオーシャンEXのOP。
(ちなみにこの動画は海外版のOPっぽい。
日本版のタイトルロゴはゲーム版と似たフォントなので、もっとカッコいいです)
曲名は「To The Light」。 歌手は「八反安未果」さんです。
オープニング曲、カッコいいですね!
FULLだと間奏部分がめちゃくちゃカッコいいので、興味がある方は是非聴いてみてください!
オープニングの絵的には、3カットも謎のポーズをしているクロードや、
「フェイズキャノンじゃねーのか?」とツッコんでしまうほどの威力のフェイズガンだとか、ツッコミどころはありますが、
(一応フェイズガンについてのフォローは後でします)
最後の風を感じている(?)クロード・レナ・セリーヌ・アシュトンの4人とかもいいですね!
これから始まる冒険の予感にワクワクします!
Aパート
まずはエクスペルにソーサリーグローブが落ちるところからスタートです。
そして神護の森に急ぐレナ。
おっ、レナ編かな??
と思いきや。
前述の通りこれはSO2の漫画版がベースのアニメなので、基本的にクロード視点で物語が進みます。
というわけで、カメラがクロード方面に移ります。
カルナスに乗って、惑星ミロキニアに行く途中です。
そこはクロード編らしく
「どこまでも広がる広大な宇宙~」だとか
「でも、僕は僕だ!」だとか
ゲームでもお馴染み(?)の台詞を言ってくれます。
しかもアニメ版のクロードの声優は、結城比呂(現:優希比呂)さん。
そう、初代スターオーシャンの主人公・ラティを演じていた声優さんです!
つまり、ラティのお声でこれらのクロードの名言が聞けちゃうんです!
個人的にこれを聞くためだけでも、このアニメを見る価値はあると思います。
未視聴の方は第1話だけでも見ておきましょう。
で、クロードの語りの途中でロニキスさんの過去・SO1の話もチラっとだけ出できます。
ここで、SO1の4人(ラティ・ミリー・イリア・ロニキス)もチラっと映ります。
そこには、剣を持って先陣を切る若ロニキスさんの姿が…
あれ?なんか捏造入ってない?
(一応、未開惑星保護条約の関係でラティたちのことをあまり詳しく語れなったのかな、とか真面目な理由はあると思う。たぶん)
そんなこんなで、カルナスはいつの間にか小惑星に突っ込むコースに入ってました。
うろたえる船員たちをまとめ、ロニキス艦長は艦への多少のダメージは覚悟で、防御シールドを全解除して、電子砲のチャージに集中。
そして、小惑星をぶっ壊すぜ!という結構ムチャな作戦を立てました。
でもこのムチャな作戦のお陰で、彼らは無事ミロキニアにたどり着くのでした。
ちなみにこの時、クロードはビビっていただけで何もできませんでした。
いや、これ別に悪口とかじゃなくて。
この後のクロードの行動や、成長につながる(たぶん)ポイントなので、しっかりと押さえておきましょう。
また場面が切り替わってレナ視点に。
花を1輪空に掲げ「勇者様…」とつぶやくレナ。
お?魔法陣グルグル難民救済か?
また場面はクロードに。第1話は視点切り替えが激しいですね。
ミロキニアに到着したクロードたち。
さっきの小惑星の件でビビってたクロードを見たロニキスは、ここでクロードに
「まだおまえに宇宙は無理かもしれんな」
と言い放ちます。
実際、クロードにはなにも出来ませんでしたからね。
クロードには何も言うことができませんでした。
なんやかんやでミロキニアの謎のドームを発見。
ようやく、ゲームでクロードが操作可能になる場面まで来ました。
クロードはロニキスさんからフェイズガンを受け取り、いざドームの中へ!そこで謎の装置を発見します。
それに気づいたロニキスさんは「むやみに近づくな!」と言いますが、クロードは「壊れてるし、ヘーキヘーキ」と言って装置に近づきます。
さっき何も出来なかった自分が悔しかったりだとか、おそらくそういう感情もあったんでしょうね。
「私が調べるので、クロード少尉はこっちへ!」と女性隊員が呼び掛けても
「僕も調べます!」と言って見せたり、クロードの子どもっぽい感情が、アニメだとより分かりやすくなってます。
で、みなさんもご存知の通り、クロードは謎の光に包まれ、どこかへ飛ばされてしまいました。
と、ここまでがAパートです。
Bパート
Bパートはまたレナ視点からスタート。
でも、今度は森じゃなくて、村の教会っぽいところにいます。
どうやら本編スタートより、ちょっと前の回想みたいです。
そこでレナは、レジス村長と光の勇者様の話をしています。
「世界がヤベーけど、光の勇者様が来ればなんとかなる!」
大体そんな話です。
エクスペルのなんとなくの様子がここで分かるようになってます。
で、またカメラが変わって、見知らぬ森で目覚めたクロード。
通信機を使ってみますが、つながりません。
クロードがあわあわしてる間にまた視点はレナに。
神護の森で、お花をたくさん摘んでルンルンしてたら、後ろから突然ゴリラ(ガーク)が現れました。
余談ですがこのガーク、SO2の小説版曰く普段は大人しい生物らしい。
(この見た目で??)
ヒロインがそんなことになっているとは知らず、近くで見つけた川の水を飲むクロード。
おみずおいしい!
そして、父親から譲り受けたフェイズガンを取り出し、ロニキスさんの言葉を思い出しながら、銃を水面に向けて構えます。なにやってんの?
そして、水面に映った自分の顔を見て、
「クロード・C・ケニー…」とつぶやくのでした。
なにやってんの?という「お前バカにしてんのか?」と思われても仕方がない書き方をしましたが、スターオーシャンEXの、こういうクロードの心理描写が丁寧なところが私は好きですね。
クロードのコンプレックスが描かれてるシーンは今後も登場しますので、しっかり押さえていきましょう!
あと、ここのクロードは水を飲むにあたって、あの指ぬきグローブを外してたりしてます。
たぶんレア。
そんなクロードを置いといて視点はレナへ。
身を隠すことでゴリラから逃れることに成功したレナでしたが、うっかりクシャミをしてしまいます。かわいい。
それで結局見つかってしまって、
「キャアアアアアア!!」と、大きな悲鳴を上げました。かわいい。
その悲鳴がクロードに聞こえ、ようやくボーイミーツガールです。
ここまで長かったですね。
クロードは最初、ゴリラ相手に木ーブレードで頑張りますが、木なのですぐ折れてしまいました。
絶体絶命のクロード。そこで彼が取り出したのは、父・ロニキスから受け取ったフェイズガンでした。
「お前に宇宙は無理かもしれない」
そんな父親の言葉がチラついて、なかなか引き金を引けないクロード。
しかし、
「僕だってやれるんやで!」と言わんばかりの表情で、ついにフェイズガンを放ちました!
ここで登場するのが、オープニングの件でも言った
「フェイズキャノンじゃねーのか?」という言わんばかりの威力のフェイズガン。オーバーキルやろ…。
一応補足しておくと、SO3の辞典曰く、フェイズガンは気絶させる程度の麻痺モードから、車一台ぶん程度のものを蒸発させるほどの威力まで、切り替えが可能らしいです。
クロードが使ったのは後者なんでしょうね。
EXのためにこの設定追加したのか?
まあそんな感じで、すごい威力のフェイズガン。
レナにはこれが、伝説の光の勇者が持つと言われる、「光の剣」と重なって見えました。
こんな感じの出会いをした2人。
とりあえずお互いの自己紹介をして、レナはさっき摘んでいた花を1輪、クロードに差し出しました。
「あの…これ、1つだけになっちゃったんですけど…
あなたのために摘みました。
私たちの世界へようこそ!勇者様!」
『レナとの出会い―――…
それが僕の冒険の始まりだった…』
はい。というわけで、ここまでが第1話の内容です。
魔法陣グルグル難民も大満足の〆ですね。(せやろか?
エンディング~次回予告
初回なのでEDテーマのご紹介もします。
Star Ocean EX Ending (1080p 60fps) スターオーシャンEX エンディング
曲名は「Hearts」。歌手は「西端さおり」さんです。
OPだけでなく、EDも良いんですよ!
エンディングの絵はとにかく「レナかわいい!」で出来てます。
と思いきや、最後らへんになにやらやたらカッコいいポーズをしたクロードの後ろ姿が出てきて、なんとなく笑えてしまいます。
やっぱり魔法陣グルグル難民救済じゃないか!
EDの締めはレナの微笑み!かわいい!
そして次回予告。
このアニメの次回予告で特徴的なのは、予告の読み上げをナレーションではなく、キャラクターが交代制で担当することですね。
そして「僕はクロード・C・ケニー!」といったように、最初に自己紹介をしてくれるのも特徴です。親切だね。
と、いうわけで第1回目の次回予告担当は主人公のクロード君です。
内容は「僕は勇者じゃない!」とひたすら言ってます。
がんばれクロード、負けるなクロード!
あとこの次回予告、
「この曲、本編中に使われてましたっけ??」
みたいなのもちょいちょいあります。
スターオーシャンEXのBGMは、ゲーム版と同じく桜庭統さんが担当されており、そこはさすが桜庭さん!
次回予告のBGMも超カッコいいんです!要チェックや!
まとめ
だらだらと感想を交えながら、第1話の大体の内容を書いてみました。
いかがだったでしょうか?
第1話はクロードとレナの出会いまでをかなり丁寧に描いていましたね。
しかし、こんなゆったりペースで、原作の最後までアニメ化することができるんでしょうか?
それについては、今後も続く予定の記事で明らかになっていくことでしょう…
一応、最終話まで感想記事書いていきたいな~、と思ってはいますので、ふりかけ程度に覚えておいてください。ノシ
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