前回のファンタシースターポータブル2に引き続き、続編というか完全版?であるインフィニティも久しぶりにクリアしました。
記念に感想を書いていこうと思います。
なお、2からインフィニティの違いは追加ストーリーだけでなく、転生?とかシステム面でも色々あったりするらしいのですが、
そっちのほうはよく分からないので、ここではストーリー面の感想だけ書いていきます。
そして、
この記事はストーリーにあまりハマれなかった奴が書いています。
以上が宜しい方は、このままお進みください。
孤独な少女・ナギサ
今回のストーリーは2から半年後のお話です。
ストーリーをざっくり紹介すると、今回はダークファルスのかけらを集める少女・ナギサと、それを見守る古代人ワイナールのお話。
プレイヤーの行動によって結末が異なりますが、トゥルーエンドだとワイナールがナギサの代わりにダークファルスに憑りつかれ、
そいつを倒して、めでたし、めでたしって感じ。
いつも見守っていてくれたワイナールがいなくなって、再びひとりぼっちになってしまったナギサ。
けれど、主人公をはじめとしたリトルウィングなど、戦いを共にした仲間たちがナギサを迎えてくれて、もうナギサちゃんはひとりぼっちなんかじゃないよ!
って感じのお話です。
2と同様にひとりぼっちの女の子が主役ですね。
こうしてまとめてみると、こっちも良いお話ですね。
が、私はあまりこのストーリーにハマれなかった。
理由としては、なんというか、台詞が寒いというかクサいからですかね?
クールだけど天然ボケなナギサと、変態っぽいけど割と常識人?なワイナールのツッコミで基本お話が進むのですが、
なんかワイナールのツッコミが滑りまくってる気がしてならない。
クスリともできなかった。
ワイナールの担当声優の三木さんがすごく熱演していらっしゃるので、余計に滑っているような…。
PSO2にありがちな寒さが2iから出ている気がします。
物語終盤も、ワイナールが怪しい動きを見せて
「こいつ敵だったのか!?」と思わせておいて
「実はやっぱり良い奴でした~」というよくある展開。
「でしょうね」という感想しか出てこなくて、茶番にしか見えなかった。
ストーリーをまとめてみると良い話だと思ったので、妙な寒ささえなければ、2と同様に感動できたと思うのに、惜しいなあ、と思う作品です。
PSOとのコラボストーリー
さて、PSPo2iの追加ストーリーで欠かせないのが、PSOの世界とコラボしたサイドストーリーでしょう。
私は最近PSOをクリアしたところなので、今これをプレイしたらどんな感想を抱くのかな~、ってことでこれもプレイしました。
こちらのストーリーもざっくり紹介すると、ちょっとしたトラブルでラグオルにやって来た、主人公・エミリア・ナギサ。
そこで謎の女性・リコと出会い、ダークファルスに憑かれてしまった
リコの師匠・フロウウェンさんをぶっ飛ばして、誰もダークファルスに憑りつかれず、めでたし・めでたしって感じの内容です。
で、ここが問題なのが、PSOでは彼女が残したメッセージカプセルでしか語られなかった、ラグオルの英雄、レッドリング・リコ。
このストーリーでは生身の彼女が登場しています。
それが、PSOでの彼女のイメージとなんか…違うような…
前述の通り文章でのみ登場のキャラクターだったので、イメージと違うと言われても…?と思われる方もいるかもしれません。
でもPSOのリコは未知のものにドキドキワクワクしていたり、最後にはもっと親孝行しておけば、父さんに会いたいと言ってみせたり。
科学者というには結構ふつうの女の子っぽい印象が私にはありました。
少なくともこの2iで登場しているような、クールなイメージや、肝心なところでナヨナヨするようなイメージはなかったなあ。
しかもこのリコ、ナギサと同じく担当声優が水樹奈々さんで、ナギサはリコの生まれ変わりのような描写があります。
え?その設定いる??
確かにナギサとリコは、ダークファルスの依り代になっちゃった~という共通点はあります。
でも、ぶっちゃけ共通点はそれくらいしかなかったし、生まれ変わった先でもダークファルスの依り代になる運命とか、リコが不憫すぎる。
マジでこの設定要らなかったと思う。
なんでこんな設定にしたんだろう??
まとめ
個人的にこの作品からはPSO2感がありました。
PSO2のストーリーが楽しめた方は、たぶんこのゲームも楽しめると思います。
EP1、EP2共にトゥルーエンドまでやって、プレイ時間は50時間くらいでした。
それくらいのボリュームのゲームがやりたいな~、という方は是非プレイしてみてくださいね~
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