なくらの冒険の書。

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主に漫画・アニメ・ゲームについて語るブログです。

FF15の小説を読み終えました。

本日FF15の小説を読み終えましたので、大体の内容を紹介しつつ、感想を書いていこうと思います。

ネタバレ注意です。

 

大雑把すぎる各章の内容

【アーデン編】

アーデンがまだルシス王家に居たころのお話。

アーデンはシガイの病を自分の身に取り込んで、病に悩まされる人々を助けていました。

しかし、彼の弟は病に侵された者は殺すしかないと考えており、考えの相違からアーデンと弟・ソムヌスの仲は険悪に。

 

シガイの病を吸収したことで、いつしか自身もシガイ化していたアーデン。

彼は王に選ばれなかった上に、王となった弟に国を追い出されたりと、踏んだり蹴ったりでした。

オマケに最愛の恋人・初代神凪のエイラも失ってしまいました。

 そんなこんなでアーデンはルシス王家を恨むようになり、いずれ誕生する、真の王を殺すことを目的に生きるようになりました。

 

時は流れ、アーデンはノクトをクリスタルの中に押し込み、そこから更に10年が経ちました。

崩壊したルシス城の玉座に座るアーデンの前に現れたのは、

クリスタルから力を授かった真の王・ノクティス―――

ではなく、10年前オルティシエで殺したはずのルナフレーナでした。

 

 

【アラネア編】

帝都グラレアに帰還したアラネア。

そこで彼女は、「ソル」という名の女の子を託されました。

彼女は実は、ニフルハイム帝国の皇帝・イドラの孫でした。

アラネアはソルの親となり、彼女を育てることにしました。

それから10年。アラネアに育てられたソルは、立派なハンターになっていました。

 

 

【ルナフレーナ編】

「アーデンを倒せ」という新たな使命を受けたルナフレーナ。

10年の歳月を経て目覚めた彼女には、シガイの病を吸収する新たな力を授かっていました。

道中「ソル」という名の女ハンターと出会い。

行動を共にすることに。

 

その最中、ルナフレーナは初代神凪・エイラの声を聞き、アーデンの過去を知ります。

更にゲンティアナから、かつて剣神・バハムートは、星ごと全てを滅ぼそうとしたこと。

そして、再び同じことをしようとしていることを知らされました。

 

バハムートを止めるため、ルナフレーナは単身アーデンの元に向かい、彼に協力を申し出るのでした。

 

 

【ノクティス編】

10年の時をクリスタルの中で過ごし、ついに目覚めたノクト。

ルーナがルシス城に居ることを知り、自らも城へ。

バハムートは、こちらの世界と対をなす世界の両方で存在しているため、一方を倒してもすぐ復活してしまうとのこと。

対の世界のバハムートを打ち倒したいアーデンは、ノクトの指輪の力を欲しがります。

 

 

簡単に渡すことわけにもいかないので、ノクトは「王の戦い」として、アーデンと一騎打ち。そして勝利します。

これまでのことからノクトはアーデンのことを恨んでいました。

しかし、彼の過去を知ったこと、そして彼の弟であり、初代王のソムヌスから

「永き呪縛から、兄を解き放ってほしい」と頼まれたこともあり、

アーデンも「救うべき世界の一部」だと思うようになっていました。

 

ノクトはアーデンにとどめを差さず、歴代王にアーデンに指輪の力を貸してあげるようにお願いしました。

「誰も犠牲にしたくない」と言いつつも、アーデンを救うには「死」しかないことも分かっていたのです。

指輪の力を得たアーデンは、対の世界のバハムートを倒し、現れたエイラの幻影に「ずっと一緒に居てくれ」と告げ、彼の体は塵となって消えていきました。

 

アーデンが対をなす世界のバハムートを倒したことしたことにより、こちらの世界でもバハムートを倒すことに成功。

同時に城が崩れていきましたが、巨神の力で脱出。

そこでゲンティアナが現れ、これからはクリスタルも、神もない、人だけの世界になると告げました。

さらに、最後の祝福としてルーナを目覚めさせ、

「幸せに暮らしなさい」と言い残して消えていきました。

 

そして、この闇に覆われた世界にあるはずのない、光が差し込みました。

それは、夜明けの訪れを意味していました―――。

 

 

以上が大体の内容です。

かなり省略している部分がありますので、まだ購入されていない方は、ぜひご自身の目で確認してみてください。

 

 

感想

ついにDLCの開発中止が発表されてしまったノクティス編。

その内容が今回の小説で明らかになったわけですが、やはり「ゲームでやりたかった」という気持ちが強いですね。

アーデンと共闘する展開は良かったと思います。

死ねない体の彼を救うことができたのも、結構好印象です。

 

最後のゲンティアナの「クリスタルも神もない、人だけの世界になる」

という台詞を見て、「あれ?そっちの世界を冒険するほうが面白そうじゃない?」とか思ったり。

FF15-2出るとしたら、そんな世界が舞台になるのでしょうか。

 

個人的にノクトはFF主人公の中でもかなり気に入っていたので、これで終わりかと思うと、ちょっぴり寂しいです。

でも、次のFFの新作はDLC商法じゃないことを祈ります(笑)

PS4の容量を持っていきすぎなんだよ!w