今回は漫画版のSO2の紹介です。
著者は東まゆみ氏。
月刊少年ガンガンで連載されていました。全7巻です。
漫画版のポイント
・主人公はクロード
・ゲームでは二者択一であったり、レナ編でしか仲間にならないようなキャラクターも全員仲間になる。
・描かれているのはDISC1の終盤まで(シンがラスボス扱い)
・キャラクターの衣装のアレンジが結構されている
・性格も原作と結構違う人がいる。(アシュトン・プリシスあたりがその傾向が強い?)
漫画版SO1は、短期連載のためスピーディーにストーリーが展開しましたが、こちらは物語がかなり丁寧に描かれています。
なんとセリーヌさんとクロス王子のPAに1話を割いてしまうくらい。
(尚、この話はアニメ版ではカットされている)
PAの扱いもかなり丁寧です。
たとえばゲームではハーリーで発生する、病弱の少女・エラノールに薬草を渡すPA。
これと本編中のリンガの聖地に行って薬草を探すイベント、これらがセットになっています。
そのため、エラノールがリンガ出身に、そして彼女を治す薬草・メトークスの生息地がリンガの聖地へと変更されています。
本編のイベントに自然とPAの話を組み込んでくる、良いアレンジだと思いました。
ちなみに東まゆみ先生の好きなキャラは、男だとクロード、女だとオペラだそうです。(スーパーコミック劇場第一集談)
東先生の描くクロードは、めちゃくちゃイケメンでカッコいいですもんね。
エルリアタワーでカルナスに強制転送されてから、エクスペルに戻りたい、と説得する過程でロニキスに銃口を向けるシーンは必見です。
漫画版のカップリングについて
SO2はゲームだと自由恋愛ですが、漫画版ではやはり、そうとは言っておられず、結構カップリングが固定化されています。
組み合わせは以下の通り。
・クロード×レナ
・クロード←プリシス←アシュトン
・エルネスト×オペラ
・ボーマン×ニーネ
クロード×レナはやっぱり主ヒロだしね、ってことで。
クロード←プリシスは、ゲーム中でもプリシス加入時に、クロードに気があるような台詞がありましたね。
プリシス←アシュトンも同様で、プリシス初登場時に、アシュトンがそれっぽいことを言っていました。
一応設定上のアシュトンの好みのタイプは「巫女さん」なんですけど、ゲーム中の初期の愛情値もプリシスに対してが一番高いんですよね。なぜ。
エルネスト、ボーマンは説明不要でしょう。
と、まあこんな感じでカップリング固定化と言っても、ゲーム中でも描写がある組み合わせばかりです。
この組み合わせについては、イメージと全然違う!ということには、そんなにならないのはないのでしょうか。
まとめ
エニックスお家騒動の影響で打ち切りという形で終わってしまった本作。
「エナジーネーデ編まで見たかった」と惜しむ声も多く上がっております。
私もその1人なのですが、今となっては、実現するのはやはり難しいんでしょうね…。
また、この作品は「スターオーシャンEX」というタイトルでアニメ化もされていますが、それについてはまた別の記事で紹介しようと思います。
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