今回紹介するゲームは「スターオーシャン1」です。(以下SO1)
SO1は、1996年7月19日、エニックスから発売された、スーパーファミコン用のゲームソフトです。
SO1のあらすじ
地球が宇宙へ進出している、少し未来の時代のお話。
未開惑星「ローク」に住む青年ラティクス(愛称ラティ)は、幼なじみのドーン、ミリーと共に自警団として村の平和を守っていた。
しかし、ラティはそんな変わらない日常にどこか退屈だと感じていた。
そんなある日、北方の村で「石化病」という、人が生きたまま石化してしまう恐ろしい病が流行し始めた。
そこで自警団であるラティたちに、助けてほしいとの手紙が届いた。
ひょんなことより、幼なじみのドーンもその石化病にかかってしまい、ラティたちは薬草を求めてメトークス山へ。
ラティたちが山頂にたどり着くと、不思議な服をまとった男女2名が、突然ラティたちの目の前に現れた。
ロニキスとイリアと名乗った男女は
「あなたたちを助けるためにやってきた」「この薬草では石化病を治せない」
と語った。
ロニキスとイリアについて行けば、
「自身の生まれ故郷である惑星には、もう二度と帰ってこれなくなる」
と言われたものの、ロークに生きる人たち、何より幼なじみのドーンを救うため、
ラティとミリーは、未知なる宇宙へと旅立つことを決意する。
調べによると、石化病のワクチンを作ることができる宿主(ホスト)が、かつて300年前のロークに存在した魔王であることが判明。
ワクチンを求め、ラティたちは惑星「ストリーム」にあるタイムゲートを用いて、300年前のロークに旅立つのであった――。
以上がSO1のあらすじです。
それなりに簡単にまとめたつもりなんですが、SO1は本格的な冒険に出るまでが結構長いんですよね。
あのTASさんでさえ、ここまでに1時間以上はかかるという(笑)
戦闘が楽しい!
スターオーシャンの魅力といえば、やっぱり戦闘!
それは初代でも例外ではなく、リアルタイムに繰り広げられる戦闘がかなり楽しいです!
やってることはAボタン連打なんですけど、画面を動き回るキャラクターが見ていて飽きないので、最後まで戦闘を楽しめます。
もう1つ外せないSO1の戦闘の魅力といえば、
戦闘中に奥義を閃くシステム!
特定の必殺技を使っていると、使用した必殺技の上位版である"奥義"を低確率で閃くことがあります。
閃いた奥義はその場で発動しますので、その瞬間がたまらなくワクワクします!
そしてスターオーシャンおなじみの
「アイテムクリエーション」と「プライベートアクション」。
こちらも初代から登場しております。
アイテムクリエーション・プライベートアクションって?
「アイテムクリエーション」は、
消費アイテムを利用して新たなアイテムを生み出すシステム。
たとえば「調理」なら「肉類」を使って「ハンバーグ」などを作り出すことができ、
「細工」なら宝石類を使って、アクセサリを作り出せます。
このアイテムクリエーションを使いこなすことができれば、強力な武器防具も作成でき、冒険をサクサク進めることができるようになります。
「プライベートアクション」は、行く先々の村や町で、自由行動している仲間と会話をして、親睦を深めるシステム。
スターオーシャンには各キャラクターに「感情値」というパラメータが存在しています。
プライベートアクション中に現れる選択肢で、相手が喜ぶほうを選ぶと感情値が上昇します。
感情値が高いと戦闘を有利に進めることができるようになったり、エンディングに変化が現れたりします。
このプライベートアクションを見るのが楽しくて、私なんかは本編そっちのけでやってます(笑)
まとめ
どうやら納期が厳しかったらしく、いろいろと未完成感が漂う作品ですが、そんなところも含めて今なおファンに愛され続けています。
SFC末期に発売されただけあって、グラフィックは今見てもきれいで、遊ぶには十分だと思います!
現在でも遊べる環境がある人は、ぜひ遊んでみてください!