(↑前回はコチラ)
ドラクエ7のストーリーおさらい第3回目です。
今回は、雨ごいの町・ダイアラックのお話です。
滅びた原因・ボス
【滅びた原因】
人間が石化する雨が降り注いで、町民が全員石化したため。
【ボス】
なし
登場人物
・クレマン
たまたま買い出しで町を離れていたため、助かった青年。
買い出しから戻ったら、結婚する約束があった。きれいなフラグ
石化から50年が経過し、現在はおじいさんに。
・ヨゼフ
石化の雨が降った時、地下室にいた少年。
地下で風をしのいでいたため、ほかの町民と違って風化していなかった。
オリジナル版からの変更点
オリジナル版では、石化した町民全員の当時の記憶を見ることができましたが、3DS版・スマホ版ではかなり簡略化されています。
クレマン、ヨゼフに近しい人物のみ過去の情景が見られるようになっているため、ヨゼフの隠れ場につながる道へのヒントが分かりやすくなりました。
現代によみがえってからは、ダイアラックは移民の町へと生まれ変わります。
この移民の町も、オリジナル版とリメイク版では、仕様が大きく異なっています。
オリジナル版は、さまざま町で住む場所を探している人を見つけ、移民の町を紹介することで町がどんどん発展していきました。
移民の町は集めた住人のタイプによって、形が大きく変わりました。
(例:商人をたくさん集めると、バザーの町になる)
3DS版・スマホ版では、人間化したモンスター(←!?)を集める町に変更されています。
移民キャラは固定のため、オリジナル版より自由度が下がりました。
また、移民の町でのみ使える石版が存在し、使用した石版に対応したモンスターが登場する世界に行けるようになりました。
これにより、モンスターの心集めがかなり楽になりました。
大体のお話
- ある年のあまごいの儀式で、灰色の雨が降り注ぎ、町民が石化してしまった。
- クレマンが持っていた石化を解くアイテムを使うと、当時地下室にいたヨゼフだけが無傷で復活した。
- クレマンとヨゼフは、石化の雨の危険性を世界中に伝えるため旅立った。
現代
感想
このエピソードではボスが登場せず、お話を進めるだけで解決するという珍しい構成になっています。
人が石化してしまって、風化してしまった石像はもう元には戻らないって、今だと「Dr.STONEかよ!」とツッコんでしまいますね。
もちろんDr.STONEのほうが、ドラクエ7よりずっと後の作品なんですけどね。
ていうかDr.STONEの連載が始まったころは「ドラクエ7じゃねーか!」とツッコんでいたことを思い出しました。
オリジナル版だと、ダイアラックで石化した住民全員の当時のエピソードが見られたのですが、3DS版・リメイク版では簡略化されていました。
全員分の何気ない日常が見られるのが好きだったので、省略されてしまったのはちょっと悲しかったです。
「買い物から帰ったら、自分の住む町の人が全員石になっていた」とか嫌すぎますね。
クレマンは一体どんな思いで、石像と共に50年を過ごしたのでしょう。
50年の間に石化を解くアイテムを入手した時、きっと真っ先に婚約者の石化を解きに向かったのではないでしょうか。
しかし時すでに遅く、風化してしまった石像の石化を解くことはできませんでした。
「もう少し早くアイテムを入手出来ていれば」そう悔やまない日はなかったことでしょう。
なんやかんやで主人公らがそのアイテムを引き継ぎ、唯一ヨゼフだけ石化が解除されました。
それを知ったクレマンは大変喜びますが、いきなり両親や友達がいなくなったと知ったヨゼフがかわいそうですね。
見たところまだ幼い子どものようですし、両親がいなくなって寂しくないわけがないでしょう。
という私の心配をよそに、ヨゼフはクレマンと一緒に旅立ちました。すげーな。
2人は石化の雨の恐ろしさを世に伝えるため、旅立ったのです。
旅立つ前にクレマンは、「町に人はいなくなるが、町の命とは場所を守ることではない。我々が生きていれば、同じように町の命も生き続けると思う」という言葉を残していきました。
「町の命は場所を守ることではない」というワードに、どうやらキーファは感銘を受けたようです。
のちのキーファの行動は、この時からうっすら考えていたのではないのでしょうか。
ダイアラックの2人のその後は、また別の機会に語られます。乞うご期待。
【ダイアラックでの教訓】生きてさえいれば、町の命も生き続ける。
(↓次回はコチラ)
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