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ドラクエ7のストーリーおさらい第2回目です。
今回は、火山の村エンゴウのお話です。
滅びた原因・ボス
【滅びた原因】
火山が爆発したため。
【ボス】
炎の巨人
登場人物
・パミラ
占い師のおばあさん。
薬師や神父の役割もできるすごい人。
昔はエンゴウの村長と良い仲だったらしい。
オリジナル版からの変更点
3DS版・スマホ版では火送りの儀で使う炎が、手にたいまつを持つのではなく、頭の上に乗せる形になっていました。
大体のお話。
- 占い師のパミラが、エンゴウの近くにある火山の爆発を予知した。
- 村の全員にそのことを伝えるが、火山に火を送るお祭りは伝統行事のため、誰も聞く耳を持たなかった。
- 主人公たちが元凶を倒し、爆発の原因の黒い炎を消したことにより爆発は阻止された。
現代
- 過去の村長は事件後「今以上に炎の神をあがめていく」と話していたが、現代ではお祭りの風習はなくなっていた。
- 現代の村長は温泉を作ったり、山を見世物にできないかと検討していたり、村おこしに躍起になっていた。
- お祭りの主役である火山は、すっかりさびれていた。
感想
魔物の策略により、伝統のお祭りを続けると、火山が自動的に爆発するような仕掛けになっていました。
自分の手が汚れないようにしているあたり、ドラクエ7のボスってなんというか、セコいですよね。
伝統のお祭りを利用するあたりが、本当にいやらしい。
過去の村長が「これからは今以上に炎の神をあがめていく」と言っていたのに、現代では風習が廃れてしまっていました。
これについて、マリベルは「面倒だったし、お祭りはなくなって良かったんじゃない?」と好印象を抱いていました。
でも私は、火山を大切にしていた過去のエンゴウの民を見てきたため、「伝統を継いでいかなくて、本当にいいのかな?」と結構複雑な気持ちでした。
「神」とあがめてきた火山まで、見世物にしようとしてる始末だし…
私は田舎生まれで、古い風習もそこそこ残っている土地で育ったため、余計にそう思うのかもしれません。
まあ、若者が古い風習を捨てて、新しい世代を築き上げていく時というのは、そういうものなのかもしれないですね。
私のような古い風習にこだわる人間は、せめて若者が築く新しい時代の邪魔にはならないように気を付けたいですね。
ところで過去のパミラと村長は、昔けっこう良い仲だったらしいです。
マリベルは「そんなことには最初から気付いていた」と言っていましたが、私はまったく気付きませんでした。みなさんはいかがでしたか?
「火山が爆発する」というパミラの預言に、村長はまったく聞く耳を持っていませんでしたが、ひょっとしたらパミラと昔アレコレがあって、意地になってた部分もあったのかもしれないですね~。
このエンゴウのエピソードですが、過去でパミラのお願いを断り続けると、そのまま火山が爆発する悪夢を見るENDになってしまいます。
キーファとマリベルから「見損なった」とボッコボコに言われてしまうので、ドラクエの選択肢でとりあえず「いいえ」を選ぶ病の人は気を付けましょう。
【エンゴウでの教訓】時代は移り変わるもの。古い時代の人間は、新しい時代を見守りましょう。
(↓次回はコチラ)
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