なくらの冒険の書。

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主に漫画・アニメ・ゲームについて語るブログです。

七人のナナの感想。

七人のナナとは…

・なんか主人公が7人に分裂するやつ!

 

この程度しか内容を覚えていなかった私ですが、アニメ配信サイトで全話視聴を終えましたので、軽く紹介文を書いていきたいと思います。

 

あらすじ

主人公の鈴木ナナは、憧れの神近くんにバレンタインのチョコレートを渡そうとしますが、失敗!

来年は受験生になるナナ。受験生には、バレンタインなんてない!

きっと神近くんとは、違う高校に進学することになるでしょう。

だって彼は超優等生!

それに引き換え、ナナの成績はとても良いとは言えません。

だから今年が最後のチャンスだったのに、と、チョコを渡せなくて落ち込むナナ。

 

その日、発明家の祖父の実験中の機械に巻き込まれ、なんと7人に分裂してしまったナナ。

分裂したナナたちに、神近くんと同じ高校に行くため、猛勉強を勧められます。

すべては神近くんに、もう1度告白するため!

こうしてナナの、ナナたちの、受験勉強は始まったのでした…。

 

個性的なナナ

分裂する前のオリジナルのナナは、特に取り柄のないごく普通の女の子ですが、彼女から生まれた6人のナナは、みんな個性的でした。

おこりんぼうだったり、泣き虫だったり、ずっと笑っていたり、すごく勉強ができたり。

 

特技も何も持たないナナは、自分からこんな様々なナナが生まれたことに驚きますが、親友の瞳ちゃん曰く「ナナは昔はいろんな顔を持っていた」とのこと。

きっと彼女たちは、成長するにつれて忘れてしまっていた「ナナの可能性」の象徴なんでしょうね。

 

テーマは「受験」

上記のようなあらすじのアニメなので、本編も受験勉強に追われる、ナナの様子が描かれます。

受験生には夏休みも、クリスマスも、お正月だって無い!

(と、言いながらしっかりどのイベントもやってますが…)

 

他の6人のナナや、いじわる3人組の妨害にも負けず、まっすぐに立ち向かうナナ!

ナナの想いが通じたのか、だんだん他のナナや、いじわる3人組もナナに協力してくれるようになります。やったね!

神近くんとも少しずつ距離を縮めながら、ナナは迫りくる高校受験へ…!!

 

ナナレンジャー!

7人になってしまったナナですが、彼女らは分裂するときに触れた「プリズム」(ハート型のガラスのようなもの)の力により、ものすごい力を発揮することができます!

車だってひょいひょい持ち上げられるし、空だって飛べちゃいます!

 

でも、7人のナナは全員同じ顔。

周りの人に、分裂してしまったことを説明するわけにもいかないので、オリジナルのナナ以外は基本的に外に出ることもできません。

それならば、顔を隠せばいいじゃない!

ってことで、ひょんなことから7人分のヒーロースーツをGETしたナナ!

プリズムの力を使って、時には町の平和を守る戦士に!

それゆけ、ぼくらのナナレンジャー!

 

受験番号623

受験生のお友だち(?)のラジオも作中に何度か登場します!

「受験番号623」というタイトルのラジオで、DJは623(むつみ)さんが務めています。

この623さんですが、「ケロロ軍曹」からのゲストキャラクターです。

七人のナナのキャラクター原案は、ケロロ軍曹の原作者・吉崎観音先生がやっていますので、その関係でゲストキャラに選ばれたのだと思います。

 

ちなみに神近くんと623さんの声は、どちらも石田彰氏が演じています。

お陰で石田彰さんの出番が比較的多かったりしますので、石田ファンの皆様にもオススメできるアニメと思います(笑)

 

まとめ

『私の恋と受験はどうなっちゃうの?』

毎度この台詞で締めくくられるこのアニメ。

好きな人が受験する、それだけの理由で志望校を決めるのは正直私もどうかと思うのですが(笑)

でも!恋も勉強も!遊びだって真剣に!

そういう人生の選択もアリなのかなあ、なんて思ったり。

 

受験生には見ててツラいところもあるかもしれませんが、「受験生」なんて響きが懐かしくなっちゃった、そこのアナタ!

七人のナナ」を見て、あの頃を思い出してみてはいかがですか?