なくらの冒険の書。

なくらの冒険の書。

主に漫画・アニメ・ゲームについて語るブログです。

サガフロのブルー編をクリアしました。

先日、サガフロンティアのブルー編をクリアしました。

記念に感想だったり、考察だったりする記事を書いていきたいと思います。

ネタバレもありますので、プレイ中の方はご注意ください。

 

 

ブルー編のストーリー

 

さて、この記事を読んでいらっしゃる方はきっとご存知の通り、ブルー編はラスボス戦中に「THE END」の文字が現れて、いきなり終わります。

とりあえずこれについての考察に入る前に、まずはブルー編のストーリーをフワっとまとめたいと思います。

(この節は読み飛ばしOK)

 

 

マジックキングダムで修了式を迎えたブルーは、双子の片割れのルージュの抹殺命令を受ける。

なんでも、双子だと不完全なので、倒さにゃならんのだとか。

 

なんだかんだで各地で修行し、ある程度力を蓄えたブルー。

ついに迎えたルージュとの決戦。そして勝利!

すると、なんかルージュを吸収しちゃってました。

そして気付きます。「もともと自分たちは1人の人間だった」と。

 

「どういうこっちゃ」とマジックキングダムに帰還するブルー。

そこには、大量のモンスター、崩壊したキングダム、倒れている人々がいました。

 

なんか裏口みたいなのがあったので、そこに入ると、カプセルに入った赤ん坊がたくさんいました。

そして理解します。

「キングダムは人為的に赤ん坊を2人に分け、殺し合わせていた」と。

ブルーは激怒しますが、そこに居た人いわく、

「我々はすべてのリージョンを守る使命がある。そのための犠牲だ」とのこと。

 

突然降りかかる真相に困惑しながらも、ブルーはカプセル内に居る赤子を守ることを決意。

モンスターが湧き出る地獄に向かうことにします。

そしてついに地獄の最深部に!

地獄の君主を弱らせれば、もう1度封印することができるはず!

 

地獄の君主に戦いを挑むブルー。

戦いに勝利したのは――――

 

THE END

 

 

大体こんな感じですね。

ゲーム内の情報では、ブルーが勝ったのか負けたのかもよく分からない感じです。

 

 

THE ENDについて

このラストを見て、正直最初は「スッキリしないな」と思いました。

だって、地獄の君主を倒して、キングダムに帰って、それからエンディング~って思うじゃん?

戦闘中に「THE END」って…

 

で、このブルー編というのは、ブルーたちの運命はご想像にお任せします~系みたいなので、色々と考察をネットサーフィンしてみました。

ここから先は、ネットで見かけた意見は青字で、私が疑問に思った点は赤字で表記していきたいと思います。

 

 

『そもそもブルー編は、ルージュとの戦いで完結している。

そこから先の話はエンディング』

これは結構見かけた意見です。

(ていうか今見つけたけど、河津氏がハッキリ「そう」とインタビューで答えてる)

なるほど、確かにルージュ戦の後にスタッフロールが流れていますね。

それ以降が全てエンディングだと考えると、エンディングらしいエンディングがないこと。

それからラスボスとの決着が、しっかり描かれていないことにも納得ができます。

「ブルーの勇気が、世界を救うことを信じて…!」ってやつですね。

あれ、これはなんか違う?

と、とにかくそんなニュアンスだと思います。

 

 

で、地獄に向かう前の「お前たちは本当の…」ってなんだったの?

「お前たちは本当の双子だったんだ」と言おうとしていた。

これは「サガフロンティア解体真書」って本で、ディレクターの河津氏が回答しているらしいです。

ほぼ公式と見てよさそうですね。

なんと、ブルーとルージュは人為的に2人に分けられたのではなく、

ガチの双子だったみたいです。

 

 

じゃあ本当の双子なら、なんで1人になることができたの?

逆。キングダムで産まれた双子には、もともと融合する力があった。

だからキングダムは人為的に双子を造り始めた。

これはマジで「なるほど」と思いました。

でもこの疑問については別意見もありました。

 

ブルーとルージュは、産まれてから融合する力を

人為的に埋め込まれた。

うーん、なるほど。こっちも納得のご意見。

個人的には前者のほうが好きかな…。目から鱗だったもので…

 

 

 

そして本題。

結局ブルーはどうなったの?

ここから先は、いろいろ見かけた気になったやつを挙げていきたいと思います。

 

・自らの命と引き換えに、地獄を破壊した。

なるほど。地獄さえ破壊しちゃえば、もう双子造る必要もなくなりますよね!(たぶん)

ていうか、この地獄っていうのは、

キングダムが天国を作ろうとしたら失敗ちゃった~って空間

らしいので、破壊できるのならそれが1番だと思います。

ブルーはルージュを吸収してものすごい力を手にしたので、きっと地獄を破壊することだってできる!はず!

 

 

・地獄の君主が弱ったので「今だー!」って感じで

外の人間に地獄と一緒に封印されちゃった

これはひどい!けど、時が止まったかのようにゲームが終わるので、この解釈は自分的にはアリ!

人間とはなんて醜い生き物なのでしょうか!

自分が助かればそれでいいのか!

 

 

・地獄の君主は、実は過去にブルーと同じ目的で地獄にやって来た元・術士。

ブルーが新たな地獄の君主となり、歴史は繰り返される。

これもいいですねえ。この「どうしようもならない」感…。

この鎖はどうにもならないのか…

 

 

 

全然ハッピー予想がないんですけど、なんでもブルー編は

開発中は非常に救いの無い結末が用意されていたらしく、それが軌道修正されて「結末不明」となったらしいです。

まあ、生まれ育ったキングダムは崩壊してるし、見知った人もみんな死んじゃっただろうし、

ハッピーエンドは難しそうだよねえ…

 

 

 

考えてみた。

今まで人の意見を見てばかりだったので、自分もちょっと考えてみました。

とりあえずブルーは地獄の君主を倒して、無事地獄を脱出できたってことにします。

そこから話を暗くしていくことにしましょう(?)

 

地獄を封印したブルーは、かなり強い力を手にした自分でも、地獄の君主を倒すのに相当苦労したので、

やはり双子の力は必要だ!

と考えるようになります。

そしてマジックキングダムを再建し、校長となり、またある日、地獄の封印が解けて歴史は繰り返すことになる…とか…

…まあ、暗いけど、これじゃ結構ふつうだな…

軌道修正するほどではない…かな?

 

じゃあ、新たに誕生した最強術士に

「お前がこんな酷い実験を始めたのかー!くらえー!!」

とか言って殺されちゃう、とか…

あ、これは結構いい感じに暗いかも…

 

そもそも冒頭にしか出てこない、壁画の謎校長にこそ何か秘密があるのかもしれない。

 

校長は世界最強の術士を倒し、自分が世界最強になりたかった。

そのために、ブルーがルージュを吸収したタイミングを見計らって、地獄の封印を解いた。

実はブルーが地獄の君主を倒して、帰って来るまでが校長の計画通りで、

 

戦いで傷ついたブルーを倒せば、世界最強の魔術士になれます。

ブルーは、キングダムに、特に校長に絶対の信頼を置いていました。

そんな校長に、ブルーは最後、殺されてしまうんです!

地獄に向かったのは、自分の意志だと信じていたブルー。

けれど、それすらも校長の手のひらの上だったのです…!!

 

 

…なんてね★

校長ファンに怒られそうなので、こんなところにしておきましょう。

 

 

まとめ

私自身もなんちゃって考察を書いてみましたが、いかがだったでしょうか。

私はブルー編が初プレイで、現在(2020年9月時点)でもブルー編しかプレイしていないので、もしかしたら他主人公との

矛盾発言もあるかもしれません。

 

それでもいいんです!

だってサガフロンティアは「フリーシナリオ」なのですから!

あなただけの「ブルー編のラスト」を考えてみてください!!

 

 

サガフロンティア

サガフロンティア

  • 発売日: 1997/07/11
  • メディア: Video Game
 

【PS】サガフロンティア 【中古】プレイステーション プレステ

価格:580円
(2022/1/7 21:44時点)
感想(0件)