なくらの冒険の書。

主に漫画・アニメ・ゲームについて語るブログです。

久しぶりにファンタシースター 千年紀の終りにをクリアした感想。

神ゲー

 

マジでこの一言だけで記事を終了してもいいと思っているくらい、説明不要の名作オブ名作です。

 

……え?もう少し説明したほうがいいですか?すみません。

クリア時間は20時間くらい。クリアレベルはルディがレベル45でした。

 

 

シリーズ完結作

ファンタシースター千年紀の終りに(以下ファンタシースター4)は、1993年にセガからメガドライブ用ソフトとして発売されたゲームです。

初代ファンタシースターから続く「千年紀シリーズ」の完結作になります。

 

シリーズ完結というだけあって、過去作のネタがてんこ盛りです。そういった要素が出るたびにニヤニヤしながらプレイしていました。

過去作ネタまで楽しみたい場合は1から通してプレイしていただきたいところですが、いきなり4から始めても問題ないと思います。

 

漫画のようなストーリー演出!

ファンタシースター4では、イベントシーンのほとんどが漫画のコマを連続して見せるような演出になっています。

よしぼん先生の美麗なイラストが、イベントシーンを盛り上げてくれます。

今見るとさすがに「表現が古いな…」と思う部分はあるのですが、それがまた良い味を出していると思います。

 

コンビネーション攻撃!

ファンタシースター4の特徴と言えば、やはりこの「コンビネーション」でしょうか。

味方キャラ同士が同時に技を繰り出して強力な技に姿を変える、いわゆる「連携技」です。

今ではそんなに珍しくもない要素かもしれませんが、セガは1993年にこういったシステムを世に送り出していました。

 

戦闘時の味方キャラクターの行動をあらかじめ登録しておける「マクロ」というシステムもあるので、これを使えばコンビネーション技を発動しやすくできます。

 

ハンターズギルド!

エストを受注→クエスト達成報告をすると報酬がもらえる

という、これまた今では特に珍しくもない要素なんですが、セガは1993年にこのシステムを(ry

 

寄り道要素なので、クリアに至るまでの必須イベントではないです。

しかし、ルディの良いところが見れたりするし報酬ももらえるしで良いことづくめなので、やっておいて損はないです。

余裕があればぜひやっていただきたいです。

 

「そうだん」コマンド!

これも今では珍しくもないシステムですが、仲間と会話する「そうだん」コマンドがあります。

パーティの掛け合いが楽しめる上に、どこに行けばいいのか分からなくなった時に仲間たちが教えてくれます。

昔のゲームはこういうお助け機能があまり無かった印象なので、久しぶりにプレイをした時なんかにありがたかったですね。

 

マシンバトル!

ファンタシースター4では、通常のキャラクターのバトル以外にも、乗り物に乗った状態でバトルをするモードがあります。

コマンドも通常とは変わって、マシンに搭載された武装で戦うことになります。

 

このマシンというのが「ランドマスター」「アイスデッカー」「フロームーバー」の3つで、初代ファンタシースターで登場した乗り物たちです。

初代の乗り物がこういった形で帰って来たのは嬉しかったですね~。

 

過去作ネタが満載!

既にいくつか挙げていますが、ファンタシースター4では過去作のネタがたくさん詰め込まれています。

「アルシュリン」「スライサー使いのおねいさん」「パルマ星から飛び立った宇宙船」とかとか…。

現在のファンタシースターでも受け継がれているものだと、「サイコウォンド」「ニューマン」「ジャコウネコ」「ナウラのケーキ屋」などなど…。

初代ファンタシースターのアレンジBGMが流れた時には、マジで震えました。

 

気になった点

ここまではファンタシースター4の良かった点を主に書いていきましたが、ここからは気になった点を書いていきたいと思います。

 

マシンバトルが難しい

通常戦闘の難易度は程よいと思いましたが、マシンバトルだけは少々難易度が高いように感じられました。

通常戦闘ではキャラクターと敵の多対多の戦闘が繰り広げられますが、マシンバトルでは1体多の戦闘になります。

マシンに搭載されている武装を上手いこと利用しないと、簡単にHPが0になってしまうこともしばしば。

 

ていうか初ゲームオーバーがこのマシンバトルでした。

時には逃げる勇気も必要です。

 

ルディとファルの関係について

ファンタシースター4の感想でよく見られる(?)のが、「エンディングでルディとファルが急にくっついて困惑する」というものです。

私は初プレイの時は「言うほどか?」と思っていましたが、改めてプレイすると「もうちょっと絡みがあっても良かったかな」とは確かに感じましたね。

 

というのも、ルディとファルは時々カップルを通り越して夫婦みたいな会話をしていたり、ファルがルディのことを気にしている描写は確かにあります。

ありますが、これは寄り道要素のクエストや、そうだんコマンドをしっかり見る習慣がある人じゃないと見ない台詞だと思います。

 

じゃあエンディングまでの本編の絡みはどうだったのか?というと、ルディを導く役割をしていたのはスレイだったし、はっきりファルがルディを支えていたのは、ライラとの別れの場面くらいだったような…

スレイは初期からルディへの好感度が高いし、ルディもスレイにDANDAN心を開いていくので、ルディとスレイの関係のほうが丁寧に描かれているんですよね。

ぶっちゃけルディとスレイがくっついたほうが、納得する人が多いのではないでしょうか(←!?

 

ゲーム中のルディとファルの関係はそんな感じだったので、ドラマCDで補完があったのは良かったですね。

つまるところ、ルディはファルのことが外見からめっちゃタイプだったということなのでしょう(←!?

 

 

まあ、私はルディとファルの兄妹のような姉弟のような関係から、落ち着くところに落ち着いたのは素直にめちゃくちゃ嬉しかったです。

ファンタシースターシリーズで1番好きなカップルと言ってもいいまであるので、そういう意味でも2人の絡みはもっと見たかったですね。

二次創作もガンガン見たいレベルです。

まとめ

とにかく名作です。

出来れば初代ファンタシースターから遊んでいただいたほうが楽しめるゲームだと思います。

しかし、1~3は難易度が高かったりで人を選ぶところがあるので、4から遊んでいただいたほうが無難かなあ…と。

 

ファンタシースター4を遊ぶなら、メガドライブミニかNintendo Switch Onlineが遊びやすいのではないかと思います。

ていうかセガサターンプレイステーション2で出た「ファンタシースターコンプリートコレクション」をNintendo Switchでも出していただきたいとずっと言ってるんですが、セガさんその辺りはどうなのでしょうか。

 

 

今ではファンタシースターオンライン(以下PSO)系統のゲームとして有名なファンタシースターですが、PSO以前のファンタシースターだって面白いんですよ!

ということを、もっとたくさんの人に知っていただきたい!!

ので、移植・リメイクだったりまさかの続編を出すだったりなんでも良いんですけど、セガさんどうかお願い致します!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

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