今回は小説版のスターオーシャンブルースフィア(以下BS)の紹介です。
BSの小説版は2種類あるのですが、今回はエニックスより発刊された、梅村崇氏が書かれたほうの小説版の紹介をしていきます。
「なんで2種類あるんですか?」とか聞かれてもぶっちゃけ知らないので、そのへんは詳しい人に聞いてください。
さて、著者の梅村崇氏についてなんですが、以前紹介した小説版SO2も書かれていた方ですね。
SO2の時はお二人で書かれていましたが、今回はお一人で書いてるみたいです。
これについても「なんで今回は1人で書いてるの?」とか聞かれても知らんので、詳しい人に聞いてください。
小説版SO2の紹介記事はコチラです↓
最終的な主人公はオペラ
BSのストーリーはオペラ&エルネストが未開惑星に墜落して、そのSOSをプリシスが受け取るところから始まりますので、最初はプリシス視点で物語が描かれます。
で、そのままずっとプリシス視点で描かれるかと言われると、そうでもありません。
未開惑星エディフィスに降り立ってからはパーティを分けることもあって、ある時はセリーヌ視点だったり、またある時はボーマン視点だったり、結構視点が変わります。
で、最終的にはリヴァルと1番関わりの深かったオペラが主人公に落ち着く感じです。
作者コメントいわく「オペラを中心にしたことで、割を食ってしまったキャラもいる」とのことですが、ちゃんとどのキャラにも活躍の場はあったと思いますので、その辺りはご安心ください。
小説版SO2との繋がりがある
前述のとおり、梅村氏は小説版SO2も書いていたためか、小説版のSO2の内容もチラッと出てきます。
十賢者戦の内容が主です。
なので、前作の小説版SO2も読んでいたほうがよりこの作品を楽しめるのではないかな、と思います。
あと、このBSの小説版はSO2のと同様に、戦闘描写が結構痛そうです。
大好きなあのキャラが痛い目に遭ってるなんて、耐えられない!という方は注意が必要かもしれません。
プライベートアクションも盛りだくさん
原作のBSにもプライベートアクション(以下PA)がたくさん収録されているのですが、小説版BSでもいろいろ収録されています。
例を挙げると
・友だちにドラマの録画をお願いするプリシス
・虫を嫌うセリーヌ
・女の子に仕事を見つけてきてあげるチサト
・プリシスに武器を改造されるのを拒否するオペラ
・エルネストにエディフィスの魔物について相談するレオン
などなど、パッと思い付くだけでもこれだけあります。
小説版で描かれているPAは他にもありますので、ぜひご自身で確認してみてください!
霧海氏のショートストーリーも読める
この小説版BSでは、小説版PAを書かれていた霧海氏のショートストーリーも読めちゃいます。
章の終わりの幕間に、キャラクター紹介も兼ねて2人1組の小話が描かれています。
クロードとレナ、エルネストとオペラ、レオンとプリシス……こんな感じの組み合わせの小話です。
あとの組み合わせがどうなっているのかは、ぜひご自身で(ry
霧海氏の小説版の紹介記事はコチラです↓
sonicx861.hatenablog.com
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エディフィスのギフトはムーア人のもの?
原作ゲームでは特に語られていなかったと思いますが、
・エディフィスの言語が地球語に近い
・ロークとエディフィスで発見されたコンピュータの型番が近い
だとか、エディフィスの人々はムーアの末裔っぽいことが小説版では語られています。
SO3の公式設定資料集にもそれっぽいことが書かれていますので、これは小説版から逆輸入された設定なんでしょうか。
知らんので詳しい人に聞いてください。
ていうかロークにファーゲットといい、ムーア人飛ばされ過ぎやろ。
まとめ
短い尺の中で、ブルースフィアの物語を描きながらPAも回収し、小説版SO2の要素を盛り込むという、素晴らしい構成だと思います。
あと個人的な注目ポイントは、序盤でクロードの母親が登場しているところですかね。(尚、名前は登場しておりません)
クロードの母とレオン&プリシスとの絡みがちょっとだけ描かれています。
「BSのストーリーってどんなだったっけ?」という時に向いているのは、こっちのほうかな~と思いますので、気になった方はぜひぜひ読んでみてください~。
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