なくらの冒険の書。

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主に漫画・アニメ・ゲームについて語るブログです。

CDドラマコレクション スターオーシャンセカンドストーリー の紹介②

sonicx861.hatenablog.com

 

以前紹介したSO2のドラマCDですが、これには実は第2巻が存在するので、今回は第2巻の紹介をしていきたいと思います。

 

収録タイトルは以下の3本です。

・第1話 港町ハーリーにて

・第2話 紋章兵器恋物語

・突然おまけ物語

 

 

第1話

「港町ハーリーにて」

こちらはレナ編のハーリーでのPA、エラノールとユールのお話をMIXしたような物語が描かれています。

(エラノールのPAはクロード編にもありますが、今回はボーマンがおらず、アシュトンが出演していたのでこのように書きました)

以下は大体のお話の内容。

 

 

港町ハーリーに着いたクロード一行。

そこで倉庫で複数人に襲われている少年・ユールを発見します。

ユールはクロードたちに助けてもらいますが、お礼も言わず立ち去ってしまいます。

慌ててその場を去ったため、ユールはその場に、ハンカチを落としていたことに気が付きませんでした。

クロードたちがハンカチを拾い上げると、それには「エラノール」といった刺繍が入っていました。

 

クロードたちに押し付けられて(ひどい)

1人エラノールにハンカチを届けに行くことになったアシュトン。

聞けばエラノールは病気で外に出ることができないため、ユールが窓の外から投げ入れてくれる、ハンカチにくるんだ「外の世界のもの」(花とか?)を楽しみにしているとのことでした。

気の毒に思ったアシュトンは、エラノールの病気を治せないかとレナに頼んでヒールをかけてもらいますが、彼女には全く効果がありませんでした。

医者曰く「メトークス」という幻の薬草なら治せる可能性がある、と言いますが、どこにあるかまでは分かりませんでした。

 

「メトークス」の名を聞いて

「さっき高級ピアスを買った雑貨屋で見た」というセリーヌ

それを聞いていたユールは、一目散にその雑貨屋へ走っていきました。

しかし、クロードがセリーヌの持つ高級ピアスを見せてもらうと、それは「ダサダサなピアス」でした。

セリーヌの言う雑貨屋はインチキなお店だったのです。

 

そうとも知らず、雑貨屋に置いてある「メトークス」を盗み出したユール。

レナたちが雑貨屋に着いた頃には、ユールは既に店におらず、ユールはなにを盗んでいったのかを店主に尋ねると、「メトーク"ズ"」という毒薬を持って行ったと言います。

急いでユールを止めに行きますが、時すでに遅し。

エラノールは毒薬を飲んで危篤状態に。

ユールはインチキ店主と繋がりのあった、ザンド商会に連れ去られていました。

 

薬草の場所が分かれば、エラノールを助けることができるかもしれないのに、と苦悩するクロードたち。

そこで、見かねたギョロとウルルンが「ラスガス山脈にある」と教えてくれました。

2匹を払い落とすための魔鳥のなみだもそこにあるため、今まで知っていながら教えなかったと言いますが、

アシュトンがあんまりにも落ち込んでて、気の毒だから教えてやった、とのこと。やさしい。

 

クロード・アシュトンはメトークスを取りに。

レナ・セリーヌはユールを救出に。と、二手に分かれることになりました。

ザンドの屋敷に突入したレナとセリーヌ

ついにユールを発見した頃には、彼はレナにも治せないほど弱っていました。

どうやらザンドたちにボコボコにされたようです。

自分がエラノールに運んだものは毒薬と知らないユールは

「エラノール…元気になった?」とレナに尋ねます。

「ええ、元気になったわ。今度、船に乗せて欲しいって…」

レナはそう言ってユールを励ましますが、ザンドらから受けたダメージは相当だったようで、そこで力尽きてしまいます。

ユールの死に涙するレナの背後に現れたのは、諸悪の根源・ザンド。

ユールの仇を取るため、レナとセリーヌはザンドを打ち倒しました。

 

 

エラノール宅に戻ったレナとセリーヌ

しかし、クロードとアシュトンはまだ戻っていませんでした。

「もうダメだ」と諦めてる主治医にセリーヌが喝を入れていると、ちょうどそこへメトークスを持った2人が帰ってきました。

「もう遅い」と薬草の投与を渋る医者に

「いいから早くやれよ!」と迫るアシュトン。

アシュトンの気迫に押され、医者がエラノールに薬草を与えると、エラノールの顔色が良くなり、目を覚ましました。

 

「奇跡だ…」

医者を始め、レナたちもエラノールが元気になったことを喜んでいると、エラノールはレナに尋ねました。

「ユールはどこにいるの?」

エラノールの問いに、レナはこう答えます。

「ユールは…窓の外から見ているわ…」

 

おしまい。

 

 

 

大体こんな感じです。

話の順番が多少おかしい部分があるかもしれませんが、大体なので許してください。

 

今回のお話はレナ編の2つのPAをミックスした形で描かれていました。

ゲームだとザンドを倒すとユールは助かり、レナといい感じになるのですが、

このドラマCDではなんと死んでしまいます。意外だった…

 

上では紹介できませんでしたが、

・ユールに自分は船乗りだと告げるクロード(宇宙戦艦だけど)

・ユールに「レナばばあ」と言われて「殴っちゃおうかしら…」と怒りに震えるレナ

・高級ピアスを得意げに見せびらかすセリーヌ

・「薬草なんか見つかりっこない」と諦めムードだったため、クロードにビンタされるアシュトン

 

この辺とかも見どころなんじゃないかな~、と思います。

冒頭の語りなんかはアシュトンが担当しているため、アシュトンファンは必聴です。

 

 

第2話

「紋章兵器恋物語

紋章兵器研究所~ラクアでの最終決戦前夜までが描かれています。

 

今回の語りはクロードが担当しており、カルナスが十賢者によって撃墜されるところから始まります。

その時ロニキスは「クロードがここに居なくてよかった…」とつぶやいており、最期まで息子のことを想っていたことが分かります。

第1話に引き続き、第2話もシリアスなのか…

 

 

ところがどっこい。

第2話目はなんとギャグです。

「父親の死を思い出して落ち込んでいるクロードを見て

彼なりの優しさを見せるディアス」

とか、真面目な部分もあるのですが、ギャグ寄りです。

 

その証拠に、紋章兵器研究所で自らの過去を知り、落ち込んでるレナに対してクロードはこのようなことを言います。

「準備に時間がかかるから、レナの誕生日は早めに用意しないと。

次は7億18歳になるんだっけ?」

……おい。

次の瞬間には、レナにぶん殴られていました。

年齢について、結構気にしていたようです。

 

そのままファンシティでの対十賢者戦でも、十賢者たちもこのギャグワールドに巻き込まれていました。

メタトロン「メタガード!ははは、効かん効かん!!……あ、切れた」

クロード「みんな今だー!」\ボコボコーン★/

って感じで描かれています。

いやいや、確かにメタトロン戦ってそんな感じかもしれないけど…

 

最後にラクアの最終決戦前夜。

海岸沿いでクロードの隣にいたのは、もちろんレナ。

……ではなくて何故かディアス。

ええ…(困惑)

 

なんでも、本番(レナ)前に、ディアスに予行演習に付き合ってもらっていたんだとか。

ええ…(困惑)

そこをプリシスに見られてあらぬ誤解を受けたりしましたが、なんとかレナの元にやって来たクロード。

ディアスに練習してもらったお陰もあってか、結構いい感じ。

 

そこでクロードはレナに「スターダストリング」をプレゼントしました。

クロード曰く「レナの年の数だけダイヤがはめ込んである」とのこと。

しかしレナは「なんか…ダイヤが多くない?」と言います。

小さなダイヤが十数個に、大きなダイヤが7つ……

これはまさか…

 

「さすがに7億個もダイヤを用意できなかったから、大きなダイヤはその代わりで~」

そう言って笑うクロードは、やはりレナにぶん殴られてしまうのでした。

おしまい。

 

 

2話目は大体こんな感じです。

ディアスの一人称が「私」だったり、何故か「アーム"ズ"ロック」の町になっていたりだとかツッコミどころはあるのですが、

しっかり笑えたので満足度の高い出来になっていると思います!

 

「7億歳」を2度もネタにするクロード…。

なぜ何も学ばないのか…(笑)

クロードとディアスのライバルであり、兄弟っぽさも感じる会話とか、聴きどころも充分ですので、是非聴いてみてほしいです!

 

 

突然おまけ物語

最後に収録されてる短編。

これはマジでカオスです。

もう第2話が目じゃないくらいにカオス。

 

クロードの最初の発言はなんと、

「僕は同人デビューする!」

 

…ん?

 

「十賢者が新兵器完成させるのが10日後だから、7日で同人誌作って、3日で十賢者を倒せばいいんだよ!」

 

ええええ…

 

クロードはハーメルンを書いて、アシュトンは守護月天を書くとか。

レナは何故か今にも「こにゃにゃちはー」と言いだしそうな関西弁で喋りだし、新人声優の野川さくらさんと話し始めます。

 

なんのドラマCDなんだ、これは…

 

 

そして何だかんだで同人誌を完成させた一行ですが、そこに何故かミカエルがやってきます。

「スピキューーーーーール!!!!!!」

ミカエルの得意技で、クロード達が苦労して作った本も燃やされてしまいました。

 

そして怒り狂ったクロードたちは、ミカエルをボコボコの返り討ちにするのでした。

…おしまい★

 

 

…いや、もうほんとカオス。

このカオスっぷりは是非ともご自身で聴いていただきたいです。

 

 

 

まとめ

今回は大体の内容と共にドラマCDの紹介をしてみましたが、いかがだったでしょうか?

 

第1弾は本編を元にしたシナリオだったのでシリアスだったのですが、今回は結構ギャグがメインみたいになってます。

特にオマケがあまりにも自由過ぎるのですが、これもう今の時代ではできないんだろうなあ(笑)

クロード一行の魂の同人誌制作現場!

まだ聴いてない方は、是非聴いてみてください!!